福島県 飯坂温泉 青葉旅館へ行ってきました。
飯坂温泉は、奥州三名湯のひとつとされ、歴史・規模ともに日本を代表する福島県の名泉です。
青葉旅館は、昭和レトロな数寄屋造りの館内の独特の内装が素晴らしく、たくさんの小鉢からなる豪華な食事が有名な老舗宿です。
今回は青葉旅館の2022年リニューアル後客室で露天風呂付の「別館 特別室」に宿泊してきました。
この記事では、飯坂温泉 青葉旅館がどんな宿なのか、露天風呂付きのお部屋、貸切のお風呂、自慢の夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【福島県 飯坂温泉♨️青葉旅館】昭和レトロな素敵宿!驚きの小鉢料理をご覧あれ
福島県 飯坂温泉 青葉旅館 露天風呂付き別館特別室に宿泊してきましたので、客室、お風呂、夕食と朝食、館内の様子までブログでご紹介します
飯坂温泉 青葉旅館 基本情報
飯坂温泉郷とは
飯坂温泉は、福島県福島市にある温泉街で、歴史・規模ともに日本を代表する名泉とされており、宮城県の鳴子温泉、秋保温泉とともに、奥州3名湯とされています。
飯坂温泉は奥羽地方有数の古湯であり、伝説によると古事記に登場するヤマトタケルノミコトの時代から存在したとされています。また、松尾芭蕉の「おくのほそ道」にも登場します。
現在の飯坂温泉街は、摺上川を挟んで60棟以上の旅館が立ち並んでおり、福島市街からも近く、交通の便の良い温泉地です。
飯坂温泉 青葉旅館 基本情報
青葉旅館 基本情報
飯坂温泉 青葉旅館の公式ホームページはこちら。
青葉旅館の創業は昭和2年、90年以上の歴史をもつ老舗宿で、昭和初期に建てられた数寄屋造りの建物は、所々に職人の技巧が凝らされており古き時代の良さを感じる事ができます。
天井一面に萩の木を使ったお部屋や、究極の天然素材である杉皮の天井。現在は製造されていない貴重なガラス扉など、館内は至るところが美術品のようです。
青葉旅館の自慢は百菜百味の彩膳。山海の厳選素材を使用した20品〜40品の小鉢に入ったお料理は、魚介類は宮城県塩釜港からの直行便、野菜は自家菜園や天然ものを山に採りに行って用意されます。
客室は全10室とプライベート感十分で、お風呂は3つすべて貸切風呂となっています。
- 客室数:全10室
- 駐車場:12台 無料(予約不要)
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:10:00
飯坂温泉 青葉旅館 場所
住所:〒960-0201福島県福島市飯坂町東堀切7
TEL :024-542-3346
【宿へのアクセス】
自家用車:東北自動車道 福島ICより約7分
JR:飯坂温泉駅より徒歩にて約12分
青葉旅館 客室
お部屋は全10室あります。
- 和室
- 別館 特別室・・・2022年リニューアルした露天風呂と内湯は源泉掛け流し
- 特別室 極み 藤・・・中庭を見渡せる内湯は源泉掛け流し
- 準特室 はなれ・・・内湯のみで源泉掛け流し
今回宿泊するのは別館特別室となります。
飯坂温泉 青葉旅館 温泉について
青葉旅館は飯坂温泉の自家源泉、いずれも源泉掛け流しとなっています
泉質:アルカリ性単純泉
pH: 8.5
泉温: 60.8℃
青葉旅館のお風呂は露天風呂が1つ、内湯が2つ、いずれも貸切風呂となっていて、空いていれば24時間入浴できます。
今回の宿泊プランの紹介
楽天トラベルから予約
今回は楽天トラベルで予約しました。
今回のプランは2022年4月リニューアル!露天風呂付客室×特別膳でゆとり泊~特別室【別館】《お部屋食》
宿泊費は1泊2日、2食付き、家族3人(大人2人、子供1人)で107,800円(大人38,500円x2、子供30,800円)でした。
福島県 飯坂温泉 青葉旅館に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します
宿の概要
今回は福島県 飯坂温泉 青葉旅館をご紹介します。
飯坂温泉は、福島市にある温泉街で、歴史・規模ともに日本を代表する古湯・名湯とされており、宮城県の鳴子温泉、秋保温泉とともに、かつて奥州3名湯と呼ばれました。
青葉旅館は90年以上の歴史をもつ昭和レトロな数寄屋造りの老舗宿で、百菜百味の彩り膳といわれる、40品にも及ぶ豪華小鉢料理が自慢です。
今回は2022年4月にリニューアルした温泉露天風呂付き特別室に宿泊しました。
この記事では、特徴的で素晴らしいお料理を中心に、歴史を大切にしつつ新しさを取り入れたリニューアル後のお部屋とお風呂まで、フルレビューします。
見どころたっぷりの記事となっていますので、是非最後まで御覧ください。
青葉旅館前は車一台やっとの細い小道になっています。
青葉旅館に到着しました。
青葉旅館の創業は昭和2年、創業90年以上の老舗宿で、現在の若旦那が三代目となるそうです。
門の脇には立派な松の木がありました。
門の脇内側には小さな稲荷神社がありました^^
青葉旅館の客室は全10室、お風呂は3つすべて貸切風呂で、プライベート感十分となっています。
玄関前にある、こちらの飾りは創業当時に建築してくれた大工さんが作ってくれたものだそう。
少し手狭な玄関ですが、造り込みの装飾美に圧倒されます。
数寄屋造りの建物には、職人さんの遊び心が詰まった、巧の技を随所に見ることができます。
特に見事なのは天井細工。萩の木や杉皮を使った天板を、竹で抑える加工は、館内のいたるところで見ることができます。
なお、フロントはなく、チェックインはお部屋で行います。
正面の障子を開くと、奥には梅の花と雉が描かれた見事な屏風絵がありました。
玄関を左手に進むと応接室があります。
こちらのテレビでは、青葉旅館の野菜作りの様子が流されていました^^
こちらは館内の中央にある枯山水。白砂がとても綺麗です。奥には薪ストーブがありますね。
なんとこちらの枯山水の奥にはお部屋がありました。お部屋からいつでもこの景色を見ることができるのも素敵ですね。
上には天窓があり屋根が見えます。昔は中庭だったのかもしれませんね。
玉砂利に切り株の廊下がいい雰囲気です。どの廊下もとてもピカピカです。
その奥にはマッサージ機と自販機。
こちらの宴会場は、団体の方のお食事処として利用されているようです。
少しレトロなタイル張りの洗面です。
こちらの奥には貸切風呂が2つ並んでいて(以前は男湯と女湯だったようです)、突き当たりは「はなれ(温泉内湯付)」のお部屋です。
チェックイン
お部屋までは案内をしてもらいました。
お茶と羊羹をいただきながらお部屋でチェックインです。
別館 露天風呂付客室 お部屋レビュー
今回のお部屋、別館はこちらの廊下の奥にある1室だけのお部屋となっています。
お部屋の手前には貸切露天風呂がありました。
今回のお部屋、別館露天風呂付き特別室です。
キーホルダーと鍵です。
はいってすぐに障子があり、早速昭和の雰囲気です。
こちらの次の間も和室らしい作りですよね。
こちらがリビングです。6畳の和室で、テーブルと座椅子があります。お部屋全体は古い印象はなく、むしろ新しいです。ただ、こちらのお部屋部分は2022年にリニューアルした部分ではありません。
こたつは掘りごたつになっています。足の不自由な方などには嬉しいですよね。
こちらの天井は萩の木と杉皮が交互に貼られて、そこを竹で抑えているようで、お部屋に比べると古いように感じます。左に見える欄間も古めの雰囲気ですね。
この辺も、構造自体は昔のものを残しているようです。
テレビは大型です。手前にポットと、奥にストーブがありました。
テレビ台の中にはお茶のセットがありました。
こちらは寝室です。こちらは広めで、8畳ほどの和室ですが、最初から布団が敷かれていました。これはちょっと珍しいですね^^
こちらのお部屋も、一見するとそれほど古くは見えませんが・・
やはり天井や梁の部分などには古めの部分が残されています。
こちらの鏡台もレトロですね^^
寝室の脇は細い周り廊下のようになっていて、玉砂利が敷かれた日本庭園風のスペースが。これもかなり変わっていますね^^
庭側の廊下にはソファとテーブルがありました。ちょっと狭くて、無理やりソファを置いた感じがしますが・・
障子を開けるとこんな景色でした。
寝室にも小さいテレビと金庫がありました。
もう一つの次の間はクローゼットがありますが、奥には冷蔵庫もあります。
冷蔵庫には日本酒「青葉」が一本のみ。このお酒は青葉旅館のオリジナルの日本酒です。
嬉しい気遣いですが、これもなかなか変わってますね^^。こちらのお酒はどうぞお風呂でお飲みくださいとのことでした。
こちらはクローゼット。
タオル、浴衣、アメニティが用意されています。
フェイスタオルは癒しの丁子染、足袋とボディタオル、歯ブラシが入っていました。
こちらは子供用のアメニティバッグ。
浴衣には「青葉」のロゴ入りです。下には羽織もありました。
廊下からは新設された露天風呂が見えています。
左側の奥のトイレの扉と、洗面の扉はかなり新しくなっていて、右に見えるお部屋との違いがわかりますね。
ただ、それでいて天井には昔のものをしっかり残すあたりが、本当に素晴らしい。中途半端と言えば中途半端ですが、宿のこういった姿勢は好きな人は多いと思います。
こちらはトイレ。新しいだけあり、広くてとても綺麗なトイレになっています。もちろんウォッシュレット付き。
こちらは洗面と奥の扉からお風呂に行くことができます。
洗面はシンプルですが、新しくてとてもきれい。
フィエスタという花王の化粧品です。
こちらは内湯。御影石のような石でできていて、新しいこともありとても高級感がありますね。
壁は一面が木製で、周囲は白壁。
シャワー付きの洗い場はしっかりと用意されています。
シャンプー類は花王のものと、KOSEのもののニ種類が用意されていました。
湯舟の広さはほぼ大人一人といったところです。お湯は源泉が流れているためかなり熱めで、入る前に加水をする必要があると思います。
こちらがお部屋の露天風呂です。石と岩でできたとても雰囲気のあるお風呂になっています。手前には枕のように使って寝そべられる部分がありますね。
大きさはこちらもほぼ大人一人分くらいです。
奥の方には庭園風の景色があり、ちょうど紅葉の時期のため綺麗でした^^
周囲は囲まれていて、屋根もかかっていますが、開放感は十分にあります。右の柵は、スリット状になっていて見えないようにすることも可能です。
こちらのマスは冷蔵庫にあった日本酒を飲むためのものです^^
こちらから源泉が出ていますが、それほど熱くなく、調整されているようです。飯坂温泉のお湯は無色透明無臭です。
実際に入るとこんな感じです。一人であれば十分にゆったりと入ることができて、露天の開放感は十分です。これくらいの露天風呂にいつでもお部屋で入れるのは嬉しいですね^^
青葉旅館について解説
青葉旅館は全10室で、2階に4部屋、1階に6部屋あります。
今回のお部屋は左下に見える「別館」となります。「離れ」と「藤の間」にも温泉(内湯)がついています。
今回、特別に2021年にリニューアルしたばかりの2階のお部屋を2部屋見せていただきましたので、ご紹介します。
2階 菊の間
まずは「菊の間」をご紹介します。
扉には菊の模様が入っています。
窓からの景色はこんな感じです。2階建なので景色はあまり期待できませんね^^
こちらのお部屋はトイレがあります。洗面はシンプルですね。
お部屋は8畳+広縁。大きさとしては小さめのお部屋です。
2021年に秋田杉を全面に利用してリニューアルされたお部屋なので、とても新しく、和の高級感があります。
2階 ひさご
もう一つ見せていただいたのは同じく2階の「ひさご」。
こちらは入ってすぐ右手にトイレがありました。
こちらは8畳と4畳半+広縁と広めのお部屋になっています。
こちらも窓からの景色は同様です。
広縁と洗面です。
お部屋は二間で、テーブルと座椅子が六脚もあります。お部屋は菊の間と同様に、2021年に秋田杉を全面に使用してリニューアルされたためとても綺麗です。
こちらは4畳半のお部屋です。寝室として利用されるんでしょうか。
こちらは2階の蔦(つた)と蘭(らん)のお部屋。どちらも6畳のトイレ付きのお部屋となっています(この時はお掃除中でした)。
お部屋でwifiが利用できます。通信速度も75Mbpsと速いです。
青葉旅館 お風呂について
青葉旅館にはお風呂が3つ、いずれも1階にあり、全て貸切風呂となっています。部屋数が10部屋ですので、どのお風呂も比較的空いている時間が多く、食事の前の時間以外はほぼ空いていました。
2つは、もともと男湯と女湯だったものを今は貸切にしたようです。もう一つは貸切露天風呂です。
温泉の成分表です。
源泉名は飯坂温泉 混合源泉、pH8.2の単純温泉、泉温58℃となっています。無色透明無臭のお湯です。
以下、それぞれの貸切風呂をご紹介します。
貸切露天風呂
別館のお部屋の目の前に貸切露天風呂があります。
貸切風呂ですので、脱衣スペースは狭目です。奥に見えるサウナは稼働していませんでした。
宿のオリジナル日本酒、青葉と桝が置いてありました^^
貸切露天風呂です。貸切風呂にしてはとても広くて、雰囲気もよくびっくりです^^。
大人4-5人は入れそうな岩風呂になっています。
周りの植栽も見事で、上も完全に開放されています。
源泉はこちらの岩の隙間から出ています。お湯は他のお風呂と同様、無色透明です。
素晴らしいお風呂です。
貸切内湯 その1
貸切内湯は2つ並んでいて、もともとは男湯と女湯だったようです。予約不要で、空いていれば入ることができます。
まずはその1としてこちらのお風呂をご紹介します。
内鍵をかけて入ります。
脱衣所はかなり狭目です。10部屋としても、大浴場としては狭いかもしれません。
洗面がありました。
アメニティはお部屋と同様です。ドライヤーもありました。
貸切風呂内湯です。岩で装飾された独特の外観でいい雰囲気になっています^^
湯舟は2人くらいの狭めの石の湯船になっています。少し古めですね。
源泉はこちらから少しずつ出ています。お湯が暑いので、必要であれば加水をして入ります。
洗い場も用意されています。
シャンプー類はお部屋と同様です。
貸切内湯 その2
入り口は同様に瓢箪の暖簾がかかっています。
こちらはもうひとつのお風呂と違って、奥行きのある廊下がありました。
突き当たりには洗面があり
その奥には脱衣スペースがあります。
お風呂の見た目はもう一つのお風呂とほぼ同様ですが、湯船の形は少し違っていますね。
木の部分は新しいように見えますので、古い部分と新しい部分があるようです。
こちらには洗い場が2つありました。
お風呂から上がってから。「女将さんのプレミアムアイス」を注文しました。
なんとこちらは女将さん手作りとのことです。
左がバニラ、右がストロベリーです。少し柔らかめでしたが美味しかったですよ^^
お楽しみの夕食
いよいよ夕食です。とても楽しみにしていました^^
こちらは子供の夕食膳です。
大エビのフライ、エビコロッケ、ヒラメのカツ、唐揚げ、蒸し鶏のサラダ、シーチキン、カレー味のポテトサラダなど。豪華な家庭料理といった雰囲気です。
ドリンクメニューです。オリジナルの青葉や会津の地酒など。
今回の一杯目はこちらのビールをいただくことにしました。
さあ、ここから驚きの小鉢料理が始まります^^
まず驚くのは、お盆にある小鉢を、仲居さん(今回は若女将でした^^)が一皿ずつ丁寧に説明しながら、テーブルの上に置きなおしてくれるところです。
とても時間がかかる(全部並べるのに10分くらいかかります)作業ですが、ここは青葉旅館のこだわりです。丁寧にやってもらえるのはとても嬉しいですね^^。
ただ、お品書きがありませんので(当日地元の山や家庭菜園でとれたものが出てくるので、ほぼ毎日メニューが変わるそうです)、すべて覚えるのは難しいかもしれません。
(一段目) 高菜の油炒め、むかご、大葉きゅうり巻き、落花生の甘露煮
青葉旅館のもうひとつのこだわりは、小鉢は同じ器は使わない(夕食朝食すべて)という点です。すべて違う器が出てきますので、その辺もご注目ください。
(二段目) 3色豆のクリームチーズ和え、青梅の煮付け、ししとう(自家農園)甘露煮、クルミの煮付け、玉こんにゃく
(三段目左) じゃがいも(自家農園)の巾着(カレー味)、クレソン(山のもの)と菊花の和えもの、ごぼうとニシンの和えもの
(三段目右) 浸し豆、かぼちゃ(自家農園)のムース、いちじくのシロップ漬け
(四段目左)ソーメンカボチャ(自家農園)、タコの煮付け、ゆず(自家製)大根
(四段目右)みずこぶとジャコの和えもの みずこぶも旬(2週間くらい)の間に家族総出で取りに行ってくるそうですよ^^ 旬の時期は天ぷらや塩漬けなどもでてくるそうです
むきたけ(山のもの)、きゅうりの佃煮
(五段目左)大根とニラの漬物(大根、にんじん、ニラも自家農園)、イカの酒粕和え(葉ワサビ入り)、紫キャベツの酢漬け
(五段目右)大根と蒸し鶏のサラダ、クレソンの油炒め、サルナシ(小さいキウィフルーツのような果物です)
(六段目左)アンコウの身と肝の共和え、寒い時期はあんこう鍋なども出てくるそうですよ
トウガンとひき肉の餡掛け、自家製シーチキン(桜エビときくらげの和え物)
(六段目右)にんじんと柿の白和え(自家製の渋柿の渋抜きをして和えているそうです)
漬物(きゅうり、白菜、大根)、人形茸(山でとってきたとても香りの強いきのこだそうです)
(六段目一番右)旬のワサビ菜の生ハム巻き
(七段目左)もちトウモロコシ(日本の古来品種のとうもろこし、自家農園)
さしみこんにゃくはゆず味噌で
(七段目右)カゴに入ったものが左からアナゴの煮付け、ホタテの炙り、会津名物ニシン山椒漬け。山椒は山でとったものだそうです。
以上が前菜となります。数えるのがちょっと大変でしたが、なんと39皿ありました^^。
こちらを全て調理師免許をお持ちの 女将さんも厨房に入って作っているそうです。
茶碗蒸しは宿のご主人が取ったという天然の松茸で、時期的にほぼ最終という貴重な物をいただきました。香りが本当に最高で、身も大きく、いい時に来たって感じです^^。
ご飯の上に乗っているのは舞茸の煮付け。ご飯は福島産のコシヒカリ。
きのこ汁はセリ入りです。キノコもすべて山のものなので、大きさなどがバラバラです。
味は薄めの醤油味。
大きなエビの天ぷらは青葉旅館の名物とのことです。ほかに、舞茸、レンコン、菊芋、ししとう、さつまいも、ぎんなん、さらに手前にあるのがなんとりんごの天ぷら。りんごの品種は清明。
お造りはボタンエビ、本マグロ、ヒラメ 赤ワインと菊花のジュレ
メインは米沢牛の焼肉。クレソン、マッシュルーム、かぼちゃ、シシトウ、ブロッコリー、シャドークイーン野菜はいずれも自家農園です。
焼けてきました。うまそうです^^
お肉はとてもやわらかくてトロトロ、最高でした~^^
豆腐揚げ 黒いのはカラス舞茸という真っ黒な舞茸です。舞茸とひき肉と豆腐を練り込んで揚げたものの餡掛けです。
水菓子(デザート)はりんご(きみと、高徳)と柿
夜の景色
夜のお部屋の露天風呂です。上にライトがついているので、夜も明るく入浴できます。
「旅館青葉」の看板も光っています。
玄関前だけは少し明るくなっていました。
お部屋で朝食
朝食の前に、おしぼりとリンゴジュースを持ってきてくださいました。
子供のお膳です。小鉢料理の中から子供の食べられそうなものをワンプレートで盛り付けてくれました。
大人はやっぱり小鉢ですよ。こちらをテーブルに一つずつ並べてくれます。
朝はさすがに一つずつの説明はありませんでしたが、丁寧に並べてくれます。
小鉢が並びました!朝食の小鉢は全部で30皿。昨夜の小鉢と全て違う食器を揃えているそうです。
こちらは飯坂温泉名物のラジウム玉子(温泉玉子)。飯坂温泉では、温泉玉子のことをラジウム玉子と呼ぶようで、玉子屋さんによって仕上がりの硬さが異なるそうです。
青葉旅館ではこちらの「大作玉子屋」さんのラジウム玉子を仕入れていて、旅館で購入することもできるそうです。
大作玉子屋のラジウム玉子は白身がとろり、黄味はやや硬めで、妻も気に入って購入することにしました^^
きのこの味噌汁のきのこは、当日朝、山でとってきたものだそうです。すごいですよね^^
焼き魚はほっけでした。
朝食のご飯は福島産のコシヒカリ。
デザートはブルーベリーヨーグルトとコーヒー。
大きなブルーベリーが一つ入っていました^^
全部食べちゃいましたよ~^^
チェックアウト
チェックアウトはお部屋で行いました。
今回の宿泊費は1泊2日、2食付き、家族3人(大人2人、子供1人)で107,800円(大人38,500円x2、子供30,800円)でした。
お願いしておいた大作玉子屋のラジウム玉子と一味庵のけしまんじゅうを受け取りました。
こちらの折り紙と爪楊枝は、無事の帰りを祈念してくださいましたよ^^
最後に若旦那と若女将が見送ってくれました^^
福島県 飯坂温泉 青葉旅館 まとめ
- 飯坂温泉の老舗宿、青葉旅館に宿泊しました
- 歴史を大事にしつつリニューアルし続ける数寄屋造りの館内はまさに美術館のようでした
- 露天風呂付きの別館のお部屋もリニューアル後でとても満足できました
- 圧巻の30種類以上の小鉢料理は期待どおりで夕食も朝食も感動でした^^
歴史と伝統、美術館のような館内と、百菜百味の彩り膳、そしておもてなし、期待通りの感動の宿泊でした^^。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【福島県 飯坂温泉♨️青葉旅館】昭和レトロな素敵宿!驚きの小鉢料理をご覧あれ
本記事が、飯坂温泉 青葉旅館の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!
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