岩手旅行記

【詳細解説ブログ】岩手県 花巻温泉郷♨️鉛温泉 藤三旅館 宿泊記 宮沢賢治や田宮寅彦が愛し、映画の舞台にもなった伝説的な宿 名物白猿の湯、2024年リニューアル客室、お風呂含め全てご紹介

この記事では、岩手県 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館について、お風呂、お部屋、食事の詳細を解説します。

花巻温泉郷は、新鉛温泉を含む12の温泉地から構成される歴史ある温泉地で、「花巻12湯」と称されます。

藤三旅館は、宮沢賢治や田宮虎彦に愛された、開湯六百年超の名湯。総けやき造りの本館、5本の源泉を有し、館内4浴場すべてが源泉100%掛け流しの温泉旅館です。

この記事では、藤三旅館がどんな宿なのか、歴史ある素晴らしい建物、ラウンジなど新しいシステム、すべてのお風呂、夕食と朝食、お部屋を含めブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

 

岩手県 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館に宿泊してきましたので、館内の概要、お部屋、お風呂、夕食と朝食までブログでご紹介します

鉛温泉 藤三旅館 基本情報

鉛温泉とは

鉛温泉は、花巻温泉郷にある温泉の一つです。


(花巻観光協会ホームページより)

花巻温泉郷は、岩手県、花巻市の台川と豊沢川沿いを中心に、12の温泉(花巻温泉、台温泉、金矢温泉、松倉温泉、志戸平温泉、渡り温泉、大沢温泉、山の神温泉、鉛温泉、新鉛温泉、花巻北温泉、東和温泉)が湧く温泉郷を形成しており、『花巻12湯』(はなまきじゅうにとう)と称されています。

鉛温泉は、豊沢川の上流側に湧く温泉地で、新鉛温泉とともに、花巻南温泉峡の端に位置しています。

鉛温泉の開湯は約600年前、当館の祖先がキコリをしている際に、岩窟から出てきた白猿が、カツラの木の根元から湧き出る泉で手足の傷を癒す姿を見たことにより発見されたと言い伝えられています。

藤三旅館 基本情報

藤三旅館 基本情報

岩手県 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館の公式ホームページはこちら公式インスタグラムはこちら

花巻温泉郷の奥座敷とも呼ばれる温泉地「鉛温泉」は、新鉛温泉とともに、豊沢川の最奥に湧く温泉地です。

藤三旅館の始まりは1443年頃、一族が天然風呂として開いたことに遡ります。その後、大衆の浴場として1786年に長屋を建て、温泉旅館として開業したのが始まりです。

昭和16年には総欅造りの3階建からなる本館が建築され、昭和42年には鉄筋造りの別館が増築されました。

さらに2015年には、高級旅館部門である別邸「心の刻 十三月」を増築。十三月については別の記事にしていますのでぜひご覧ください。

【詳細解説ブログ】岩手県花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館別邸 全室源泉かけ流し露天風呂付客室「心の刻 十三月」 白猿の湯岩手県花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館別邸 「心の刻 十三月」の源泉かけ流し露天風呂付きリバービューツインに宿泊してきましたので、客室露天風呂、豪華夕食と朝食、藤三旅館内の様子までブログでご紹介します...

現在の藤三旅館は、3階建て、本館・別館・湯治棟から構成される全32室。昭和にタイムスリップしたかのような懐かしい佇まいの温泉旅館です。

旅館名の「藤三」は、宿の創設者で温泉の発見者でもある祖先の藤井三右衛門氏から2文字を取り、命名されたそうです。当時の伝説にちなんだ名物「白猿の湯」もありますが、後ほどたっぷりとご紹介します。

藤三旅館は、田宮虎彦氏の小説「銀心中(しろがねしんじゅう)」の舞台になったほか、遠縁にあたる宮沢賢治氏の童話「なめとこ山の熊」の中にも登場しました。
近年では映画「海街diary」で、広瀬すずさんが演じる“すず”の住む「あづまや旅館」のロケ地として使用された他、メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平さんも訪れたことがあるそうですよ^^。

藤三旅館は、歴史ある名湯「鉛温泉」の5本の源泉を有しており、館内4浴場のすべてが完全源泉かけ流し。新日本百名湯、日本温泉遺産日本百名湯にも選出されています。

館内はエレベーターを完備しており、足の不自由な方も宿泊を気兼ねなく楽しめます。

夕食・朝食ともに和食のお膳で、基本は食事処ですが、追加料金でお部屋での食事を選ぶこともできます。なお、朝食のみのプランや素泊まりのプランもあります。

館内にあるラウンジでは、1650円でフリードリンクが可能です。

売店があります。

クレジットカードは利用可能です。

WiFiは用意されています。また、ドコモはじめ携帯の電波は繋がります。

  • 客室数:全32室
  • 駐車場:60台(無料)
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:10:00

藤三旅館 場所

住所:〒025-0252岩手県花巻市鉛中平75-1
TEL :0198-25-2311

【宿へのアクセス】

自家用車:東北道花巻南ICより約20分

JR:JR新花巻駅・花巻駅からのシャトルバス(予約不要 お迎え3便、お送り1便)

藤三旅館 客室

客室は本館・別館・湯治棟にあり、いずれも和室の全32室。

  • 本館・・・基本的にトイレ・洗面はありません
  • 別館・・・鉄筋造り、トイレ・洗面付きのお部屋があります。
  • 湯治棟・・・和室6畳または8畳 一部のお部屋のみ使用されています。

基本的にコスパ抜群で、湯治棟は2食付きで7,000円台、本館は8,000円台からと非常にリーズナブルです。

今回宿泊するのは、本館【和室8畳+6畳角部屋】(トイレ・洗面なし)
「海街diary」のワンシーンで使用されたお部屋です。

藤三旅館 温泉

藤三旅館は、歴史ある名湯「鉛温泉」の5本の源泉を有しており、館内4浴場のすべてが完全源泉かけ流し。


(藤三旅館 公式ホームページより)

  • 白猿の湯・・混浴(女性専用時間が設定されています)。
  • 桂の湯・・男女別のお風呂
  • 銀(しろがね)の湯・・15時~21時の時間帯は、貸切風呂(6組限定/各50分/先着順)
  • 白糸の湯・・時間により男女入れ替え。2024年リニューアル。サウナあり。

藤三旅館では、日帰り入浴が可能です。

  • 受付時間:10:00-21:00
  • 入浴料金:大人800円(子供600円)

藤三旅館 泉質

  • 泉質:単純温泉
  • pH:8.2
  • 泉温:48.2℃

お風呂については記事内で詳細に解説していますので是非御覧ください。

公式ホームページで予約

今回は公式ホームページから予約しました。

今回のプランは基本プラン、【和室8畳+6畳角部屋】(トイレ・洗面なし)、1泊2食付き、宿泊費は大人1人あたりで19,200円(3人泊)でした。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
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岩手県 鉛温泉 藤三旅館に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

今回は、岩手県 花巻南温泉峡 鉛温泉 藤三旅館をご紹介します。


鉛温泉は、12の温泉地から構成される「花巻12湯」のひとつで、豊沢川の上流側、新鉛温泉とともに、花巻南温泉峡の端に位置しています。

鉛温泉の開湯は約600年前、白猿が桂(かつら)の木の根元から湧き出る泉で、手足の傷を癒す姿を藤三旅館の祖先が見たことに由来すると言い伝えられています。

藤三旅館は、鉛温泉開湯時からの湯治宿で、かつて宮沢賢治や田宮虎彦が宿 泊し、近年では映画のロケ地にもなった伝説的な温泉旅館です。

この記事では、藤三旅館の歴史と概要、全てのお風呂、映画のロケに使われた和室と2024年にリニューアルされた和洋室、朝夕の食事を含め、藤三旅館の魅力をフルレビューします。

見どころたっぷりの記事となっていますので、ぜひじっくりとご覧ください。

宿の歴史と概要

宿の歴史と概要をご紹介します。

奥羽山脈の中腹、岩手県南部を流れる豊沢川の上流沿いの一軒宿、それが藤三旅館です。

藤三旅館の創業は、江戸時代の天保12年(1841年)旅館名の「藤三」は、祖先の藤井三右衛門氏から2文字を取り、命名されたそうです。当時の伝説にちなんだ名湯「白猿の湯」「桂の湯」については後ほどたっぷりとご紹介します。


藤三旅館は、田宮虎彦氏の小説「銀心中(しろがねしんじゅう)」の舞台になったほか、遠縁にあたる宮沢賢治氏の童話「なめとこ山の熊」の中にも登場しました。


また、近年では映画「海街diary」で、広瀬すずさんが演じる“すず”の住む「あづまや旅館」のロケ地として使用されています。メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平さんも訪れたことがあるそうですよ^^。

2015年には、高級旅館部門である別邸「心の刻(こころのとき) 十三月」をオープン。十三月については別の記事にしていますのでぜひあわせてご覧ください。

【詳細解説ブログ】岩手県花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館別邸 全室源泉かけ流し露天風呂付客室「心の刻 十三月」 白猿の湯岩手県花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館別邸 「心の刻 十三月」の源泉かけ流し露天風呂付きリバービューツインに宿泊してきましたので、客室露天風呂、豪華夕食と朝食、藤三旅館内の様子までブログでご紹介します...

現在の藤三旅館は、昭和16年に建築された総けやき造りの3階建からなる本館と湯治部、昭和42年に増築された鉄筋造りの別館から構成される全32室の温泉旅館となっています。

藤三旅館は、JR東日本「地・温泉THE ONSEN」の会員宿。スタンプを集めると、宿泊無料などの特典がもらえます。


東北道花巻南ICより車で約20分、旅館の目の前にはJR新花巻・花巻駅からの無料シャトルバス・路線バスが運行しており、アクセスも良好です。

昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気十分の玄関から館内に入ってみましょう。

館内紹介 フロントロビー

フロントロビーもレトロで素敵な雰囲気♪ 赤いカーペットが足に優しい👍

館内紹介 アメニティバー

廊下にはアメニティバーがありました。

こちらでは、各サイズの浴衣や、

アメニティ(歯ブラシ、髭剃り、巾着、シャワーキャップ、ヘアブラシ)が用意されていました。

館内の施設をご紹介します。

館内紹介 寛ぎ処

こちらは日帰りのお客さんも利用できるおやすみ処

宮沢賢治氏ゆかりの写真などが展示されています。

館内紹介 売店


こちらは売店


狭めの売店ですが、南部鉄器やお菓子など、品揃えは豊富です。

館内紹介 ロビーラウンジ


入り口奥にあるのはロビーラウンジ


チェックインはこちらのソファーで座って行います。


海街diary関連の展示


お風呂の入浴はやや複雑なので後ほどご紹介します。



ソファは外に向かっていて、川の景色を見ながらくつろぐことができますね♪

館内紹介 バーラウンジ藤時(Fu Ji)

何やら怪しく光るこちらはバーラウンジ藤時(fu ji)

15時から18時まではフリーフロータイム(飲み放題:1650円)、その後は通常のバーとなります。

こちらの扉の奥は後ほどご紹介します。

館内紹介 湯治部

では、こちらから湯治部側へ行ってみましょう。

まずはこのあたりは別館のお部屋です。

途中、お食事処「灯」がありました。


ここを曲がると湯治部側です。


まっすぐいくと大浴場、白猿の湯、桂の湯、そして十三月、右に曲がると湯治部です。


曲がるとすぐにお休み処がありました。


自販機や・・


なんと神棚がありました^^


こちらのマッサージチェアは有料です。


こちらが湯治部です。

手前には白猿の湯の湯治部側の入り口がありました。

廊下はずっと奥まで続いていますね^^ 少し薄暗くなっていますが、お客さんは普通にいましたので、これが普段通りなんだと思います。

突き当たりの階段を2階に上ると・・・

こちらは湯治部二階の客室

そして奥には炊事場がありました。

お皿や洗い場など、揃っています。

湯治部の入り口まで戻ってきました。

こちらは桂の湯

そして白猿の湯、湯治部と反対の入り口。中がどうなっているのかは後ほどご紹介します。

さらに奥にいくと、十三月の入り口があります。こちらは十三月宿泊者のみ入ることができます。

チェックイン

ロビーラウンジで座ってチェックインです。

お部屋、お風呂、食事の時間や場所の説明をしてもらいました。

今回のプランはラウンジ利用付きのスタンダードプラン、宿泊費は最後にご紹介します。

お部屋レビュー

本館3階 和室8畳+6畳角部屋

本館の廊下ですが、右側がお部屋、左には洗面がありました。

共同の洗面です。男女化粧品も揃っています。

共同のトイレです。

まずご紹介するのは3階の26号室。和室8畳+6畳です。

宮沢賢治の詩が飾られていました^^

入り口からそのままお部屋につながっています。

お部屋の周囲は周り廊下のようになっており、角部屋ですので、2面の景色が見えています。

今年最初の雪景色も相まって、窓からの景色は絶景です👍

お部屋です。手前が8畳、奥に6畳のお部屋があります。

お部屋全体が和の素晴らしい雰囲気になっています。

 海街diaryのロケに使われたお部屋と同じ間取りのお部屋です(実際に使われたのは二階のお部屋です)

なお、本館のお部屋はトイレ・洗面が共同ですので、トイレ付きを希望の場合は別館側のお部屋から選ぶといいと思います。

テレビとセーフティボックス

クローゼットです。

タオルや羽織がありました。浴衣はフロント前のアメニティバーからお借りします。

フェイスタオルは名入りになっていました。


立派なテーブルと座椅子がありました。


お茶菓子は味噌くるみ饅頭


ポット、冷水と


小さめの冷蔵庫がありました。冷蔵庫には何も入ってません。


6畳の和室には最初から布団が敷かれていました。エアコンもしっかりと装備されています。

こちらの2畳のスペースには、鏡台がありますので、お化粧などをするスペースでしょうか^^

お部屋でWiFiが利用できます。通信速度も速いです。携帯の電波も問題なくつながります。

別館3階 2024年9月リニューアル 和洋室8畳


入り口から新しくなっていました^^


ポット、冷水やお茶のセットがありました。


タオルや羽織は同様です。


下に冷蔵庫とセーフティボックスがありました。


こちらのお部屋は洗面・トイレ付きとなっています。


トイレは広めで、ウォッシュレット付きです。


和洋室8畳のお部屋です。

先ほどの和室とは雰囲気が全く違いますね^^。畳にベッドの組み合わせとなっています。


お部屋からの景色は同様に絶景です♪


窓側にチェアとテーブルが用意されています。


ストーブは大型です👍


ベッドはシングルサイズでした。


クローゼットはありませんが、壁にハンガーがかかっています。テレビも壁掛けになっていますね。

温泉のご紹介


白猿の湯と桂の湯は湯治部側に、白糸の湯と銀(しろがね)の湯は本館側にあります。


桂の湯は男湯と女湯が固定、白猿の湯は基本混浴(女性専用時間あり)、白糸の湯は男女入れ替え、銀の湯は貸切の後、男湯または女湯となります。

泉質はpH8.2の単純温泉、泉温は48.2℃となっています。

銀の湯


まずは銀の湯をご紹介します。


白糸の湯と銀の湯は隣にありました。


今の時間は貸切(先着順)になっています。


銀の湯 脱衣スペースです。お風呂の大きさを考えると十分な広さになっています。


洗面にはアメニティがありました。


貸切風呂 銀の湯です。貸切風呂としては十分な広さですね。


茶色い石は高級感もありますね^^


お湯は無色透明・無臭の単純温泉。源泉100%掛け流しです。


窓からは豊沢川が見えていますが、開けて半露天のようにすることもできます。


洗い場が2つありました。


シャンプーはPOLAでした。

白糸の湯


続いて白糸の湯をご紹介します(撮影時女湯)。


白糸の湯、脱衣スペースです。

2024年にリニューアルされたため、とても新しくなっています。


洗面も広くて新しい♪


アメニティは同様です。


冷水サーバーがありました。


白糸の湯

こちらも2024年リニューアルのためとても新しいですね👍

湯舟は石造りで広さも十分です。


窓から白糸の滝が見えています。時期によっては窓が開けられるそうです。


こちらには立って入る水風呂(1.25m)。


サウナがありました。


「なめとこ山のサウナ」本格的なドライサウナになっています。


奥にはなめとこ山の熊のパネル


こちらは宮沢賢治のイメージ


こちらのサウナはロウリュになっています。カゴにはSLが描かれていて、蒸気機関車になっています^^!


「外気浴」がありました。季節によっては楽しめそうです♪


洗い場は3つありました。


シャンプー類は同様です。

桂の湯

続いて別館側、桂の湯 男湯です。


入ったところに洗面がありました。男性用の化粧品も用意されています。


脱衣スペースは十分に広いですね。こちらがメインのお風呂ということになります。


桂の湯 男湯 内湯。

白黒の模様が独特ですね^^


洗い場もしっかりと用意されています。


石のお風呂で広さは十分です。奥には露天風呂が見えるはずですが、曇っていて見えません^^


手すりや段差もあり、バリアフリーも配慮されています。


桂の湯 男湯 露天風呂


こちらに大きな露天風呂がありますが、実は・・


男湯は階段の下にもう一つ小さい岩風呂があります。こちらは川が本当に近い!

実際に湯船に浸かるとこんな感じの景色です^^

大きい方の湯船も、岩でできたようなワイルドな雰囲気のお風呂になっています^^

桂の湯 女湯

続いて桂の湯 女湯

こちらも入ってすぐのところに洗面がありました。

アメニティは女性用のものが用意されていました。

脱衣スペースも男湯とほぼ同様になっています。

桂の湯 女湯 内湯

こちらも男湯とほぼ同様です。白黒の模様が特徴ありますね^^

洗い場も十分に用意されています。

桂の湯 女湯 露天風呂

男湯と同様に川の素晴らしい景色を見られます。

お風呂は岩風呂ですが、小さいお風呂がない分、男湯より大きくなっています。

白猿の湯

最後にメインのお風呂、白猿の湯をご紹介します。


白猿の湯 まずは巨大な立方体の中のような大きな空間に圧倒されます!


こんなお風呂は見たことがありません^^


メインは上に見える楕円形の大きなお風呂、そして下に丸い小さなお風呂もあります。


2階分くらいの階段を降りなくては行けません。エレベーターはありませんので足の不自由な方はご注意ください。


こちらが着替えのスペースです。基本混浴のはずですが、特に女性用の着替えスペースはありませんので、どうするのか気になります😅


反対側にも着替えスペースがありました。


入ってきた入り口と反対側にも階段の上に入り口がありますが、こちらは湯治部からの入り口です。


それにしても・・最高すぎます


全体が石でできていて、中には大きな石がゴロゴロ転がっています。歴史を感じられますね


特徴は「立ち湯」  平均の深さが1.25mとのことですが、深いところでは肩まで立ったまま浸かることができます。

透明なお風呂ですので混浴の難易度はかなり高いですね😅
女性専用の時間がありますので、ご安心ください


源泉は下から自噴しています。結構な量がオーバーフローしていますね。


お湯は単純泉ですが少しツルツルします。透明度がとても高いクリアなお湯です。

藤三旅館にきたらぜひ入ってみてもらいたいお風呂です♪


洗い場はありません。


小さい方の湯舟は、ぬるいお湯になっていました。源泉が違うのかもしれません。

バーラウンジ 藤時(Fuji)

夕食まで時間があったので、湯上がりにバーラウンジ「藤時(ふじ)」に来てみました。


有料(15:00-18:00 1650円)ですが、アルコールを含めたドリンクをフリーフロー(飲み放題)でいただけます。

なお、十三月の宿泊者は無料で利用できます。


生ビール、赤・白ワイン


コーヒー


焼酎や日本酒


ソフトドリンク


グラスも豊富です。


豊沢川の景色を眺めながらゆったりいただくことができます👍

個室会場で夕食


夕食は2階の個室会場です。


おそらく客室として使われていたお部屋です。歴史ある素敵なお部屋です♪


窓からは玄関の屋根が見えています。


ドリンクメニューです。生ビールから、日本酒、焼酎、ワインまで、種類は豊富です。


すでにラウンジで結構飲んでいたので、ビールとサワーで乾杯です♪


こちらは飲み放題メニューです。


お料理は最初から全部セットされていました。


お品書きです。


【先付】真鱈の白子豆腐 蟹棒 わさび スポンジのような食べやすさで、白子が苦手な方でも食べられると思います。


【小鉢】めかぶ、長芋、いくら ツルツルとろとろの一品。ご飯にあいます♪


【前菜】生ホタテあおさ柚子胡椒、生姜ごぼう、かぼちゃチーズ、さわら幽庵焼き、つの字エビ、牛肉八幡巻、はじかみ


【刺身】二点盛り マグロ、ブリ


【温物】白菜百合根蒸し エビの下には湯葉、その下には白菜で食べ応えありです^^


【酢の物】ホタテ貝柱、紋甲いか、わかめ、ブロッコリー、菊 辛味噌を添えて


【台物】花巻白金豚の季節鍋


【お椀】焦げ目のついた鱧がはいったお吸い物 薄味で上品な味


【香の物】自家製長芋漬けほか


【水菓子】デザートはティラミスでした

夜の景色


夜はエントランス前、お風呂の前の川がライトアップされていました。

個室で朝食


朝食も夕食と同じく個室のお部屋でいただきました。


2段のお弁当のようになっています^^


朝食らしいメニューですね♪


目玉焼きはコンロで熱々👍


お味噌汁


デザートはヨーグルトです。

 

チェックアウト

フロントでチェックアウトです。

今回のプランは1泊2食基本プラン、ラウンジ利用付き、【和室8畳+6畳角部屋】(トイレ・洗面なし)、宿泊費は大人1人あたり19,200円(3人泊)でした。

鉛温泉 藤三旅館 いかがでしたか?

レトロで素敵な雰囲気のお部屋と、白猿の湯をはじめとした特徴的なお風呂に癒される素晴らしい宿泊でした。

これからもいろいろな宿をご紹介してまいりますので、引き続きご覧ください。

岩手県 鉛温泉 藤三旅館 まとめ

藤三旅館 まとめ
  • 花巻温泉郷 宮沢賢治や田宮寅彦が愛した老舗旅館 藤三旅館に宿泊しました
  • お部屋は映画海街diaryのロケ地になったお部屋と同じタイプの和室です
  • いずれも個性的な白猿の湯、桂の湯、白糸の湯、銀の湯では、源泉100%の温泉を楽しむことができます
  • 食事は朝夕ともに個室でお膳でした

レトロで素敵な雰囲気のお部屋と、白猿の湯をはじめとした特徴的なお風呂に癒される素晴らしい宿泊でした。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。

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