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【詳細解説ブログ】福島県 土湯温泉♨はるみや旅館 全10室露天風呂付き・お部屋食・貸切風呂のみの超プライベート贅沢宿 [Harumiya Onsen, Hot spring, Japan]

福島県 土湯温泉 はるみや旅館へ行ってきました。

土湯温泉は、清流・荒川沿いの渓谷に広がる温泉街で、千数百年前の開湯とも伝わる歴史ある温泉地です。

はるみや旅館は、2022年3月にリニューアルし、全10室露天(半露天)風呂付きの贅沢な小宿です。

今回ははるみや旅館のリニューアル後の露天風呂付き和洋室に宿泊してきました。

この記事では、土湯温泉 はるみや旅館がどんな宿なのか、露天風呂付きの和洋室のお部屋、すべて貸し切りのお風呂、夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

福島県 土湯温泉 はるみや旅館 露天風呂付き和洋室に宿泊してきましたので、客室、お風呂、夕食と朝食、館内の様子までブログでご紹介します

土湯温泉 はるみや旅館 基本情報

土湯温泉とは

土湯温泉は、福島市西部、吾妻山と安達太良山から流れ出る清流・荒川沿いの渓谷に広がる温泉街で、千数百年前の開湯とも伝わる歴史ある温泉地です。

土湯温泉は宮城の遠刈田温泉、鳴子温泉とともに、伝統工芸品こけし発祥の地としても有名です。

その昔、大穴貴命(おおあなむちのみこと)が荒川のほとりを鉾で突くとそこからこんこんと湯が湧いたことから「突き湯」と言う名がつけられた伝説があり、そこから「土湯」になってと言われているそうです。

土湯温泉 はるみや旅館 基本情報

はるみや旅館 基本情報

土湯温泉 はるみや旅館の公式ホームページはこちら

はるみや旅館は100年以上歴史をもつ老舗宿ですが、2012年と2022年にお部屋を改装し、現在はすべてのお部屋がリニューアル後のとても新しいお部屋となっています。

コンセプトは「渓流を望む小さな籠り宿」。天然温泉かけ流しのお風呂と、地元の農家さんとつながる手作り料理が自慢の小宿です。

  • 客室数:全10室
  • 駐車場:無料(予約不要)
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:10:00

土湯温泉 はるみや旅館 場所

住所:〒960-2157福島県福島市土湯温泉町杉ノ下72
TEL :024-595-2134

【宿へのアクセス】

自家用車:東北自動車道 福島西ICより約15分

JR:JR福島駅より福島交通バスにて45分

はるみや旅館 客室

お部屋は全10室、いずれも2012年以降のリニューアル客室で(半)露天風呂付きとなっています。

  • あかしや館 2・3階和洋室 露天風呂付き客室 2-4名
  • あかしや館 1階和洋室 2022年3月リニューアル 半露天風呂付き客室 2-4名
  • 桜館 1階和洋室 2022年3月リニューアル 檜露天風呂付き客室 2-4名
  • 桜館 2・3階和室 みかげ石露天風呂付き客室 1-4名

今回宿泊するのは「あかしや館2・3階  渓流眺む露天風呂・マッサージチェア付和洋室」となります

はるみや旅館 温泉について

はるみや旅館にはお部屋のお風呂の他に、露天風呂が2つ、内風呂が2つあり、いずれも貸切風呂であいていれば自由に入ることができるのが特徴です

  • 渓流露天風呂・・1階にある大型の露天風呂
  • 展望露天風呂・・桜館屋上にある景色のいい露天風呂
  • 内湯・・ほぼ同様のお風呂が2つ(以前の男湯・女湯)

泉質:単純硫黄泉(硫化水素を含まない硫黄泉)、pH7.5
はるみや旅館の温泉は土湯温泉街から約2km先の4つ源泉を引湯した混合泉となっています。4つの源泉のうち2つが硫黄泉で、若干の硫黄の香りと湯花が混じりますが、ほぼ無色透明の温泉です。

お風呂については記事内で詳細に解説していますので是非御覧ください。

今回の宿泊プランの紹介

楽天トラベルから予約

今回は楽天トラベルで予約しました。

宿泊費は1泊2日、2食付き、家族3人(大人2人、子供1人)で83,160円 (30,800円×2名+21,560円×1名)でした。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
予約については楽天トラベルやじゃらんならポイント還元されてお得ですね。特に楽天ポイントはショッピングにも利用できますしオススメ!

福島県 土湯温泉 はるみや旅館に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

はるみや旅館 概要

今回は福島県 土湯温泉 はるみや旅館をご紹介します。

土湯温泉は、清流・荒川沿いの渓谷に広がる温泉街で、千数百年前の開湯とも伝わる歴史ある温泉地です。

はるみや旅館は、全10室露天(半露天)風呂付きで食事はお部屋食、そして全てのお風呂が貸切風呂という、プライベート感抜群の小宿です。

今回はリニューアル後の温泉露天風呂付き和洋室に宿泊しました。

この記事では、はるみや旅館自慢のお風呂を中心に、お部屋での夕食と朝食まで、フルレビューします。

見どころたっぷりの記事となっていますので、是非最後まで御覧ください。


はるみや旅館に到着しました。


はるみや旅館の前を流れるエメラルドグリーンの荒川は、12年連続で水質日本一に選ばれている超軟水の名水です。


はるみや旅館は100年以上歴史をもつ老舗宿ですが、2012年以降に改装し、現在はすべてのお部屋がリニューアル後となっています。

コンセプトは「渓流を望む小さな籠り宿」。天然温泉かけ流しのお風呂と、地元の農家さんとつながる手作り料理が自慢の小宿です。


旅館は3階建て(+屋上)、全10室すべてのお部屋が露天風呂付の贅沢宿です。


エントランスの前は日本庭園のようになっていました。


エントランスです。


一枚板の立派な表札です。


フロントからロビーです。


フロント前にはソファがあり、ラウンジのようなスペースになっています。


売店はありませんが、こちらの棚にあるものは販売されていました。


フロントの脇からお部屋へ繋がる通路です。


館内マップです。4階と書いてある部分が屋上の露天風呂ですね。


ところどころにレトロな雰囲気が残ります。


こちらの和タンスの上にはコーヒーメーカーがありました。


なぜかカップヌードルの自販機が^^


自販機コーナーと左にはじゃらんや楽天のアワードの盾がたくさんあります。


土湯温泉は鳴子温泉、遠刈田温泉とともに、コケシの産地として有名です。

お部屋レビュー


お部屋までは案内をしていただきました。



今回のお部屋はあかしや館3階「金木犀」露天風呂付和洋室です。


こけしのキーホルダーがカワイイですね^^


入り口です。フローリングの床になっており、右がトイレ〜洗面・お風呂です。


手前にダイニングのようなテーブルがあり、奥には畳のリビングが見えます。今回は手前のテーブルは食事には利用しませんでしたが、二人であればこちらで食事をいただくこともできるようです。

なお、こちらのフローリングのスペースとリビングには床暖房が入っていました。


お部屋の売りの一つでありますマッサージチェアがありました。


冷水とポットです。


冷蔵庫には何も入っていませんでした。


リビングの奥に見える景色です。冬なので緑は少ないですが、逆に綺麗な色の荒川がよく見えます。荒川は10年以上連続で水質日本一に選ばれた超軟水の名水です。


奥の上の方には屋上露天風呂が見えています。


窓側から改めてお部屋を見てみます。手前が畳8帖のリビング、奥がフローリングのベッドスペースとなっています。

こちらのお部屋は2012年にリニューアル後のお部屋となります。
 
和室の象徴、床の間がしっかりと用意されています。


つやつやのテーブルと座椅子があります。


お茶菓子はよもぎまんじゅうでした。こちらはお願いしておくと帰りに出来立てを購入できます。


テレビは32インチ程度です。その奥には姿見の鏡があります。


ベッドスペースです。セミダブルのベッドが2つ。


シモンズベッドで寝心地が良さそうです^^


奥には小さめのテレビとクローゼットがあります。


クローゼットです。


下の引き出しの上の段には浴衣と羽織がありました。


下の段にはフェイスタオル、バスタオル、足袋。フェイスタオルは無地でした。


寝室側からリビング和室をみたところです。奥には荒川の景色が広がっています。


こちらはトイレです。ウォッシュレット付きの広めのトイレです。お手洗いもありますね。


こちらが洗面です。広めの木製の台の上にシンクが一つのシンプルな洗面になっています。


アメニティです。髭剃り、シャワーキャップ、ヘアブラシ、巾着など。


DHCのメーク落としなどの化粧品もありました。


お風呂の前には広めのシャワールームがあります。


シャンプー類はPROVINSCIAというブランドの業務用シャンプーです。


こちらがお風呂です。全体が木でできたお風呂で、手前には畳が敷かれています。


全体はいい雰囲気のお風呂になっていますね。


手すりのところには瓦のような装飾がされています。


屋根はありますが、奥には荒川と山の景色が見えて、開放感もまずまずありますね。


お風呂に入るとこんな感じで見えます。


お湯はpH7.5、ほぼ中性の単純硫黄泉で、無色透明、ほんの少し硫黄の匂いがします。とても入りやすいお湯になっています。

お部屋のお風呂、貸切風呂含め全て源泉100%掛け流しとのことです。そのため温度調整が必要なことがあります。

はるみや旅館について解説


はるみや旅館について少し解説をします。はるみや旅館は3階建、お部屋は全10室、全室お部屋食のプライベート感の高い宿となっています。

あかしや館とさくら館に分かれています。

2,3階のお部屋は2012年頃にリニューアル、1階のお部屋は2022年にリニューアルされたそうです。

お風呂は三箇所あり、いずれも現在は貸切風呂(予約不要)となっています。


お部屋でwifiが利用できます。通信速度は6.6Mbpsで遅めでした。

お風呂のご紹介

貸切内湯


貸切内湯は1階の廊下奥にあります。もともと男女の大浴場であったところを2022年に改装したものとなります。右に見えるもう一つのお風呂はまだ工事中でした。

上に見えるランプが消えていれば利用可能です。


内鍵を閉めるとランプが点灯するという仕組みです^^


リニューアル直後のため、廊下も新しいですね^^


貸切風呂ですので、脱衣スペースは数人分程度です。


台の広い洗面がありました。


アメニティはお部屋と同様です。


ドライヤーはダイソンでした。


水を飲めるスペースもありましたよ。


こちらがお風呂です。


貸切風呂としてはかなり広いですね。元々大浴場だったお風呂のようですから納得です。


湯舟は石でできていて、真ん中で浅い部分と深い部分が分かれています。

手すりがあり、バリアフリーにも配慮されています。また枕のような木が設置されていて、寝そべるように入ることもできますね^^


窓からは日本庭園のような中庭が見えます。

洗い場もしっかり用意されています。


シャンプー類も充実していますね。


お湯は他のお風呂と同様の無色無臭のお湯となっています。

貸切露天風呂


続いて貸切の露天風呂です。こちらも空いていれば入ることができます。


こちらも中に入って鍵をかけます。


脱衣スペースです。お部屋が10部屋ですので広さは十分ですね。奥の方には休むための畳のスペースがあります。


洗面です。アメニティはお部屋と同様です。


扉を開けて階段を少しおります。


こちらが貸切露天風呂です。岩風呂になっていますがかなりの広さのお風呂ですね。


奥の方に行くと荒川が目の前に見えます。かなり開放的ですので、向こうからもこちらが見えますね^^;


屋根はかかっていますが、奥は開放されています。


中央に太い柱のある、特徴的な大きな屋根です。


源泉は同様に無色透明のお湯です。かなりの量がかけ流しになっていますね。


洗い場も1つしっかりと用意されていました。


こちらはシャンプー類です。

屋上展望露天風呂


最後にもう一つの貸切風呂、屋上展望露天風呂をご紹介します。


屋上にありますので、3階の廊下から一旦階段をのぼる必要があります。


こちらの入り口を入ると・・


さらに階段がありました^^


脱衣スペースです。貸切ですので1-2人用ですね。


こちらが洗面です。アメニティもお部屋と同様揃っています。


こちらが展望露天風呂です。右側には柵があり、上には屋根がありますが、


川側は開放されているので、開放感もありますね。


洗い場も用意されています。


お風呂は全体が木製で、高級感があります。二人程度はゆったりと入れそうです。


お風呂に入った状態ではこんな感じです。川は見えませんが、山の景色はよく見えます(撮影時は曇っていましたが^^;)。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
どのお風呂も個性的で、貸切ですので一人でも家族でも入ることができ、とても満足できます。お部屋も10部屋ですので、ほぼ空いていましたよ。

お部屋で夕食会席


はるみや旅館は全室お部屋食となっています。時間になると仲居さんが配膳をしてくれます。


お品書きです。メインは安達太良(あだたら)酵母牛のローストでしょうか。とにかく福島産や郷土料理にこだわっているのがわかります。


ドリンクメニューです。


こちらは大人のお膳です。


子供のお膳です。オムライス、ハンバーグ、エビフライなど、豪華セットです^^


ビールもいつも通り、地元のみちのく福島路ビールのピルスナーと桃のラガーをオーダー。なるべく地ビールを頼むようにしています。

桃のラガーは初めて飲みましたが、ほんのりと桃の匂いがするビールです(甘くはありません)。


こちらは子供用にオーダーした「とろもも」。桃がほぼまるごと入っているような食感でした(お値段はなんと1,500円)。


上から安達太良(あだたら)酵母牛すじ煮込み、ふくふくしめじとセリのお浸し、みしらず柿の白和え、福島名産紅葉漬け、鱈の南蛮漬け、白子豆腐 ポン酢餡、ニシンの山椒漬け、丸十レモン煮。

みしらず柿は会津で古くから栽培されている渋柿です。

ふくふくしめじは、福島県オリジナルの大きめのしめじとのことです。

紅葉漬け 福島名産のシャケと麹を漬けたものです。


【刺身】会津産 馬刺し なんと生とたたきの2種類(生がロース、たたきはもも肉)
手前にはニンニク入りの辛子味噌。

馬刺し2種盛りは初めて見ました^^


【陶板】福島地鶏、伊達鶏の味噌陶板焼き


【吸い物】会津地鶏の治部煮(じぶに)椀 治部煮は、石川県(加賀)の郷土料理で、鶏肉や野菜などを鍋で「じぶじぶ」煮ることから、名付けられたとされています。


【焼き物】岩魚の塩焼き 周りにある石は熱くなっており、冷めないように置いてあるそうです。

なお、魚が苦手な子供には葉山高原豚の角煮を用意してくれました。💦

安達太良高原牛のローストビーフ 部位はランプです。

【酢の物】阿武隈川メイプルサーモンの砧巻き・黄身酢
薄く切った大根でサーモンを巻いています。

メイプルサーモンは、西郷村の林養魚場で品種改良された純国産の養殖サーモンです。
  【ご飯】福島県産 新米こしひかり

【留椀】阿武隈汁 酒粕汁で、鮭や根菜類が入った具沢山の汁です。阿武隈川にシャケが登ってくる時期に作られていた郷土料理となります。


【水菓子】りんごのコンポート、イチゴ

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
地元福島づくしの料理は、お肉も馬、牛、鶏といろいろいただけて、大満足でした^^

夜の景色


食事の後、お部屋に布団を敷いてくれました。


なんと替え用のパジャマも用意してくれました。


宿の前もライトアップされていました。

お部屋で朝食膳


朝食もお部屋でいただきます。朝、仲居さんが用意してくれました。


寄せ豆腐はあおばた豆の豆乳を使用した豆腐とのことです


小鉢は上から左回りに、サラダ、麹納豆、焼き魚は鮭の西京漬、きのこ(えのきや椎茸など)の旨煮、甘長とうがらしとじゃこの和え物、福島名物いかニンジン、梅干し、高野豆腐、温泉玉子。

なめこと豆腐のお味噌汁


ご飯は福島県産こしひかり。


朝食後のコーヒーやティーも用意してくれました。

チェックアウト


フロントでチェックアウトです。

今回の宿泊費は3人で83,160円 (30,800円×2名+21,560円×1名)でした。

土湯温泉 はるみや旅館、いかがでしたか?

全10室露天風呂付、お風呂はすべて貸切風呂、お部屋での食事と、リーズナブルな料金で、プライベート感の高い宿泊を楽しめましたよ^^

これからもいろいろな宿をご紹介してまいりますので、引き続きご覧ください

福島県 土湯温泉 はるみや旅館 まとめ

はるみや旅館 まとめ
  • はるみや旅館は全10室温泉付きの贅沢宿です
  • 今回のお部屋は2012年にリニューアルされた渓流側の露天風呂付きのお部屋です
  • お風呂は全て貸切風呂で、プライベート感抜群です
  • 地元福島の食材をふんだんに利用した種類の多い食事も大満足でした

10室のお部屋、すべて貸切風呂、お部屋での食事と、とてもプライベート感の高い宿泊を楽しめるお宿です。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。

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