紅葉真っただ中、栃木県、星野リゾート界 日光へ行ってきました。
界日光は星野リゾートの温泉旅館の中でも屈指の人気を誇るホテルです。今回はほぼ紅葉のピークと思われる時期に行ってくることが出来ました。
この記事では、界日光がどんな宿なのか、お部屋とお風呂の詳細、星野リゾートらしい館内イベント、豪華夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【栃木県 星野リゾート♨️界 日光】感動的な中禅寺湖ビューの絶景と充実の館内エンタメ!
栃木県、星野リゾート界 日光に宿泊してきましたので、ホテル内の様子、客室、貸切風呂、館内イベントから、大浴場、豪華夕食と朝食までブログでご紹介します
星野リゾート界 日光 基本情報
星野リゾートとは
星野リゾートといえば、雑誌やメディアでもよく取り上げられる有名な総合リゾート運営会社です。
一方で、星野リゾートといえば経営難に陥った旅館やリゾート地を再生させて、よりグレードアップすることでも知られています。
星野リゾートは、宿泊施設だけでも大きく分けて5種類あり、
- 星のや(ラグジュアリーホテル:竹富島、軽井沢など)
- 界(温泉旅館:日光、箱根、加賀など)
- リゾナーレ(リゾートホテル:八ヶ岳、熱海、トマム)
- そのほかの個性的な宿泊施設(青森屋、磐梯山、比叡など)
- OMO(カジュアル:旭川、大塚)
と分類されます。
1の「星のや」が最もラグジュアリー(値段が高い)で、5に向かうほどリーズナブル(値段が安い)になります。
今回宿泊した星野リゾート界は、星野リゾートの小規模温泉旅館ブランドで、2021年現在、全国で19施設あります。
中禅寺温泉とは
男体山の噴火によりできた湖、中禅寺湖。その北岸の中禅寺立木観音や、二荒山神社中宮祠付近にある温泉地が中禅寺温泉です。
中禅寺湖自体には源泉は湧出しておらず、中禅寺湖周囲の旅館では奥日光湯元温泉からの引き湯が一般的です。
泉質は、硫化水素泉。日光湯元は約78度の高温の源泉ですが、12km余りの距離を移動する間に入浴に適した温度になります。
一方で界日光では、その方法をとっておらず、いろは坂入り口付近にある「日光和の代温泉」から運び湯をしているそうです。
星野リゾート界 日光 基本情報
公式ホームページ
中禅寺温泉 星野リゾート界 日光の公式ホームページはこちらです。
星野リゾート界 日光がオープンしたのは2014年。前身は「離宮」(のちに「離宮楓雅」)という名の高級旅館で、宮大工による1993年当時の総工費は110億円だったそうです。
中禅寺湖と男体山を眼前に望む絶好のロケーションを誇る約3千坪の敷地に、33室だけの特別感あるリゾートホテルとなっています。
- 客室数:全33室
- 駐車場:無料
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:12:00
星野リゾート界 日光 基本情報
住所:321-1661 栃木県日光市中宮祠2482-1
TEL :0288551122(ホテル直通)
【アクセス】
自家用車:日光宇都宮道路経由 清滝ICより約30分
JR:庭坂駅より車で約20分JR日光駅/東武日光駅より東武バスで約40分
なお、中禅寺湖温泉バス停から定期で無料送迎バスが出ているようです。
界 日光 客室
客室は全33室、全室60㎡以上の余裕のある造りとなっており、いずれも和室ですが、ツインタイプのローベッドが用意されています。
ほぼすべてのお部屋から中禅寺湖と男体山を望むことが出来ますが、中禅寺湖ビューとそうでない部屋があり、定員(2-6名)と景観(ビュー)によりグレードがある程度分けられています。
また、露天風呂付の客室は無く、ヒノキ風呂付の客室を含め客室のお風呂はすべて沸かし湯です。
今回宿泊したのは中禅寺湖ビュー和室(定員2名、ツインベッド、60㎡)です。
星野リゾート界 日光 温泉について
星野リゾート界 日光の温泉は、周囲の旅館とは異なり、日光和の代温泉からの週1回の運び湯による温泉となります。
- 源泉名:「日光和の代温泉」泉温39.4℃
- 泉質:アルカリ性単純泉(pH9.5)
- 消毒・循環ろ過あり、加水・加温あり
- 男性大浴場:内湯、露天風呂
- 女性大浴場:内湯、露天風呂
- 貸切露天
貸切風呂は1時間1組3,300円、事前予約性ではなく、チェックイン後の予約となります。
今回の宿泊プランの紹介
今回は星野リゾートの公式サイトから予約しました。
今回のお部屋は露天風呂付和室、宿泊費は1泊2日、2食付き、大人1人で53,775円[消費税・サービス料込]でした。
なお、今回は星野リゾートの楽天ふるさと納税を利用しました(画像をクリックすると楽天のふるさと納税サイトにリンクします)。
100,000円の寄付で、3万円分の宿泊券となります。さらに楽天ポイントもつくのでとてもお得です。ふるさと納税の枠が余っている方は利用してみてはいかがでしょうか?
星野リゾートはホテルによっては公式サイトからしか予約できず、また予約の際に全額事前決済なので注意が必要です。この辺りはできれば改善してほしいところですね。
栃木県 星野リゾート界 日光 中禅寺湖ビュー和室に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します
紅葉のいろは坂~中禅寺湖を経由して界日光へ到着
今回は紅葉の時期を狙って予約をしました。少しだけピークを過ぎて、落葉が始まっていましたが、それでも道中、素晴らしい紅葉を見ることが出来ました。
いろは坂は日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ観光道路で、48か所もの急カーブがあることから「いろは48文字」にたとえてこの名がつきました。
(第一いろは坂のナビ画面です)カーブごとに「い」「ろ」「は」・・・の看板が表示される急坂が続き、標高差は440m。
通常は20分程度で通り抜けられる道路ですが、この時は観光スポット、明知平付近から渋滞し、通り抜けるまで約50分程度かかりました。
いろは坂の終点に来ると、目の前には男体山(なんたいさん)が。
中禅寺湖のほとりにある大鳥居は二荒山(ふたらさん)大鳥居。この奥には二荒山神社中宮祠(ふたらさんじんじゃちゅうぐうし)と呼ばれる観光スポットにもなっている神社があります。
そしてこちらには中禅寺湖。標高1300mと、日本では最も標高の高い場所にある湖となっています。
お部屋からたっぷり見えますので、後ほどご紹介します。
そして、いろは坂を通り抜けるとすぐに、目的地 界日光へ到着です。
グリーンとベージュの外観、紅葉のコントラストが素晴らしいですね。
門の部分からとても高級な雰囲気です。
星野リゾート 界 日光 概要
まずは概要をご紹介します。
エントランスです。
界日光は、約3,000坪の敷地に33部屋のみと比較的プライベート感の高い高級宿となっています。
純和風のとても立派な外観ですが、こちらの建物はもともと離宮風雅という高級旅館を2014年、星野リゾート界がリブランドしたもので、1993年の建設当時の総工費はなんと110億円とされています。
お部屋のパンフレットには「日本建築の伝統様式の髄を集めて造られた」となっています。以下見どころをご紹介してまいります。
屋根の緑は古い神社・仏閣に見られる緑青といわれる独特の色を再現したものとなっています。
星野リゾート界のロゴ入りの表札です。
エントランスを入ると、砂利敷きの日本庭園風の通路が現れます。
玄関の自動扉はアワビなどの貝殻を薄く研磨したものを漆の表面にはめ込む「螺鈿(らでん)」と言われる技法が施されており、見る角度により色が変わるとされています。
中に入ったところです。
入ってすぐ右には草月流の大きな生け花が飾られていました。
玄関に飾られている大きな壺?です。奥には日光下駄があり、外に出る際に利用できます。
玄関前のロビーです。こちらの絨毯の模様は彫刻刀で掘られており、切り貼りの無い1枚張りとなっています。
棚には栃木の伝統工芸、益子焼の陶器や、日光彫の手鏡などが展示されています。
ソファの後ろにはライトに鹿沼組子のカバーが付けられています。
こちらのソファからは中禅寺湖と界日光の建物が見えるようになっています。
フロント~エレベータです。
ロビー内で目立っているこちらの重厚な柱は、漆を塗ったうえに金粉で蒔絵が施されています。
中山計介氏の絵画「エオンタ」シリーズの一つです。
こちらはトラベルライブラリー。メインのラウンジとなります。
奥の方には、鹿沼組子ライブラリーと呼ばれる工芸品やその関連書籍のライブラリーがあります。
ドリンクはコーヒー、生ショウガ湯、ハーブティなどフリードリンクになっています。
鹿沼組子を多用したラウンジとなっており、この組子ライブラリーだけで35種類もの模様の鹿沼組子が使われているそうです。
鹿沼組子の高級感ある装飾と、絶景の中禅寺湖が見渡せる素晴らしいラウンジです。
星野リゾート 界日光 中禅寺湖ビュー和室 お部屋のご紹介
お部屋までは一旦靴を脱いで、畳敷きのやや長い廊下を進みます。界日光の館内に敷き詰められた畳は1700枚にもおよぶとされています。
客室の廊下、客室内、大浴場の湯上り処など、いたるところで畳の柔らかさ、香りなど和の雰囲気を楽しむことが出来ます。
客室でチェックイン
チェックインは客室でお茶をいただきながら行いました^^
館内のイベントを紹介してくれます。そのほかのイベントでは、一部予約制となっていますので、宿泊する際はご確認ください。
界日光 中禅寺湖ビュー和室(2名) お部屋のご紹介
今回のお部屋は221号室「宵待月」です。
カギはちょっと変わった形になっていて、太鼓のキーホルダーが付いています。扉も防火扉のような重い扉でした。
入り口の廊下です。廊下からの流れを見てもわかるようにほぼ全面畳敷きの純和風のお部屋になっています。
お部屋へ入っていくと、ベッドスペースが中央にあって仕切りあるいは目隠しのような感じになっています。
お部屋の全体はこんな感じです。左が寝室、右が広縁のようなスペースで、もともとは左の寝室には布団を敷いていたと思われます。
まずは奥の方まで行って景色をみてみます。
こちらがお部屋から見た景色です。
手前には多少建物がありますが、中禅寺湖とその周辺の山が良く見えてまさに絶景です。
右側には標高約2400mの男体山が頂上まで見えます(中禅寺湖は標高1300mのため、山自体は1100m程度です)。
改めてお部屋を見てみます。12帖程度の畳の間の中央に鹿沼組子をあしらったベッドスペースが設けられており、その上にはセミダブル程度のローベッドが2つ。
どちらもマットレスの上に掛布団をかけたようなものになっています。マットレスがかなり厚いので、ほぼベッドのような感覚です。
そしてベッドボードの上には鹿沼組子の装飾があしらわれています。
こちらはテレビです。小さ目のテレビとなっています。周りも電話くらいしかなく、シンプルです。
部屋の奥には4-5帖程度の広縁のようなスペースがあります。こちらもやはり畳です。チェックインはこちらで行いました。
角部屋でしたが、角の部分が全面ガラスになっていました。
こんな感じで男体山がきれいに見えます。
テーブルの上にはお茶菓子がありました。界のかりんとう抹茶です。
チェックインの際にいただいた当日のおススメの過ごし方です。こちらは是非チェックしておきましょう。
今回はご当地楽「日光下駄談義」、夕焼けとイチゴの羊羹フォンデュ、鹿沼組子アクセサリー作りを行いました。
メインのイベントである「日光下駄談義」については、予約して21:00から鑑賞する参加型のイベントとなります。こちらは星野リゾートらしいとても楽しめる内容でしたので見ることをオススメします(動画でもネタバレしない程度にご紹介しています)。
お部屋でwifiが使えます。通信速度も34Mbpsとまずまず速めです。
大浴場、貸切風呂の案内です。貸切風呂は1時間3,300円でした。大浴場も貸切風呂も後ほどお見せします。
クローゼットには作務衣と陣羽織がありました。
スタンドライトの飾りも鹿沼組子でした。
ミニバーのようなスペースです。
コーヒーとお茶がありました。
冷蔵庫内には、リンゴジュースとビールが入っていましたがこれは有料です。
リンゴジュースとビールは有料でした。
こちらは洗面です。シンプルな感じの洗面になっています。
石鹸や化粧水などがありましたが、いずれも界オリジナルのボトルに入っていました。
アメニティは風呂敷に入っていました。風呂敷でのバッグの作り方付きです。こちらの風呂敷は持ち帰ることが出来ます。
中に入っていたアメニティは歯ブラシやクシ、綿棒などです。
こちらはお部屋のお風呂です。一般的なユニットバスになっています。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープのボトルはやはり界オリジナルです。
トイレは広めのウォッシュレット付きトイレです。
貸切風呂と大浴場
星野リゾート界日光には大浴場(内湯、露天風呂)と貸切風呂があります。今回は貸切風呂と共に、大浴場も撮影させていただきましたので紹介します。
界日光 貸切風呂
界日光の貸切風呂は1つだけあり、1時間3,300円となっています。事前予約可能なので、利用希望の方は事前の予約をオススメします。
フロントで鍵を借りて、地下の貸切風呂へ向かいます。
こちらが貸切風呂への通路です。やはり畳敷きになっていますね^^。
こちらが入り口です。
こちらが脱衣スペースです。5-6人程度対応の比較的狭めのスペースとなっています。
洗面にはお部屋と同様に界オリジナルのボトルに入ったシャンプー類とアメニティがあります。
冷蔵庫があり、中の飲み物が無料でいただけます。嬉しいサービスですね^^
シャワールームも用意されています。
こちらがお風呂です。かなり広い敷地になっています。
反対から見たところです。
湯舟自体は石でできており、木で縁取りされています。5-6人程度入れそうな大きなものになっています。
以前は日本酒を入れるイベントや、絵巻のような飾りがあったりしたようですが、今はシンプルなお風呂になっています。
大きな屋根がかかっていて、周囲には「よしず」が全体に張られていることから、ほぼ外の景色は見えず、露天としての解放感は今一つです。
元々立派な木の仕切りがあったところに、よしずが後から加えられたようにも見えますね。
お湯は和の代温泉からの運び湯となっており、かけ流しではありません。
温泉泉質の成分表です。アルカリ性単純泉、pH9.5となっています。無色透明無臭で、特に特徴がないお湯となっています。
星野リゾート界 日光 大浴場
宿のご厚意で、大浴場を撮影させていただきましたので、ご紹介します。
大浴場の男湯をご紹介します。
こちらが脱衣スペースです。部屋数の割にはかなり広い印象を受けます。
洗面スペースです。こちらは畳になっていて、数は十分に用意されています。
大浴場 内湯
こちらが洗い場となります。こちらもかなり広めです。
湯舟も広め、10人以上は入れそうです。全体が石でできており、木で縁取られています。
泉質は貸切風呂と同様に、和の代温泉からの運び湯でアルカリ性単純泉、pH9.5というお湯です。
全景です。和風の雰囲気でメンテナンスもしっかりされている印象です。
大浴場 露天風呂
こちらは露天風呂です。岩風呂のような形になっており、周囲には砂利が敷かれて日本庭園の雰囲気があります。
露天風呂としての解放感は今一つですね。
岩風呂の雰囲気は十分にありますね^^。
湯上り処
湯上り処も畳敷きになっており、かなり広いスペースになっています。
アイスキャンディーがありました。湯上りにアイスは嬉しいですね^^
湯上りに飲める「梨ウォーター」と「ルイボスティー」もありました。
売店とラウンジでのイベントのご紹介
売店
館内には自販機はありません。ラウンジにある飲み物以外のアルコールなどはこちらの売店で購入することになります。
売店です。売店は15:00-21:00 朝は8:00-となっています。
店内は鹿沼組子を含めた木製の装飾が中心で、落ち着いた雰囲気となっています。
日光下駄が展示されていました。日光下駄は上が草履、下が下駄で出来た独特の履物で、江戸時代の参勤交代などの長距離の移動では重宝されたそうです。
こちらの日光下駄は界日光のエントランスで実際に履いて外出したり、日光下駄談義で実際に触れることが出来ます。
こちらは界オリジナルのお菓子です。
益子焼の陶器もたくさん売られています。
鹿沼組子関連の箸置きやコースターなども売られていました。
イチゴの羊羹フォンデュ
イチゴの羊羹フォンデュをいただきました。こちらは午後の予約制になっており、アフタヌーンティーのような位置づけと思われます。
鹿沼組子のプレートと益子焼のお皿がオシャレです。
イチゴとお団子を、温かい羊羹につけていただきます。
鹿沼組子アクセサリー作り
今回は一人旅でしたので、娘のためにアクセサリーを作ってみることにしました^^
こちらからパーツを選んで自分で作ります。手前側に見本がありますが、ストラップかヘアバンドから選ぶことが出来ます。
紐を通したり結んだりする簡単な作業で約5分、出来上がりました!
界日光 お楽しみの夕食
夕食は1階のお食事処でいただきます。
こちらが食事会場です。右側が日光下駄談義の舞台となっていて、21:00からご当地楽が行われます。
こちらの半個室のようなお部屋での食事となります。
ちょっとびっくりしたのは、テーブルに箸、スプーンと献立(メニュー表)のみが置かれていたところです。
通常は前菜などが置かれている場合が多いのですが、これは界日光ならではの演出のようです。
夕食は「秋の和会席」、特にメインというのは無いようでした。
ドリンクメニューの一部です。地酒飲み比べ、果実酒飲み比べなどが用意されています。
見た目も素晴らしいこちらの日光彫の器に入った料理は・・・
【先付け】湯葉ムース 献上醤油のコンソメゼリー
【煮物椀】錦秋ウズラ真丈 日光の秋の紅葉を表現した一品とのことです。
宝楽盛り(前菜)は益子焼の器に眠り猫と三猿が描かれていました^^
【宝楽盛り】落花生豆腐、サンマ幽玄焼き、鶏と干しブドウの松風、炙り太刀魚寿司、長芋すり流し、イカの酒盗和え、いんげんのクルミ味噌
【お造り】お造り取り合わせ(ホタテ、湯葉、ブリ)。
【酢の物】土佐酢和え
【揚げ物】鮭と松茸の袱紗包み かぼちゃとしめじの天ぷら
【蓋物】茄子の葛まんじゅう ウニと菊花餡
【旬彩】 土鍋ごはん 牛肉のしぐれ煮
メニューでは「紅葉鯛の割り地焼き」となっていましたが、こちらは前日界鬼怒川でいただきましたので、気を利かせて変えてくれたんだと思います。
味噌汁です。
こちらはお新香。
【甘味】界日光特製 イチゴと軽いチーズのムース
あまった牛肉しぐれ煮を夜食としてお弁当にしてくれました。こういった気づかいは素晴らしいと思います。
夜のイベント 日光下駄談義
星野リゾートといえば、ご当地の魅力を伝えるイベントや催しである「ご当地楽」が特徴となっています。今回宿泊した界日光でもご当地楽として「日光下駄談義」が開催されていますので、一部ご紹介します。
日光下駄談義が行われる能舞台です。ヒノキで作られた舞台で、釘を一本も使わないこだわりの造りとなっており、中央の舞台は10m四方程度の本格的なものです。
日光下駄談義では、日光下駄の成り立ちから実際にどのような使われ方をされていたか、現在日光下駄を作る職人が減っていることなどが解説されてから、日光下駄を利用したタップダンスが披露されます。
前半は2人のスタッフがダンスを行い、その後会場のお客さんと一緒に下駄を踏み鳴らす観客参加型のイベントとなっています。
その演出は素晴らしいものでしたので、界日光へ宿泊する際には是非参加することをオススメします。
界日光 お部屋からの夕暮れ~朝の眺望
お部屋からの夕方~朝の眺めも素晴らしいものでした。
夕暮れです。中禅寺湖の奥に沈む夕日が沈むところが見えます。
朝です。中禅寺湖から男体山に当たった朝日がとてもきれいです。
この絶景は動画でタイムラプスで撮影しています。時間とともに移り変わる中禅寺湖と男体山の景色は是非動画でご覧ください。
界日光 朝食会場での朝食膳
朝食は夕食と同じお食事処でした。
こちらの半個室でいただきます。夕食と同様、最初はメニューと箸だけがありました。
こちらが朝食のメニューです。
朝食膳が運ばれてきました。
右から界日光流湯波鍋、味噌汁、青菜のお浸し、赤魚の柚子みそ焼き、厚焼き玉子、鶏とおからのつくね、香の物となります。
朝食のメインとなる、界日光流豆乳湯波鍋です。湯葉は2種類あり、左側が生湯葉、右が生湯葉を巻いたたぐり湯葉となっています。お肉は豚肉です。
こちらを日光東照宮献上醤油「譜代相伝」でいただきます。
華厳の滝を観光
朝食後、チェックアウトまでの時間で華厳の滝へ行ってきました。
華厳の滝は界日光から約800m、歩いて10分程度のところにあります。
こちらの華厳の滝エレベーターで下に降りて滝を見学します(エレベーターで降りなくても滝を見ることはできます)。
エレベーターで約100m下の観瀑台に降ります。
華厳の滝です。紅葉はほぼ終わっていて残念でしたが、滝が間近で見られるので音も大きく、大迫力ですね^^
チェックアウト
チェックアウトはフロントで行います。
実際宿泊して良かった点、気になった点
今回、中禅寺温泉 星野リゾート界日光に宿泊しましたが、良かった点や気になった点など上げてみたいと思います。
宿泊してよかった点
中禅寺湖ビューの絶景は最高!
なんといっても、今回宿泊した中禅寺湖ビューからの絶景が最高でした。紅葉の時期ということもありますが、夕暮れから夜、朝日を受けた男体山まで移り変わる素晴らしい景色を楽しむこととが出来ました。
この絶景は動画でご覧いただくとさらに素晴らしさがわかってもらえると思います。
星野リゾートらしい充実した館内エンターテインメント
チェックイン後のアフタヌーンティー(イチゴ羊羹フォンデュ)、鹿沼組子アクセサリー作り、その後夕食、さらには日光下駄談義と、飽きさせません。
翌朝もお部屋からの中禅寺湖の景色から始まり、朝食、そして周辺の散策と、チェックアウトの12:00までめいっぱい楽しめる素晴らしいパッケージングとなっています。
気になった点
温泉旅館としては温泉は今一つかな・・・
界日光の温泉は、和の代温泉からの運び湯ということで、いわゆる源泉かけ流しの温泉ではありません。その点は、温泉旅館としては少々残念な点ではありますね。また露天風呂も解放感は今一つでした。
ただ、星野リゾート界全体にわたって言えますが、温泉自体の泉質よりは、豪華館内やイベントで楽しめるリゾートを目指しているように感じますので、どちらかというと温泉はそれほど重要ではないような感じもします。
朝食が品数少なめでした
夕食は栃木の工芸品を交えた食器や様々な食材で一品ずつ説明していただき、素晴らしいものでした。朝食も同様ですが、朝食に関しては少し品数が少ない印象でした。
栃木県 星野リゾート界 日光 まとめ
- 人気宿、星野リゾート界日光の中禅寺湖ビュー和室に宿泊しました
- なんといってもお部屋からの絶景が最高でした
- 日光下駄談義をはじめとして充実の館内エンターテインメントを体験しました
- 食事は夕食朝食とも半個室で和食膳でした
星野リゾートらしい、館内で楽しめるエンターテインメント満載の宿泊でした。さらに界日光は絶景もプラスされてすばらしい宿と思います。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【栃木県 星野リゾート♨️界 日光】感動的な中禅寺湖ビューの絶景と充実の館内エンタメ!
本記事が、中禅寺温泉 星野リゾート界 日光の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!
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