山形旅行記

【詳細解説ブログ】山形県 赤湯温泉♨️松島館宿泊記 プライベート感抜群!おもてなしが素敵な小さな旅籠宿

この記事では、山形県、赤湯温泉 松島館についてお風呂、お部屋、食事の詳細を解説します。

赤湯温泉の開湯は約930年前(1093年)の平安時代後期とされ、奥洲統一を担った源義家に同行していた弟義綱に発見されたとされる歴史ある温泉です。

松島館は、大正初期創業、全8室でプライベート感抜群の小さな旅籠宿です。

今回は、松島館の半露天風呂付き客室に宿泊しました。

この記事では、松島館がどんな宿なのか、今回宿泊したお部屋、お風呂、夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

山形県 赤湯温泉 松島館に宿泊してきましたので、館内の概要、お部屋、お風呂、夕食と朝食までブログでご紹介します

赤湯温泉 鶴の湯 基本情報

赤湯温泉とは

赤湯温泉は山形県南陽市にある小さな温泉町で、山あいにある温泉地が多い山形県では珍しく、町の中に14軒の温泉旅館と3つの公衆浴場が点在しています。

赤湯温泉の開湯は約930年前(1093年)の平安時代後期とされ、奥洲統一を担った源義家に同行していた弟義綱に発見されたとされる歴史ある温泉です。

兵士が戦いで傷ついた体を湯に浸したところ、たちどころに傷が治り、血で真っ赤に染まったことが赤湯温泉の由来となったと言われています。

その後、伊達領時代を経て上杉領となり、米沢藩時代には殿さまが入る箱湯として保護されるとともに、藩公認の遊興の場所として栄え、上杉鷹山も湯治に訪れました。

赤湯温泉には「森の山源泉」「森の山2号源泉」「湯川原源泉」の3つの源泉があり、平安時代から今も変わらずこの地を訪れる人々を癒し続けています。

赤湯温泉 松島館 基本情報

松島館 基本情報

赤湯温泉 松島館の公式ホームページはこちら

松島館の創業は大正初期、松五郎夫婦が小さなちいさな旅籠の宿をひらいたのがはじまりです。

客室はプライベート感十分の全8室、すべてのお部屋が趣の異なる客室で、3部屋に半露天風呂がついています。

館内には談話室が2つあり、それぞれお茶やお菓子が用意されています。

お風呂は3つ、大浴場はなく、すべて空いていれば時間を気にすることなく入ることができる貸切風呂となっています(内湯2,露天1)。

チェックイン時には、ウェルカムドリンクサービスがあります。また、食前酒は選ぶことが可能です。

夕食は基本的に半個室での会席料理ですが、すべてのお部屋にテーブルのダイニングが付いており、希望すればお部屋での夕食も可能です(有料)。朝食はお部屋での朝食となります。

どのお部屋も子供が宿泊可能です。

クレジットカードは利用可能です。

WiFiは用意されています。また、ドコモはじめ携帯の電波は繋がります。

  • 客室数:全8室
  • 駐車場:12台(無料)
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:11:00
たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
チェックアウトが11時ですので、お部屋のお風呂にゆったりと入ることができるのはとてもいいですね^^

松島館 場所

住所:〒999-2211山形県南陽市赤湯725
TEL :0238-43-2501

【宿へのアクセス】

自家用車:東北中央自動車道 南陽高畠ICより10分

JR:山形新幹線 赤湯駅より車で5分

松島館 客室

松島館の客室は全8室、すべてのお部屋がダイニング付きのお部屋となっています。

半露天風呂付き客室が3つ(市いち、新あらた、漆)、通常客室(賛たたえ、梧あおぎり、紫、筏)が4つ、洋室(禄さいわい)が1つとなっています。洋室のお部屋はセミダブルベッド、他のお部屋は布団となります。

今回宿泊するのは、半露天風呂付き「漆(うるし)」です。

松島館 温泉

松島館のお風呂は3つ、大浴場はなく、すべて空いていれば時間を気にすることなく入ることができる貸切風呂となっています(内湯2,露天1)。

  • 温(ぬくもり)・・・内湯
  • 洵(じゅん)・・・露天風呂
  • とちり屋・・・別棟にある内湯

赤湯温泉には「森の山源泉」「森の山2号源泉」「湯川原源泉」の3本の源泉があり、全ての旅館13軒と公衆浴場3軒には「森の山源泉」と「森の山2号源泉」の2つの源泉を混ぜた混合泉が供給されているそうです。

松島館では、日帰り入浴には対応していません。

松島館 泉質

  • 源泉名・・森の山源泉、森の山2 号源泉
  • 泉質・・・含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉
  • pH:7.3
  • 泉温:60℃

お風呂については記事内で詳細に解説していますので是非御覧ください。

公式サイトで予約

今回は公式サイトから予約しました。

今回のプランは1泊2食付きのスタンダードプラン(特選山形牛と旬の会席料理)、宿泊費は家族3人(大人2人、子供1人)で96,000円(大人・子供32,000円)でした。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
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山形県 赤湯温泉 松島館に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

宿の歴史と概要

今回は、山形県 赤湯温泉 松島館をご紹介します。

赤湯温泉の開湯は約930年前(1093年)の平安時代。江戸時代には、米沢藩主、上杉鷹山が湯治に訪れたことで知られています。


山形新幹線、赤湯駅からタクシーで数分、東北中央自動車道、南陽高畠ICから約5分前後と、アクセスも良好です。

赤湯温泉 松島館は、大正初期創業の老舗旅館で、全8室のプライベート感抜群の温泉宿です。

今回は、松島館の温泉半露天風呂付きのお部屋に宿泊しました。

この記事では、宿の概要、お部屋、貸切のお風呂、夕食と朝食まで、松島館の魅力をフルレビューします。

見どころたっぷりの記事となっていますので、ぜひじっくりとご覧ください。

松島館に到着しました。

宿の歴史と概要をご紹介します。

松島館 歴史と概要

かつて米沢藩、上杉鷹山が湯治に訪れ、

日本のさくら100選にも選ばれた烏帽子山公園とワインの産地として広大な葡萄畑が広がる、自然豊かな赤湯温泉の中心部に、松島館はあります。

松島館の創業は大正初期、松五郎夫婦が小さな旅籠の宿を開業したのがはじまりとされる老舗旅館です。

その後、何度かの改修を経て、現在の松島館は平屋建て、全8室がダイニング付き、3室が温泉半露天風呂付、3つの貸切風呂のみと、プライベート感抜群の温泉宿となっています。


松の植栽も見事な、純和風の入り口から、館内に入ってみましょう。

館内紹介


入ってすぐのところには、庭園がありました。

館内紹介 ロビー


こちらはロビーです。素敵な雰囲気のロビーでは、


だるまさんがお出迎え^^


パンフレット類を載せている家具も素晴らしいですね〜♪


こちらは小さな売店になっています。


お部屋のお茶菓子のなんじょだべがあります^^


組子の装飾もレトロで素敵ですよね^^


館内は平屋ですが、意外に広いんですね。これから館内の施設をご紹介していきたいと思います。

館内紹介 別棟 談話室


まずは、別棟にある貸切風呂へ向かいましょう。


廊下や仕切りの扉の雰囲気が、とにかく素敵ですよね♪


こちらは、貸切風呂の手前にある談話室です。最も広い共用スペースになっていまして、湯上がりどころとして利用されています。


レトロな雰囲気が素晴らしいですよね♪ 飲み物などは置かれていません。あとは、こちらのお部屋に来ると硫黄のいい香りがするんですよ♪


奥は貸切風呂ですが、後ほどご紹介します。

館内紹介 食事会場


フロントに戻って、今度はお部屋のある本館をご紹介します。


この通路の右側は・・


食事会場になっています。中庭に面していて、洋風のとても素敵な食事会場ですよね♪


夕食は基本的にこちらの食事会場なんですが、有料でお部屋での食事に変更することもできるようです。朝食はお部屋での食事となります。

では、さらに奥へ行ってみましょう。



途中にあるのは、貸切風呂の内湯と露天風呂ですが、こちらはあとでご紹介します。


貸切風呂の間には、もう一つの談話室がありました。


こちらは小さめですが、同様にレトロな雰囲気ですね^^


中庭の景色をみてくつろげそうですよ♪


さらに奥には客室があります。

客室は全8室、うち3部屋が露天風呂付きです。お風呂のついていない通常客室が4部屋、洋室が1部屋となっています。どのお部屋二間以上の広いお部屋で、いずれもダイニングが付いていて、希望すれば朝食も夕食もお部屋でいただけます。

なお、洋室のお部屋はセミダブルベッドのツイン、そのほかのお部屋は和室に布団となっています。


途中、ライブラリがありました。漫画など色々あります♪


長い廊下の突き当たりに、今回のお部屋がありました^^

チェックイン


ロビーのソファに座って、ドリンクをいただきながらチェックインです。なんとドリンクは松島館の農園で作っているりんごのジュースとのことですよ^^

今回のプランはスタンダードなプラン、宿泊費は最後に公開します。

なお、チェックインは15:00、チェックアウトは11:00となっています。


各施設を説明していただきながら、お部屋まで案内をしてくれました。


お部屋に入ってから、さらにお部屋の設備についても丁寧に説明をしていただきました。

半露天風呂付き客室 漆 お部屋レビュー

では、お部屋レビューです。


今回のお部屋は「漆」温泉半露天風呂付き客室です。


ちょっと変わったキーホルダーです^^


入り口は編み込みの床になっています。


トイレは広く、男性用もありました


こちらはダイニング。夕食は希望すればお部屋でいただけますが(有料)、今回は会場でいただくことにしました。朝食はお部屋でいただきます。


水場がありました。


コーヒーカップはおしゃれ♪


茶碗とグラス


お茶のセットです。


ドリップコーヒーは十分に用意されています👍


インスタントコーヒーもありました。


冷蔵庫には何も入っていません。


ダイニングの窓から庭園の景色が見えます。


ダイニングテーブルには紅茶のセット


こちらが洗面です。


フェイスタオルは無地でした^^


洗面です。


アメニティは髭剃り、ブラシ、歯ブラシなど一通り揃っています。


POLAの女性用化粧品がありました。


ドライヤーはナノイーです。


上には綿棒やコットンセット


お部屋の半露天風呂です。手前に階段があるので注意が必要です。


お風呂は石造りの高級感のある湯船で、広さも十分です。


周囲も壁は木製で、雰囲気ありますね^^


こちらも窓からは庭園の景色が見えていていい感じです👍


お湯は無色透明で、匂いもほとんどありません。源泉はやや熱めなので、加水をしながら入ります。


シャワー付きの洗い場が用意されています。


シャンプー類はPOLAです。


こちらがリビングの和室10畳のお部屋です。


どのお部屋からも庭園の景色が見えるのは素晴らしいですね👍


窓を開けると広がりのある庭園が見えています。落ち着くような癒されるような素敵な景色です。


窓側からお部屋をみてみます。

一見レトロなお部屋ですが、畳や木などは新しく、古さは感じられません。


床の間も立派です


こちらの障子の奥には・・


テレビがありました^^


クローゼットです。


浴衣はこんな感じで、大人っぽいおしゃれな柄♪


湯カゴがありました。これは嬉しいですね^^


座椅子の座布団はフカフカです^^


お茶菓子は山形の銘菓「なんじょだべ」

お風呂のご紹介

松島館では、大浴場はなく、貸切風呂が3つ、無料で空いていれば入ることができます。

貸切風呂 とちり屋(内湯)

まずは別棟「とちり屋」です。

こちらの札を裏返して・・

中の鍵を掛けます


脱衣スペースです。貸切ですので2−3人用ですね。


洗面は大型です^^


とちり屋のお風呂です。こちらは源泉に近いため、硫黄の香りが強めにしています。

石とタイルでできた、2人はゆったりと入れそうな広めの湯船になっています。


シャワー付きの洗い場が一つと窓があります。


こちらの湯口から源泉が100%で掛け流しになっています。

貸切風呂 温(ぬくもり)

続いて貸切の内湯「温(ぬくもり)」です。


脱衣スペースはほぼ同様です。


貸切内湯「温」です。お部屋のお風呂と似たお風呂で、石造りの高級感のあるお風呂です。


周囲の雰囲気も木造りでいい感じです👍


窓は大きめで、開ければ半露天のようになりますね


洗い場もしっかりと用意されています。

貸切露天風呂 洵(じゅん)

最後に貸切の露天風呂「洵(じゅん)」です。


他のお風呂と比べて少し広めですが、2-3人程度の脱衣スペースです。


お風呂の手前に、洗い場がありました。


貸切露天風呂です。大型の石でできた湯船は雰囲気十分。1-2人程度の広さです。


屋根と目隠しはありますが、開放感も十分にありますね。

 

会場で夕食

お楽しみの夕食の時間です。お部屋(有料)と会場食を選べますが、今回は会場で。

テーブル席でした。


レストランからも中庭の景色が見えます。


テーブルの上にはプレートとメニューのみ^^


まずは食前酒です。なんと、山形の蔵元で出羽桜酒造の果実酒(アルコール8%)です。


私はりんご、妻は「どだなだず(ミックス)」をチョイス。

「どだなだず」は、いかがでしょうかという意味です^^


ドリンクメニューです。日本酒、焼酎、ワインなどいろいろありますが、特に地元のワイナリー(酒井ワイナリー、佐藤ぶどう酒、大浦ぶどう酒、須藤葡萄酒)が揃っているのが特徴です^^


といいつつ、妻の1杯目はプレミアムモルツ


私は梅サワーで^^


夕食のメニューです。品数は少なめの印象


ホタルイカのポン酢ジュレ ジュレでさっぱりといただけます


サクラマスの桜葉蒸し 山菜をサクラマスの身で包んで、さらに桜の葉で包んだ春らしい料理


エビともずくの吸い物 エビのお出汁が出ていていいお味です♪


お造り三点盛り タコ、マグロ、ヒラメです。


お肉料理に合わせて、初めていただく大浦葡萄酒の赤ワインを夫婦でいただきました♪

メイン料理 特選山形牛 しゃぶしゃぶ ゴマだれとポン酢でいただきます。

柔らかいお肉で、しゃぶしゃぶにピッタリ、最高でした〜♪

タケノコの炊き込みご飯が炊き上がりました(^^/ お米は山形米です。

シャキシャキのタケノコで出汁の効いたご飯を美味しくいただけました^^

しじみ汁 熱々のしじみ汁はやはり絶品です👍

本日のデザート パンナコッタとフルーツ


さらに残った炊き込みご飯を夜食のおにぎりにしてくれました。なるべくご飯は残したくないので、これは嬉しいですね👍

夜の景色


夕食の間にお部屋に布団を敷いていただきました。式布団はマットレス1枚ですが、かなり厚めで寝心地はよかったですよ^^

朝は朝市へ


赤湯温泉では、月2回、日曜日に朝市が開かれています。今回、たまたまタイミングがあったので、買い物好きの妻と行ってみました♪


商品がずらりと並びます^^


なんとこちらは鯉の甘露煮


朝付きたてのお餅 納豆とごま味がありました^^


お豆腐屋さんです。できたてを樽から直接、豪快です^^


少し遅めだったので、売り切れのものもありました。赤湯温泉に泊まりの際は朝市、ぜひチェックしてみてくださいね^^

お部屋で朝食


朝食はお部屋でいただきます。庭園の景色が見えていい感じ👍

時間になるとテーブルに用意してくれます。


器も綺麗で十分に豪華な朝食ですね^^


ひじき煮、きんぴらごぼう、おひたし、しらすとおろし、漬物など。定番の温泉玉子もあります。


ロールキャベツ 牛乳?(豆乳かもしれません)のスープが美味しい♪


こちらも朝食の定番、焼き鮭


お味噌汁は豆腐となめこ


朝食の後は、デザートがわりに朝イチで購入したお餅をいただきました^^

チェックアウト

ロビーで座ってチェックアウトです。

今回は、1泊2食付きのスタンダードプラン(特選山形牛と旬の会席料理)、宿泊費は家族3人(大人2人、子供1人)で96,000円(大人・子供32,000円)でした。

赤湯温泉 松島館 いかがでしたか?

全8室、貸切風呂、お部屋での食事、素晴らしいプライベート感を満喫できる宿泊でした。

これからもいろいろな宿をご紹介してまいりますので、引き続きご覧ください。

山形県 赤湯温泉 松島館 まとめ

松島館 まとめ
  • 赤湯温泉の老舗宿、松島館に宿泊しました
  • 全8室のみのとてもプライベート感の高い空間で癒されました^^
  • お風呂は貸切風呂のみ、3種類の湯船で、それぞれ個性的です。
  • 食事もプライベート感十分で大満足でした^^

全8室、貸切風呂、お部屋での食事、素晴らしいプライベート感を満喫できる宿泊でした。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。

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