栃木県日光市、鬼怒川温泉ホテル三日月へ行ってきました!
今回は贅沢に、家族5人でホテル三日月の最も高級なお部屋のひとつである露天風呂付き客室とさくら亭和洋室に分かれて宿泊してきました。
この記事では、前編として、露天風呂付客室、ディナーバイキングとホテル施設についてレビューします。
さくら亭の客室と、三日月自慢のプール「おぷーろ」、朝食バイキングについては、後編でレビューしていますので、そちらと合わせてご覧ください。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【栃木県 日光鬼怒川温泉♨️ホテル三日月】露天風呂付客室と和洋室、おぷーろと朝夕バイキングの詳細解説
目次
きぬ川スパ・ホテル三日月 つばき亭・温泉露天風呂付き客室に宿泊してきましたので、ホテルの全貌、ディナービュッフェとあわせてご紹介します
きぬ川温泉スパ・ホテル三日月 基本情報
鬼怒川温泉とは
鬼怒川温泉(きぬがわおんせん)は、栃木県日光市の鬼怒川上流域にある温泉で、箱根や熱海と並んで「東京の奥座敷」と呼ばれる温泉です。
約40軒のホテル旅館の他、リゾートマンションや企業の保養所などが連なり、市営の公共浴場や足湯の他、民間の入浴施設も多数あります。
ホテル三日月について
「ホテル三日月」はホテルグループで、千葉県に「勝浦ホテル三日月」「鴨川ホテル三日月」「龍宮城スパホテル三日月」、栃木県に「きぬ川ホテル三日月」があります。
もともと知名度のあるホテルグループでしたが、先日の新型コロナウイルスに関連した中国からのチャーター機で帰国した邦人191人を勝浦ホテル三日月にて受け入れたことでも有名ですね。
きぬ川温泉 スパホテル三日月 について
公式ホームページ
鬼怒川温泉 ホテル三日月の公式ホームページはこちらです。
(きぬ川温泉スパ/ホテル三日月 公式サイトより)
- 客室数:全259室
- 駐車場:80台
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:10:00
鬼怒川温泉駅から至近のホテルで、2020年7月にリニューアルオープンとなりました。
なんといってもガーデンスパと呼ばれる別館のスパ、プールとさらに今回のリニューアルで追加された「おぷーろ」が目玉となっています。
朝夕のライブキッチンバイキングも有名です。
きぬ川 ホテル三日月 場所
住所:〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原 1400
TEL :0288-77-2611(予約センター)
ホテルは日光東照宮で有名な日光市にあり、鬼怒川温泉駅より徒歩3分と非常にアクセスのいい場所にあります。
車では高速道を利用して約2時間程度です。
きぬ川ホテル三日月 客室
客室は全部で259室あり、大きくつばき亭とさくら亭に分かれています。お部屋としてはつばき亭の方が新しいようです。
今回宿泊した露天風呂付き客室はつばき亭にあり、和洋室はさくら亭とつばき亭りょうほうにありますが、今回はつばき亭の和洋室でした。
(きぬ川温泉スパ/ホテル三日月 公式サイトより)
- 露天風呂付客室・・・8室
- 特別室・・・54室
- 貴賓室・・・1室
- その他・・・178室
ホテル三日月 温泉について
きぬ川ホテル三日月といえば、温泉大回廊といわれる、渓谷の湯、きぬの湯、夢見の湯にわかれた回廊形式の大浴場が売りです(夢見の湯は団体用貸切風呂です)。
(きぬ川温泉スパ/ホテル三日月 公式サイトより)
【 泉質 】アルカリ性単純温泉
【 効能 】神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、 疲労回復、健康増進
庭園大回廊フロアマップ
(きぬ川温泉スパ/ホテル三日月 公式サイトより)
◎正午12時~翌朝9時30分 深夜3時から10分程度男女の入れ替え作業があります。
◎サウナ利用時間:午後3時~夜9時
◎ご宿泊の方のご利用時間:午後3時~翌朝9時30分
◎日帰りの方のご利用時間:正午12時~夜7時(最終受付6時)
きぬ川ホテル三日月 ガーデンスパ(プール施設)
「おぷーろ」およびガーデンスパについては、記事の後編で解説しますので、そちらを御覧ください。
なお、宿泊者はガーデンスパ、おぷーろともに、入場料無料で利用できます(リネン代は別途必要です)。
きぬ川ホテル三日月 その他の設備
- ラウンジ
- バー
- ナイトクラブ
- 居酒屋コーナー
- カラオケサロン
- 会議室
- 売店
- 自動販売機
- エステサロン
- ゲームコーナー
となっています。
今回の宿泊プランの紹介と露天風呂付き客室について
楽天トラベルで露天風呂付客室を宿泊予約
今回の予約は楽天トラベルを利用しました。
宿泊費は1泊2日、家族2人(大人1人、子供1人)で67,320円でした。
キャンセル料は3日前から30%~かかります(楽天トラベルの場合)。
きぬ川ホテル三日月 温泉露天風呂付き客室について
ホテル三日月には露天風呂付き客室が8室あり、今回のリニューアルで露天風呂付き客室のフロアも一部新しくなったようです。
(きぬ川温泉スパ/ホテル三日月 公式サイトより)
リビングと和室1部屋、寝室の3LDKとなっており、露天風呂があります。ツインのベッドも用意されています。
スィートルームを超えたラグジュアリー空間。
その広さ、なんと約55畳(90㎡)。
さらに、ヒノキが香る、これまたゴージャスな 「ヒノキの露天風呂」がお部屋に付いています。
ヒノキが香る、露天風呂付客室。
そこから見える景色は 緑豊かな鬼怒川温泉。
「たまには露天付客室もいいもんだね」って、つい言ってしまいたくなるような思い出のヒトトキをアルバムの1ページにのせてみては!?
(きぬ川温泉スパ/ホテル三日月 公式サイトより)
きぬ川スパ・ホテル三日月露天風呂付客室に実際に宿泊しました!お部屋や温泉をご紹介します
きぬ川ホテル三日月チェックイン
チェックイン時、感染対策のため消毒と検温があります
三日月の自動ドアを開けると、アルコールの消毒液とサーモグラフィーが置かれたテーブルが用意されており、ホテルの方がチェックしています。
ホテルの方もフェイスマスクをして十分な感染対策をしていることがわかります。
Go Toトラベルキャンペーンの適用について確認しておきましょう
チェックインは感染対策の透明な仕切りを通して行います。
Go Toトラベルキャンペーンが7月22日以降に適応となりましたので、チェックイン時に、キャンペーンの適応を確認しておきましょう。
身分証明書の提示を部屋ごとに求められました。またチェックアウト時には「宿泊証明書」と「領収書」を貰えることを確認しておきました。
子供用の浴衣は浴衣カウンターで選ぶことが可能です
チェックイン後、お部屋まで案内してもらう前に、子供用の浴衣を選びました。
お部屋には子供用の浴衣は置かれていませんので、基本的にここで選ぶことになります。
通常の浴衣の他に、ワンピースタイプの部屋着も選べます。
ホテル三日月 つばき亭 露天風呂付き客室レビュー
露天風呂付き客室はつばき亭9階最上階のワンフロアです
つばき亭の最上階である9階は全室露天風呂付き客室になっています。
お部屋まで荷物を運んでもらった後、露天風呂付き客室だけは、お部屋内の案内をしてもらえます。
今回のお部屋は最も奥側の客室「木もれび」でした。
きぬ川ホテル三日月 露天風呂付き客室レビュー
玄関です。お部屋の間取りはリビング+ベッドルーム+和室です。
メインのリビングルームです。テーブルと長イスが真ん中に置かれています。
ホームページでは、露天風呂付き客室はリニューアルしたとなっていますが、行ってみたらやや古めの部屋でした。
9階の一部露天風呂がなかった部屋に新たにお風呂が設定されたところがあったようで、そこがリニューアルされたようでした。
新しい部屋を希望する場合には、予約時に確認するといいかもしれませんね。
コーナーにはカウンターがあり、冷蔵庫、カップ類が置かれています。カウンター上には無料のお菓子が置かれています。
こちらが無料のお菓子です。
冷蔵庫内にはジュースやビールが入っていますが、有料です。
部屋からの眺めです。鬼怒川温泉駅の電車が見えています。
時間が合えばSL大樹が転車台で回転するところを見ることができます(今回は見られませんでした)。
部屋からの眺めには渓流側と鬼怒川温泉駅側があり、予約時に空いていれば選ぶことが可能とのことです。
今回は特に希望したわけではありませんが、駅側ビューとなりました(ちなみに、もう一部屋予約した和洋室は渓流側でしたので、そちらは後編でご紹介します)。
駅側ビューは景色としては今ひとつですが、鉄道好きなお子さんには人気があるそうです。
ベッドルームにはツインのベッドが用意されています。小型のテレビが置かれています。
和室です。テーブルとイスが置かれています。ウェルカムフードとして「きぬの清流」というお菓子とおしぼりが置かれていました。
3人以上で泊まる場合には和室に布団を敷いてもらうことができます。
洗面です。シンクが2つあります。
アメニティも「雪肌精」はじめ、歯ブラシ、ひげ剃り、クシなどひととおり揃っています。
客室付きの露天風呂
ホテル三日月、最上階の客室付きのお風呂を紹介します。
檜の浴槽です。お湯は温泉で、かけ流しになっていて常に温泉で満たされています。
お風呂の周囲も木でできています。
大浴場に入る必要がないので、感染のリスクも減らすことができますね。
お風呂のある部屋自体は露天ではなく、引き戸で窓が開き、外を見ることができるようになっています。
最上階なので、窓からみる景色はいいのですが、お風呂に入りながらではあまりいい景色を見ることはできません。
洗い場です。シャワーとともに、シャンプー、ボディソープ、コンディショナーが用意されています。
ホテル三日月の夕食ビュッフェバイキング
ホテル三日月の宿泊プランは和食膳などのプランもありますが、メインが朝夕バイキングです。
感染症のリスクを考えると個室食のほうが良さそうですが、今回はバイキングプランにしました。
バイキング会場は結構混んでいました
夕食に関しては、感染症対策のためか、30分毎に時間を区切っての入場になっていました(朝食はそのような制限はありませんでした)。
バイキング会場の手前には「さなぶり」という軽食コーナーが設置されています。
夕食バイキング会場はレストラン「絹の川」です。「三日月スタンダード」という感染症対策の掲示板でレストランの看板が隠れています。
席に案内されると感染症対策の説明がされます。
ドリンクメニューです。
夜は飲み物はすべてオーダーになっており、ソフトドリンクもドリンクバーはありませんでした。
ライブキッチンカウンターが見えます。右から栃木うまいものコーナー、ステーキコーナー、天ぷらコーナーです。
こちらが栃木うまいものコーナーです。麺コーナーでは、佐野ラーメンやニラそばをその場で作ってもらうことができます。
左側には焼きそばや餃子も見えます。
ステーキコーナーです。鉄板焼のステーキを焼きたてでいただけるのは嬉しいですね。
ホタテや焼きおにぎり、焼きししゃ、スモークチキンなどおつまみ的なものもまとめられていました。
鮎の串焼きもありました。バイキング料理では珍しいですね^^。
天ぷらコーナーです。ししとうの天ぷらやエビ天などがありました。
パンコーナーです。ピザもありました。
からあげ、グラタン、パスタなど。
白米は「なすひかり」でした。お味噌汁もあります。
ピクルスなど野菜漬けのコーナーです。
サラダバーのコーナーですね。
さしみとお寿司のコーナーです。
刺し身はマグロとサーモン、お寿司はマグロ、サーモン、イカがありました。Aiaiの好きなイクラはありませんでした(T_T)。
カニもありましたよ。
ナスの煮浸しや茶碗蒸しもありました。
牛すじの煮込みやプルコギです。
オニオンリングやカマンベールフライなどの揚げ物です。
春雨サラダ、夏野菜の煮浸しです。
鴨のパストラミ
生春巻きや湯葉の刺し身
サーモンのエスカベージュ。
デザートコーナーです。ケーキがたくさんあります。
フルーツやゼリーです。
アイスクリームです。
パフェ工房というコーナーもありました。
Aiaiがパフェ工房でさっそくソフトクリームの上にベリーを載せていました。
こんな感じで持ってきました^^。
夕食バイキング会場の全景です。たくさんの人がいましたが、感染症対策のため、ところどころ席は空けていたようです。
以上、バイキングでした。
ホテル三日月 その他の施設について
大浴場について
今回は大浴場に入る機会はありませんでしたが、以前から三日月の大浴場は「温泉大回廊」といわれる大浴場が知られていました。
こちらが大浴場の入り口です。夢見の湯、きぬの湯、渓谷の湯という暖簾がかかっています(夢見の湯は団体貸切風呂です)。
この通路の右側が温泉大回廊と呼ばれる庭園風の回廊で、大浴場の入り口が男女別にあります。
この通路はさくら亭との連絡通路になっています。
売店やゲームコーナー
さきほどの通路を奥に行ってさくら亭に入ると、すぐにゲームコーナーがあります。
古めのゲームが中心で、人は殆どいませんでした。
つばき亭の1階にある売店です。
栃木県の名物、レモン関連のお菓子や、宇都宮餃子のお菓子、日光湯葉、とちおとめのお菓子などが売られています。
その他に、ソフトドリンクやアイスクリームなども売られています。
ダンシングウォーター
三日月の名物の一つが、ダンシングウォーターといわれる噴水とイルミネーションを利用したショーです。
ホテル入口前の中庭の噴水で毎日行われています。
こんな感じのイルミネーションと噴水のショーです。約10分間行われます。
以前は結構大音量だったような気がしますが、今回はほとんど音楽は聞こえず、カエルの鳴き声が響き渡っていました(^_^;)。
実際宿泊して良かった点、気になった点や予約の際に気をつけたい点
今回、ホテル三日月の露天風呂付き客室に宿泊しましたが、良かった点や気になった点など上げてみたいと思います。
宿泊してよかった点
露天風呂が温泉であること
部屋付きの露天風呂客室はいろいろなホテルでありますが、意外に温泉ではないことが多いです。三日月の露天風呂付き客室はすべて温泉掛け流しということでとても良かったです。
露天風呂付き客室がリーズナブルである点
連休中でしたが、露天風呂付き客室が一人あたり約4万円(39600円)とまずまずリーズナブルだと思われました。
特に今回はGoToキャンペーンが適応になりそうですので、実質上記の35%引きですので、満足度は高かったです。
気になった点
露天風呂からの景色が今ひとつ
露天風呂と入っても、扉を開けての半露天風呂のような形態でした。9階とはいえ、お風呂に入った状態からは景色はあまり見える状態ではなかったので、その点はすこし残念でした。
ホームページには客室リニューアルとあったのにやや古めの部屋だった点
ホームページには大きく露天風呂付き客室をリニューアルと書いていたのですが、私たちの宿泊したお部屋はリニューアル後ではなかったようです。
9階にある部屋の一部で、もともと露天風呂が無かった客室に、露天風呂を新たに設置して、その部屋をリニューアルしたというのが実際のところのようでした。
ホームページをみるとすべての部屋がリニューアル後のように思ってしまいますので、期待していったのに少々残念な点でした。
食事のオプションがあまり選べない
朝食はバイキング一択ですが、夕食については、バイキング料理の他に、和食膳などのオプションが有るようですが、プランとしてはかなり少ないようで、ほぼバイキングのようです。
このご時世ですから、もう少し選べるオプションがあるといいと思いますけどね。
予約の際に気をつけたい点
渓流側か駅側か予約の時点で確認しましょう
露天風呂付きの客室ですが、渓流側と鬼怒川温泉駅側があります。
渓流側のほうが見晴らしは良く、おぷーろも見えることから、個人的には好きな景色ですが、例えばお子さんが鉄道大好き等の場合には温泉駅側ビューのほうが電車の行き来がみえるので楽しめると思います。
旅行会社やホテルの予約画面では駅側か渓流側か書いていないことが多いので、どちらかこだわりがある場合には電話で確認し、希望を伝えておくといいと思います。
食事の選択は好みに応じて選択しましょう
食事は朝食はバイキング(ビュッフェ)のみですが、夕食はバイキングがメインで一部お食事処での懐石膳などが選択できます。
朝食はしょうがないとしても、夕食については、コロナが気になる人はバイキング以外を選ぶのもいいかと思います。
鬼怒川温泉 ホテル三日月 露天風呂付き客室 まとめ
- ホテル三日月は、鬼怒川温泉駅に至近の大型ホテルです
- 今回は9階の温泉露天風呂付客室に宿泊しました
- 夕食バイキングについては食材の種類は大満足でした(バイキングクオリティです)
いつでもお部屋の温泉に入れるというのはとても贅沢で満足できる時間でした。一方で、食事のオプションや、お風呂からの景色など、大きなホテルならではの多少の不満があったのも事実です。
ただ、今後withコロナの時代にあって、露天風呂付き客室を選べるのは大きなメリットですね。
さくら亭の客室と、三日月自慢のプール「おぷーろ」、朝食バイキングについては、後編でレビューしていますので、そちらと合わせてご覧ください。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【栃木県 日光鬼怒川温泉♨️ホテル三日月】露天風呂付客室と和洋室、おぷーろと朝夕バイキングの詳細解説
本記事が、きぬ川ホテル三日月の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!
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