青森県の星野リゾート、奥入瀬渓流ホテルへ行ってきました。
奥入瀬渓流は、十和田八幡平国立公園に属し、特別名勝かつ天然記念物に指定されています。清らかな流れと季節で異なる深い森が絶景美をつくり、人々を魅了する日本でも屈指の観光スポットです。
今回はそんな奥入瀬渓流の星野リゾートということで、とても楽しみにして行ってきましたが、期待を裏切らない素晴らしいリゾートホテルでした。
この記事では、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルの最高級のお部屋のひとつであるテラス露天風呂付きの渓流和室と、半露天付渓流ツインのお部屋について、お風呂を含めたお部屋のレビュー、夕食のビュッフェ・バイキング、館内散策、アクティビティの一つ、ランプ制作体験から渓流テラスでの朝食まで、ブログでフルレビューします。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【青森県 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル】テラス温泉露天風呂付和室と渓流ツイン半露天風呂付洋室を楽しむ!
目次
青森県十和田市、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに宿泊してきましたので、客室露天風呂、豪華夕食と朝食、ホテル館内の様子までブログでご紹介します
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 基本情報
星野リゾートとは
星野リゾートといえば、雑誌やメディアでもよく取り上げられる有名な総合リゾート運営会社です。
一方で、星野リゾートといえば経営難に陥った旅館やリゾート地を再生させて、よりグレードアップすることでも知られています。
今回宿泊した星野リゾート奥入瀬渓流ホテルも、以前は「奥入瀬渓流グランドホテル」という名前の異なる経営母体でしたが、2005年に経営破綻して星野リゾート・奥入瀬渓流ホテルとして再生しました。
星野リゾートは、宿泊施設だけでも大きく分けて5種類あり、
- 星のや(ラグジュアリーホテル:竹富島、軽井沢など)
- 界(温泉旅館:日光、箱根、加賀など)
- リゾナーレ(リゾートホテル:八ヶ岳、熱海、トマム)
- そのほかの個性的な宿泊施設(奥入瀬渓流ホテル、青森屋、磐梯山など)
- OMO(カジュアル:旭川、大塚)
と分類されます。
1の「星のや」が最もラグジュアリー(値段が高い)で、5に向かうほどリーズナブル(値段が安い)になります。
今回泊まった「奥入瀬渓流ホテル」は4の「そのほかの個性的な宿泊施設」に当たります。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 基本情報
公式ホームページ
奥入瀬渓流ホテルの公式ホームページはこちらです。
奥入瀬渓流ホテルのコンセプトは「渓流スローライフ」とのことです。
奥入瀬渓流の雄大な景色を満喫したり、周辺の大自然を活かしたサービスやアクティビティが楽しめます。
また、りんごや海の幸・山の幸を使った、見た目にもこだわったビュッフェ・バイキングや、渓流テラスを利用して、視覚でも味覚でも楽しめるホテルライフを送ることができます。
- 客室数:全185室(西・東棟)
- 駐車場:100台(無料・先着順)
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:12:00
チェックアウトが標準で12:00というのはうれしいですね。ホテルをじっくり楽しんでほしいという気持ちの現われでしょうか。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 場所
住所:〒034-0301青森県十和田市奥瀬栃久保231
TEL :0570-073-022(星野リゾート 予約センター)
0176-51-1117(ホテル直通)
【ホテルへのアクセス】注:交通の便はあまり良くありません
自家用車:下田・百石ICまたは十和田ICより約1時間程度
JR八戸駅、新青森駅および青森空港から無料の送迎バスあり(3日前までに要予約)
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 客室
客室はフロントのある東館と西館に分かれています
- 特別室
- 露天風呂付き和室
- 渓流和室
- なごみ和室
- モダンルーム
- ツインルーム
- ペットルーム
などのお部屋があります。今回宿泊したのは露天風呂付き和室では最も高級なテラス露天風呂付きの客室です。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル 温泉について
奥入瀬渓流ホテルの大浴場は館内にある「渓流露天風呂+内湯」と、バスで5分程度の外湯「八重九重の湯(混浴)」があります。
源泉 猿倉温泉混合泉
泉質 単純泉(低張性中性高温泉)
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔症、冷え性、疲労回復、健康増進 他
(奥入瀬渓流ホテル 公式ホームページより)
※八重九重の湯は2021年春は営業していませんでした。
今回の宿泊プランの紹介
ホテルに直接予約
今回は星野リゾート公式サイトより直接予約をしました。
渓流和室テラス露天風呂付の宿泊費は1泊2日、ビュッフェ2食付き、家族2人(大人1人、子供1人)で90,950円でした(休前日)。
渓流ツインルーム半露天風呂付の宿泊費は1泊2日、ビュッフェ2食付き、家族2人(大人1人、子供1人)で80,750円でした(休前日)。
どちらのプランも、朝食については「渓流テラス朝食」(一人1,300円追加)を追加しています。
星野リゾートはカードで予約時決済のため注意が必要です。キャンセル料も今回は21日前からでした。
青森県十和田市 星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに宿泊してきましたのでブログにてご紹介します
奥入瀬渓流~エントランス
十和田市方面から奥入瀬渓流ホテルまでの国道102号線は左手に渓流を見ながら走ります。
目的地、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに到着しました。
奥入瀬渓流ホテル 東館
奥入瀬渓流ホテルは奥入瀬渓流沿いの非常に広い敷地のホテルで、東館と西館に分かれています。
東館にはフロントロビー、ラウンジ「森の神話」、夕食ビュッフェ会場の「青森りんごキッチン」があります。
エントランス~フロントロビー
奥入瀬渓流ホテル、エントランスです。
右側がフロントになります。間接照明と高い天井のシャンデリアをうまく使って、少し幻想的な、いい雰囲気のフロントになっています。
コケをテーマにした館内は、緑を基調に統一されており、それは後ほどご紹介するお部屋まで一貫しています。
そして、このスペースを奥に行くと・・・
ラウンジ 森の神話
フロント奥には奥入瀬渓流ホテルのメインラウンジ「森の神話」が見えてきます。
「優雅に激しく流れる渓流と、その流れにころころと流され転がる石ころ、巨大な樹木と目を光らせ疾風るけもの、鳥は飛び交い歌い交わす。下では茸もニコニコ笑い、てっぺんでは冠をつけた鳥の王様が優雅に舞い、そこでは人間や森の妖精も踊っている。
このような情景を思い描き、岡本太郎は森の神話のお話を作り上げました。高さ8.5メートル・重さ5トンのブロンズ製。平成3年4月完成。
(奥入瀬渓流ホテル 公式ホームページより)
非常に高さがあって開放感のある天井と、岡本太郎氏らしいデザインの8.5mもの巨大な暖炉、そして奥には奥入瀬渓流と森林が見えて、まさに「森の神話」といった雰囲気で圧倒されます。
窓側から見た景色です。やはり緑を基調として、非常に開放感のある素晴らしいラウンジです。
こちらはフリードリンクとなっており、コーヒー、青森りんご100%のジュースと、さらにシードル(アルコール)も提供されています。
西館への通路がありますが、その手前にショップがありました。
奥入瀬渓流ホテル ショップ
かなり大きなショップです。
こちらは奥入瀬渓流オリジナル「苔ショコラ」。
お部屋のお茶菓子としても用意されています。自宅用にもいくつか購入しました^^
お酒はシードルがメインで売られています。
シードルはスパークリングワインのような甘い炭酸系のお酒です。アルコール度数でいくつか種類が分けられていました。
リンゴジュースももちろん売っていて、「ふじ」や「王林」など、リンゴの品種も分かれています。この辺はさすがリンゴ生産量日本一の青森県ですよね。
それぞれの品種の味については、ビュッフェ会場で試飲することができます。ちなみに「ふじ」は酸味が強めです。
青森の民芸品「こぎん刺し」の小物なども売られています。
アクティビティとして渓流散策を用意している奥入瀬渓流ホテルらしく、モンベルショップもあり、手ぶらで来てもアウトドアグッズが一通りそろうようになっています。
奥入瀬渓流ホテル 西館への通路
西館までは200m前後のとても長い通路があり、途中にエステコーナーや大浴場があります。
西館へ行く通路の途中にあるエステコーナーです。
奥入瀬渓流ホテル 男女大浴場
エステコーナーの向かい側には女性の大浴場・露天風呂があります。エステ利用前後に使いやすいような配置ですね。
通路をさらに奥に進むと、男性用の大浴場・露天風呂があります。
大浴場・露天風呂の感想
(露天風呂・公式ホームページより)
大浴場ですが、渓流露天風呂と名付けられた露天風呂が素晴らしかったです。
大きな露天風呂は、渓流側にせり出しており、いわゆるインフィニティプールのような湯舟の上側と渓流が一体となったような景観が楽しめます。
大浴場は比較的大型のお風呂で、熱めの湯舟とぬるめの湯舟が分けられていました。
どちらのお風呂も単純泉で、無色透明無臭のきれいなお湯でした。
奥入瀬渓流ホテル 西館
長い通路を抜けると、西館に到着します。
西館には、今回宿泊した客室とともに、ラウンジ「河神」、今回朝食会場となったフレンチレストラン「Sonore」、アクティビティデスクなどがあります。
アクティビティデスク
こちらがアクティビティデスクです。
奥入瀬渓流ホテルは以下で紹介する館内でのランプ製作体験や苔玉製作などのほかに、奥入瀬渓流の散策にも力を入れており、バスでの送迎を含めた多数のアクティビティを用意しています。
事前にホームページでチェックして、希望のものがあればあらかじめ予約してから宿泊することをオススメします。
今回はAiaiが奥入瀬ランプ製作体験にチャレンジしました。
奥入瀬ランプ製作体験
アクティビティデスクの脇に、製作体験の会場があります。
当日到着が遅れたため、予約の時間より約30分遅れてのスタートとなりましたが、スタッフの方は快く対応してくれました。
ギャラリーにはたくさんのランプが展示されていて、とても幻想的です。
こちらが材料のひょうたん?です。穴をあけやすいように壁がとても薄くなっています。
製作体験はSサイズ5,000円~となっています。今回はMサイズで7,000円でした。
こんな感じで、キリを使って穴をあけていきます。少し力がいるので、子供にはちょっと大変だったみたいです。
約30分程度かけて、完成しました^^。最後に箱に入れてもらって、自宅に持ち帰りました。
西館のラウンジ 河神
こちらが西館のラウンジ「河神」です。
ちょうど東館のラウンジ「森の神話」と同じくらいの広さに見えますが、天井はこちらの方が低めです。
なんといっても中央にある岡本太郎の作品「河神」が目を引きます。完成は岡本太郎が亡くなる一年前とのことで、まさに「遺作」にあたります。
河神の下には大きな十和田石があり、中央では暖炉のような火をくべることができるスペースがあります。
その上には・・・
いかにも岡本太郎らしい躍動感のあるデザインのオブジェです。
うねりながら、わかれ、またあわさり、緩やかに、また激しく流れていく水。水の流れが岩にあたったしぶきが妖精になる様子を表した7体のニンフと、渓流を表したうねるようなラインの暖炉が特徴の立体彫刻です。
森をイメージした「森の神話」と対に、渓流を表した「河神」は、高さ10メートル・重さ7トンのアルミ合金製。
平成8年4月に完成した、岡本太郎の遺作です
(奥入瀬渓流ホテル 公式ホームページより)
「TARO Okamoto」の名前が刻まれています。
こちらのラウンジも奥に来ると、奥入瀬渓流が見えます。
朝食会場のテラスが見えています。
奥側からみたところです。
こちらのラウンジでは夜「森の学校」というスライドを利用したレクチャー形式の講演が行われるため、椅子が整然と並んでいます。
こちらが森の学校です。奥入瀬渓流の周囲に見られる植物などの解説をしています。
ちょうど食事のあとに立ち寄れるような時間設定です。
西館側の入り口からは奥入瀬渓流行のシャトルバスが1時間ごとに出ています。
奥入瀬を散策するならこちらのシャトルバスを利用するのがオススメ。
森の学校と星の学校の案内も表示されていました。
西館の出入り口の脇には自販機コーナーがあります。
その奥には・・・
レンタル用の長靴がずらりと並んでいました。
さらにその奥には・・・
コインランドリーがありました。
奥入瀬渓流散策の長期滞在にも対応できそうですね。
チェックイン
では、チェックインです。
チェックインの際に、夕食と朝食の時間と場所の案内がありました。
今回のプランは、夕食は青森りんごキッチンでのビュッフェレストラン(18:45)、朝食は渓流テラス朝食(ビュッフェにプラス1,300円のオプション)です。
今回宿泊する渓流和室テラス露天風呂付、渓流ツインルーム半露天風呂付ともに西館にあります。
渓流和室テラス露天風呂付
では今回宿泊した2つのお部屋を順に紹介していきます。
まずは最高級客室の一つである渓流和室テラス露天風呂付です。
こちらが今回の客室2515号室です。
ちょっとピンボケしていますが、鍵はこんな感じの昔からのものです。
玄関のシューズボックスです。
西館2階のフロア図です。
今回のお部屋は赤丸のある2515号室で、一番奥のお部屋から4番目のお部屋です。
部屋の形から、角までの4部屋がテラス露天風呂付の客室と思われます。
こちらが渓流和室テラス露天風呂付です。
お部屋の広さは68平米、仕切りはありませんが、畳と小上がりのフローリングで構成されて和と洋がセパレートされています。
畳のフロアには、ソファがあり、渓流を見られるようになっています。
左側には洗面があり、その奥には露天風呂があります。
大きめのソファとクッションがあります。
お茶菓子です。奥入瀬渓流ホテルオリジナルの苔ショコラです。
抹茶味のチョコ菓子です。とても美味しいですよ^^
ホテルの売店でも売られていました。
クローゼットには浴衣、陣羽織、アメニティ、足袋、バスタオルなどが置いてありました。
こちらはアメニティです。
歯ブラシ、髭剃り、クシ、綿棒、コットンなど一般的なものが入っていました。
スタンドライトも苔のデザインです。
狭いですがデスクスペースもあります。
テレビも小型です。
ベッドはマットレスの上に布団を敷いたタイプです。
全体に深緑~黒の色調で落ち着いた雰囲気で、なんとなく奥入瀬渓流の風景を思わせます。
マットレスはエアウィーブとのことです。
ベッドサイドにはコンセントとライトのスイッチが付いています。
ベッドの上にあるクッションはホテルのテーマである苔をモチーフにしたものです。
テラス露天風呂
テラス露天風呂の前には着替えと手洗いのスペースがあります。
洗い場はついていませんので、露天風呂は入るだけということになります。
バスタオルもお風呂の前に置いてあります。
室内からテラスを見るとこのようになっています。
この時点でも十分に絶景ですがさらにテラスに出ると・・・
奥入瀬の絶景が広がります。素晴らしい景色です。
まだ新緑の時期だったため、木々には葉はまばらですが、逆に川がよく見えて悪くありません。
そしてこちらがこのお部屋のメイン、テラス露天風呂です。
総ヒノキの浴槽で、ヒノキのいい匂いがしています。お湯は初めから張られていました。
こちらが源泉の蛇口です。となりには温度調整用の水道水が流れていますので、源泉かけ流しではありますが、加水しています。
お湯はわずかに白っぽいですが、ほぼ無色透明で、においもはっきりはわかりません。
泉質は単純泉となっています。
お風呂周囲のテラスも天井まで木製でいい雰囲気になっています。
屋根はかかっていますが、ほぼ露天風呂となっています。
テラス露天風呂付客室 その他
エントランス側を見てみます。
こちらはミニバーになっています。
ティーバッグやコーヒーバッグ、ミネラルウォーター、ポットなど。
コーヒーバッグは奥入瀬渓流ホテルのオリジナルです。
コーヒーカップは「NIKKO」ブランドでした。
冷蔵庫には何も入っていませんでした。
トイレです。ウォッシュレット付きの最新式のトイレでした。
シャワールームのあるお部屋です。
洗面とアメニティがありました。
こちらがシャワールームです。結構広さがありました。
バスタブはありません。
シャワールームにあったシャンプー類です。
渓流ツインルーム 半露天風呂付
今回宿泊したもう一方のお部屋、渓流ツインルーム半露天風呂付のお部屋をご紹介します。
鍵はテラス露天風呂付のお部屋とほぼ同様です。
お部屋の配置図です。
お部屋の全体です。68平米と十分な広さがあります。
下はジュータン敷きになっていて、洋室になっており、奥にフローリングがあります。
まずはベランダに来てみました。
こちらは上で紹介したテラス露天風呂(2階)より高い階(4階)にあるので、より見晴らしが良く、奥入瀬渓流が見渡せる素晴らしい景色でした。
下に見えるのは朝食会場のテラスです。
こちらのテラスも渓流に面していて、とてもいい場所なのですが、下の方で紹介します。
お部屋のソファはテラス露天風呂と同様にとても大きなソファでした。
お茶菓子。奥入瀬渓流オリジナルの苔ショコラ。これとってもおいしいです^^
こちらの部屋にも苔をモチーフにした灯篭があります。
テラス露天風呂のお部屋と異なり、こちらのお部屋はセミダブル程度の大きさのツインベッド仕様になっています。
ベッドの上にパジャマや足袋、歯ブラシや髭剃りなどのアメニティセットがありました。
大人1人子供1人の宿泊でしたので黄色い子供用のアメニティも置いてありました。
こちらのクッションも苔をモチーフにした深緑のものでした。
ベッドサイドのコンセントです。ライトの調節スイッチもあります。
ベッドの上にはこんなオブジェがありました。
テレビはデスクの上に乗る小型のものです。隣には姿見があります。
冷蔵庫には何も入っていませんでした。
ミニバーにはコーヒーバッグとティーバッグがありました。コーヒーは奥入瀬渓流オリジナルです。
この辺りはほぼテラス露天風呂付のお部屋と同様です。
コーヒーカップのブランドはNIKKOです。
ミネラルウォーターは無料です。
大浴場に持っていけるカゴが置いてありました。
渓流半露天風呂
室内から半露天風呂をみるとこんな感じです。
もちろんブラインドで仕切ることができます。
お風呂の前にある洗面スペースです。
ごく簡単なアメニティとタオル類が置いてあります。
こちらが半露天風呂です。湯舟は総ヒノキで、いい香りが漂っています。
お風呂の大きさもかなり広く、一人で入るにはとてもゆったりと入れます。
蛇口は2つあり、奥にある茶色の蛇口から源泉が出ます。
ほぼ無色の単純泉で、においもしませんでした。源泉の温度はそれほど高くはありません。
窓を開けるとこのようになり、まさに半露天といった状態になります。
奥入瀬渓流の音がイイ感じで入ってきます。奥の方に入っていると、川は見えにくいですが・・
少し乗り出すと、こんな感じで大迫力の奥入瀬渓流が見渡せます。
テラス露天風呂付のお部屋と異なり、こちらは浴室内にシャワールームがあります。
通常のシャワーと上に大きなシャワーが付いています。
渓流ツインルーム その他
お部屋からエントランスを見たところです。
トイレはウォッシュレット付きの最新式です。
トイレの前の洗面です。お風呂に洗い場が付いているので、こちらの客室にはシャワールームはありません。
クローゼットです。
下にはスリッパがありました。
青森りんごキッチンで夕食ビュッフェバイキング
さて、夜はお楽しみの夕食です。夕食会場は東館の「青森りんごキッチン」、お部屋のある西館からは結構距離がありました^^;
西館から東館までは歩いて2-3分かかります。遠いですね^^;
青森りんごキッチンは東館の1F(フロントロビーは2F)にあります。
こちらが夕食ビュッフェ会場、青森りんごキッチンです。
津軽びいどろでできたリンゴの実がとてもきれいです。
壁側にはリンゴ(の模型)とシードルの瓶が飾られていました。
(公式サイトより引用)
こちらが青森りんごキッチンです。輪切りりんごをモチーフにした形のブナコのオリジナル照明や、様々なりんごのオブジェが飾られていて、まさにリンゴを全面に押し出したテーマ性の高い素晴らしいレストランです。
そして、特にデザートはリンゴ中心のメニューが展開されますので、可能な限り一品ずつ紹介します。
こちらは八戸が誇るB級グルメ、せんべい汁です。鍋用のせんべいを鍋にいれて、いただきます。
シーフードドリア。
ご飯コーナーにはカレーもありました。
チキンマスタード。ピリ辛のフライドチキンです。
鶏唐揚げ。
りんごとチキンのクリーム煮。
マグロ刺身、マグロたたき、とろろ。
いくら。
サーモンとイカの刺身。
5種のピクルス。
スパゲッティとポテトサラダ。
うどん
つるつるわかめ。
生ハムとリンゴのサラダ
サーモンマリネとリンゴのピューレソース、ホタテのカルパッチョ。
白身魚のエスカベッシュ。
各種ドレッシング類
スライス生野菜サラダ、グリーンサラダ。
ライブキッチンでホタテの贅沢丼。これは本当に贅沢!絶品でした~^^
こちらもライブキッチン。ローストビーフ。
牛肉バラ焼きもありました。十和田市のB級グルメです。
ドリンクカウンターです。
せっかくなので、こちらのシードルをいただきました。
その場で注いでくれます。
青森の特産品、アピオスと長芋、かぼちゃの塩ゆでもありました。リンゴ塩でいただきます。
夕食ビュッフェ デザート
夕食ビュッフェはリンゴ中心のデザートがとても豊富でした。
特にあつあつアップルパイとソフトクリームの組み合わせはオススメです^^
こちらは生のリンゴです。
りんごの求肥包み。りんごがお餅のような柔らかい生地で包まれています。
わらび餅、リンゴシロップで。
ティラミスとレアチーズケーキ。
紅イモと茜イモのトライフル。
そしてこちらがあつあつアップルパイ。目の前で焼きたてのパイをいただけます。
ソフトクリームは自分で機械から搾ります。
これはパイもソフトクリームも絶品!
是非食べられるようにおなかを開けておいてください^^
リンゴジュースもふじ、王林、紅玉の3種類。是非飲み比べてみてください。
こんな感じで盛り付けてみました^^
ソノールSonoreと渓流テラスでの朝食
朝食の前に、お部屋で朝風呂を楽しみました。
朝食は「渓流テラス朝食」(一人1,300円追加)を予約していましたが、あいにくの雨のため、屋内のフランス料理レストラン「ソノールSonore」でいただくことに。
ただ、小雨だったため、デザートとコーヒーは渓流テラスでいただくことができました。
こちらがフレンチレストラン、ソノーレです。
夕食にはビュッフェではなく、こちらのフランス料理を選択することも可能です。
座席からみた景色です。悪くありませんが、川は見えませんね。
ドリンクコーナーです。コーヒーや紅茶、そしてなんと・・・
シードル(アルコール)が置いてありました。車の運転が無ければ飲めますね^^
ソフトドリンクにはもちろんリンゴジュースもあります。
座席に戻ると、大型のランチボックスが用意されていました。そして中には・・・
なんと、朝食がぎっしり。
晴れていれば外のテラスで楽しめたかと思うと、ちょっと残念ですが、内容は十分ですね^^
ボックスは3段になっていて、一番上の茶色いポットにはスープが入っています。完全にアウトドア仕様ですね^^
こちらが朝食のメニューです。
ミネストローネスープ。
スモークサーモンのオープンサンド。
生ハムのクロワッサンサンド。
チキンのタルティーヌ。
ほうれん草とベーコンのキッシュ。
10種類のサラダとパンプキンサラダ。
デザートとコーヒーはテラスでOKとのことでしたので、ここからテラスに移動します。
奥の自動ドアの先にテラスがあります。
こちらがテラスからの景色です。
ホテルの施設としては最も奥入瀬渓流に近い場所にあり、大迫力のまさに絶景です。
こちらの席に座っていただきます。
ヨーグルトにフルーツ入りグラノーラを混ぜてみました。
こんな感じでいただけます。至福の時間です。
フルーツマリネ。素晴らしい朝食でした~^^
チェックアウト
チェックアウトです。
チェックアウトの際に、当日のアクティビティやバスの運行状況を聞いておくといいと思います。
実際宿泊して良かった点、気になった点
今回、星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに宿泊しましたが、良かった点や気になった点など上げてみたいと思います。
宿泊してよかった点
お部屋の露天風呂、半露天風呂
今回、テラス露天風呂付と半露天風呂付の2つの客室に泊まりましたが、どちらもお風呂から渓流が見えてすばらしかったです。
特にテラス露天風呂は解放感が素晴らしく、奥入瀬渓流の絶景は最高でした!
ただ、半露天も窓が大きく、十分に開放的でした。
夕食ビュッフェ、渓流テラス朝食
夕食も朝食もどちらもとても良かったです。
夕食はエントランスから青森りんごの雰囲気を前面に出していて、食事、デザート、飲み物に至るまで青森を満喫できました。
朝食の渓流テラスも、渓流が目の前で、マイナスイオン?を全身に感じることができて素晴らしい体験でした。
星野リゾートらしい充実した体験とアクティビティ
青森屋もそうでしたが、星野リゾートはやはり体験やアクティビティでのおもてなしを重視しているように思います。
今回は娘がランタン造り体験をしましたが、そのほかにも体験や奥入瀬渓流へのバスツアーなどが豊富で、宿泊者を飽きさせない工夫が星野リゾートらしいですね。
気になった点
館内広すぎ・・・
悪いことではありませんが、東館と西館それぞれが大型で、食事のための移動はやや距離がありました。
もちろん途中にはショップやラウンジなどあるので、ゆっくりと楽しみながら行くことは可能ですけどね・・・^^
露天風呂にも洗い場が欲しかったかな・・・
半露天にはついていたのですが、テラス露天風呂の方には洗い場がなく、シャワールームが別になっていました。
そういった意味では、半露天の方がバランスがとれているようにも思います。
青森県 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル まとめ
- 奥入瀬渓流ホテルは、やっぱり星野リートらしい体験やアクティビティが楽しめるホテルでした
- 特に露天風呂からの絶景は最高でした
- 食事も夜はビュッフェ、朝は渓流テラスで満喫できました
奥入瀬渓流ホテルは、体験やアクティビティが豊富で、星野リゾートの名に恥じないホテルになっています。
可能であれば連泊、あるいは青森屋とあわせて楽しめば、さらに青森を感じることができると思います。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【青森県 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル】テラス温泉露天風呂付和室と渓流ツイン半露天風呂付洋室を楽しむ!
本記事が、星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルの情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!
ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。