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【詳細解説ブログ】福島県 土湯温泉郷♨️新野地温泉 相模屋旅館 乳白色硫黄泉を野天風呂で楽しめる東北の名湯【日本秘湯を守る会】

乳白色の硫黄泉と至福の野天風呂に感激!この記事では、福島県 土湯温泉郷 新野地温泉・ 相模屋旅館について、お風呂、お部屋、食事の詳細を解説します。

新野地温泉は、隣の野地温泉とともに、吾妻山と安達太良山を通る土湯峠に点在する土湯温泉郷の一つで、標高1200m、磐梯吾妻国立公園内の静寂な山間に位置しています。

相模屋旅館は、新野地温泉を源泉とする一軒宿で、日本秘湯を守る会会員、乳白色の硫黄泉と、屋外の野天風呂が楽しめる秘湯宿となっています。

この記事では、相模屋旅館がどんな宿なのか、今回宿泊したお部屋、自慢の硫黄泉の野天風呂、お風呂、夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

福島県 土湯温泉郷 新野地温泉・相模屋旅館に宿泊してきましたので、館内の概要、お部屋、お風呂、夕食と朝食までブログでご紹介します

新野地温泉・相模屋旅館 基本情報

新野地温泉とは

新野地温泉は、野地温泉、赤湯温泉、幕川温泉と並び、吾妻山と安達太良山を通る土湯峠に点在する土湯温泉郷の一つで、標高1200mの静寂な山間に位置しています。

新野地温泉は相模屋旅館の自家源泉として、1960年の創業とともに開湯。

硫黄泉特有の鼻を突く臭いと乳白色でやわらかい温泉は、皮膚疾患に効く名湯として知られており、東北三大美湯の一つとされています。

相模屋旅館 基本情報

相模屋旅館 基本情報

新野地温泉・相模屋旅館の公式ホームページはこちら。

相模屋旅館の創業は昭和35年(1960年)。当時は5部屋程度の小さな山小屋で、安達多良山の登山者やスキー客等の利用が殆どだったそうです。

周辺は豊かな自然に恵まれ、鬼面山(1482m)や箕輪山(1728m)、安達太良山(1699m)などへの登山口が近くにあります。

現在の相模屋旅館は鉄筋4階建て、客室は全23室。屋外の野天風呂は当時の鄙びた雰囲気のまま残っており、秘湯ムード満点です。

食事は夕食・朝食いずれも会場でのお膳となります。

クレジットカードは利用可能です。

WiFiは用意されています。また、ドコモはじめ携帯の電波は繋がります。

  • 客室数:全23室
  • 駐車場:22台無料
  • チェックイン:14:00
  • チェックアウト:10:00

相模屋旅館 場所

住所:〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町字野地2
TEL :0242-64-3624

【宿へのアクセス】

自家用車:福島西I.Cより国道115号線で約40分

JR:JR福島駅から送迎バスにて約50分(※要予約)

相模屋旅館 客室

宿は鉄筋4階建て、客室は和室中心、一部ベッド付きの和洋室があり、全23室、いずれもトイレ付きです。

今回は1人泊のため、10畳の和室でした。

相模屋旅館 温泉

相模屋旅館が人気の理由は、何と言っても素晴らしい泉質。乳白色で中性に近い弱酸性のやわらかい泉質は、東北の名湯ととして親しまれています。

新野地温泉のお湯は、温泉の蒸気に天然の山水を通して造成泉にし、浴槽に注いでいます。

お風呂は1階に男女の内湯と、外には男女の野天風呂、2階には内湯と内湯+露天風呂(男女入れ替え)があります。

2階の内湯は、2024年にリニューアルされています。

相模屋旅館 泉質

  • 単純硫黄温泉
  • pH:5.8
  • 泉温:74℃
  • 源泉100%かけ流し

お風呂については記事内で詳細に解説していますので是非御覧ください。

日本秘湯を守る会から予約

今回は日本秘湯を守る会のサイトから予約しました。

今回のプランは1泊2食スタンダード、おまかせ和室、宿泊費は1泊2日、2食付き、大人一人で17,600円でした。

福島県 土湯温泉郷 新野地温泉・相模屋旅館に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

宿の歴史と概要

今回は、福島県 新野地温泉 相模屋旅館をご紹介します。

新野地温泉は、吾妻山と安達太良山を通る土湯峠に点在する土湯温泉郷の一つで、標高1200mの静寂な山間に位置しています。

相模屋旅館は、新野地温泉の開湯と共に創業した一軒宿で、乳白色の硫黄泉と、屋外の野天風呂が楽しめる秘湯宿となっています。

この記事では、自慢のお風呂を中心に、館内、お部屋、夕食と朝食まで、相模屋旅館の魅力をフルレビューします。

見どころたっぷりの記事となっていますので、ぜひ最後までじっくりとご覧ください。

磐梯朝日国立公園内、周囲を鬼面山(1890m)や安達太良山(1699m)などに囲まれた、標高1200mの静寂な山間に、ひっそりと佇むように相模屋旅館はあります。

相模屋旅館の創業は、新野地温泉の開湯と同じ1960年、当初は10部屋もない山小屋のような小さなお宿でした。

その後、昭和51年、4階建ての鉄筋の建物を増築。
さらに平成元年には、古い方の建物も現在の鉄筋コンクリート造りの棟に建て替えとなりました。

現在の相模屋旅館は地上4階、客室は全23室。和室中心で、一部ベッド付きのお部屋となっています。

相模屋旅館は、日本秘湯を守る会会員。日本秘湯を守る会ではスタンプ帳を発行しており、10個集めると、1泊招待してもらえます。

旅館の周囲には、山間に白煙がもうもうとたちこめる雰囲気抜群の景観が広がっています。新野地温泉の素晴らしい泉質は、こちらの蒸気に山の水を加えて生成される噴気造成泉となっています。

丸太に「新野地温泉」の立派な表札のあるエントランスから、館内に入ってみましょう。

赤いカーペットの敷かれた広いロビーは、レトロで素敵な雰囲気♪

こちらはフロント

フロント脇では、鹿の剥製がお出迎え

ロビー奥のラウンジのようなスペース

インスタントコーヒーがありました。


自販機と、珍しい公衆電話です^^

相模屋旅館では、現在日帰り入浴は受け付けていませんでした。

ロビーの奥には売店がありました。

秘湯くまざさシャンプー^^

福島のお菓子です。

日本秘湯を守る会のワインや相模屋オリジナル焼酎

外にはビールやアイスクリームが売っています。

チェックイン

フロントでチェックインです。

食事の時間、お風呂の場所や時間の説明をしてもらいました。夕食は17:30以降、朝食は7:30以降でした。

今回の宿泊費は最後に公開します。

お部屋レビュー


相模屋旅館の客室は和室が中心で、お部屋ごとに基本料金が決まっています。いずれの客室もトイレ付きですが、エアコン(冷房)は付いていません。

一人泊に対応できるのは6畳と10畳の和室です。

今回は6畳と10畳の和室のお部屋を撮影させていただきましたのでご紹介します。

407号室 和室6畳 お部屋レビュー

まずは407号室 和室6畳のお部屋です。

木製のキーホルダーです^^

入ると洗面、トイレ、冷蔵庫がまとまっています。

冷水、ポット、お茶のセットです。

インスタントのコーヒーとお茶が用意されていました。

冷蔵庫には何も入っていませんでした。

ウォッシュレット付きのトイレです。

洗面はシンプルですね。

6畳和室です。奥には板の間があります。

窓からは奥の方に温泉の蒸気が見えていますね。

最初から布団が敷かれていました。

お茶菓子はお煎餅とビスケット

小さめのテレビと金庫です。

クローゼット

ドライヤーはこちらにありました。

バスタオル、羽織です。

フェイスタオルにもロゴが入っています^^

浴衣はチェックインの際にフロントからお借りしました。

暖房はありますが、エアコン(クーラー)は全室ないようです😅。

扇風機が用意されていました。

お部屋でWiFiが利用できます。この山奥でネットが繋がるのは嬉しいですね。

携帯の電波も問題なくつながります(docomo)。

208号室 和室10畳 お部屋レビュー

続いて208号室 和室10畳のお部屋です。

こちらも洗面〜トイレがコンパクトにまとまっています。

洗面は先ほどとはちょっと違い、ポットなどが置かれています。

トイレはウォッシュレット付きです。

10畳和室のお部屋です。布団がはじめから敷かれていました。

お部屋からの景色です。向こうに見える山が鬼面山です。

床の間、クローゼット

クローゼットの中には同様にドライヤー、羽織、タオルなどがありました。

お風呂のご紹介

大浴場をご紹介します。

相模屋旅館には、内湯が2階と

1階の2箇所、

外に露天風呂があり、それぞれ男湯女湯があります。

まずは1階のお風呂へ行ってみます。

1階の内湯は24時間利用可能。露天風呂は夜間(22:00〜8:00)は利用できません。

途中、階段がありますので、足の不自由な方はご注意ください。
木造りのレトロな雰囲気が最高ですね👍

左には内湯、奥には露天風呂の入り口があります。

温泉の成分表です。
源泉名は新野地温泉 pH6.8の硫黄泉となっています。泉温は83℃と高温です。

入り口の手前にはアメニティが用意されていました。

1階 内湯 女湯


まずは内湯 女湯です。

1階女湯 脱衣スペースです。周りも全体が木造りでいい感じ♪

1階内風呂 女湯

上の方まで木造りでいい雰囲気♪

湯船も全体が木造りです^^

お湯は少し青みがかった乳白色で、とてもいい匂いがします👍

源泉はこちらの湯口から出ていますが、もちろん源泉100%掛け流しです。

洗い場が1つありました。

シャンプー類は秘湯を守る会オリジナルの「秘湯くまざさシャンプー」です。

手すりもありますが、下が見えませんのでつかまって入りましょう^^

1階 内湯 男湯


続いて男湯です。

男湯の脱衣スペースは少し広くなっています。

1階 内湯 男湯
女湯とほぼ対称的なレイアウトになっています。

窓からの景色です

湯舟は同様に、全体が木造りで、とてもいい雰囲気

出てくる源泉の量がすごいです(^^♪

男湯も洗い場が1つありました

野天風呂 女湯

では、お楽しみの野天風呂、行ってみましょう。

まずはサンダルに履き替えます^^
雨用の傘もありました

すごすぎて、外に出た瞬間、声が出てしまいました^^

男湯と女湯は外で道が分かれています。まずは女湯へ

お風呂までの小道も、蒸気も温泉であることを実感させてくれます^^

女性の野天風呂です。素晴らしいとしか言いようがありません。感動です😭

上は完全に解放されていて、野天風呂となっています。

お風呂は全体が木造りで、大人2−3人は入れそうです。

お湯は内湯と同様に綺麗な濁り湯です👍

切り株の湯口から源泉100%掛け流しとなっています。

脱衣スペースも解放的ですね^^

手作り感のある手すりなども素敵♪ 全体の雰囲気は最高です

野天風呂 男湯

続いて男性の野天風呂です。

野天風呂 男湯です。全体が手作りのワイルドな雰囲気、素晴らしい。こちらも上は完全に解放されています。

脱衣スペースです。

お湯は同様にこちらの湯口から出ています。

2階 内湯「花」

2階には内湯「花」と「月」があり、夜に男女入れ替えになっています。

まずは「花」(内湯+露天風呂)をご紹介します。

大浴場「花」脱衣スペース。部屋数を考えると広さは十分ですね。
2024年フルリニューアル後のため、とても新しくなっています👍

洗面です。

おしゃれなシンク♪

ドライヤーはパナソニックのionity

シャワーキャップ、クシ、歯ブラシが用意されています。

売店で売られている化粧品のお試しもできます^^

2階大浴場「花」内湯 お風呂もとても新しくなっています。

窓からの景色は雄大そのもの

檜の広めの湯船で、こちらも全体は木造りになっています。

湯口はやはり丸太です^^

2階大浴場「花」 露天風呂

こちらも上は完全に開放されています👍

湯舟は木造りで、広さも十分ですね

デッキがあり、鬼面山の景色も堪能できます。

洗い場は4つ用意されていました。

2階 内湯「月」

続いて「月」(内湯のみ)をご紹介します。

2階大浴場「月」脱衣スペース 広さはほぼ同様です。

洗面です。

男性の時間ですので、髭剃りとシェービングフォームなどが用意されていました。

大浴場 月です。こちらは露天風呂はありませんが、男女入れ替えになりますので、時間によって両方入ることができます。

床以外は木造りになっていて、雰囲気十分です♪

景色も十分ですね

湯船は同様に全体が檜風呂で、広さも十分ですね。

かなりの湯量が掛け流しになっています👍

オーバーフローするお湯もドバドバです^^

洗い場はこちらも4つありました。

秘湯くまざさシャンプーです^^

食事会場で夕食

夕食はロビー奥の大広間でいただきます。

とても広い会場です。一人泊の方も多そうです^^

こちらはお茶やお水のコーナー

ドリンクはこちらから選びます^^

こちらが座席です。テーブル席です。

山奥でこんな豪華な食事をいただけるのは嬉しいですね👍

こちらはメニューです

食前酒は梅酒


【小鉢】じゅんさいの酢の物 ちょっと珍しいじゅんさい、ツルツル食感が最高です👍


【小鉢】わらびおひたし


【つちゆ名物】こんにゃく刺身、にしん西京漬、ガランティーヌ、ふき煮物

【蒸し物】茶碗蒸し


【香物】郷土料理 いかにんじん 福島に来たらぜひ食べたい郷土料理です^^

【煮物】川俣しゃもとなすの揚げ浸し 福島の地鶏、川俣シャモ 身がしまっていて絶品です^^


【刺身】さくら鯛 山奥でお刺身をいただけるのは嬉しい♪


【台物】福島牛陶板焼き


【焼物】いわなの塩焼き これはメインと言ってもいいでしょう、焼きたてを出していただきましたので、味が熱々のふわふわで最高でした^^


【食事】会津産こしひかり


【汁物】お出汁そうめん


陶板焼きができてきました。これはうまそうです!
お肉は薄めで柔らかく、ジューシーで絶品でした😍


【揚げ物】地物野菜天ぷら なんと天ぷらも出てきました。いわき市で有名なめひかりのてんぷらはサクサクでした^^


【菓子】わらびもち

さらにデザートまで。とにかく、山の幸中心の最高の夕食でした。ごちそうさまでした^^

夜の景色


お部屋の敷布団はマットレス1枚でやや硬めです😅


エントランス前です。周りはもちろん真っ暗です。


お風呂は夜10時まではしっかり明るくなっていました。

会場で朝食

朝も同じ会場で朝食です。

朝はコーヒーが用意されていました。

こちらには納豆とお漬物。好きなものをいただけます♪

こちらが朝食です。朝からとても豪華!

まずはりんごジュースから♪

お味噌汁はコンロで、熱々が嬉しいですね👍

ひじきの煮物

きんぴらごぼう

インゲン豆の煮物

ハムとサラダ

お漬物をいただいてきました^^

鯖の塩焼き

鯖の塩焼きはテリッテリで美味しい♪

温泉の定番、温泉玉子

温泉玉子は程よい硬さでした^^

ブルーベリーヨーグルト

夜も朝も山の幸たくさんの贅沢なお料理、ありがとうございました^^

チェックアウト

フロントでチェックアウトです。

今回の宿泊費は、1泊2食スタンダード、おまかせ和室、宿泊費は大人一人で17,600円でした。

新野地温泉 相模屋旅館 いかがでしたか?

とにかくお風呂が最高で、乳白色の硫黄泉と、開放的な野天風呂に癒された、素晴らしい宿泊でした。

これからも、いろいろなお宿をご紹介してまいりますので、引き続きご覧ください。

福島県 新野地温泉 相模屋旅館 まとめ

相模屋旅館 まとめ
  • 土湯温泉郷 新野地温泉 相模屋旅館に宿泊しました。
  • 野天風呂を含むお風呂はすべて最高の泉質で素晴らしいお風呂でした。
  • 食事も朝夕お膳で山の幸中心の素晴らしい食事でした。

まさに野天風呂、最高の温泉に癒された宿泊でした!

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

本記事が、相模屋旅館の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。

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