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【詳細解説ブログ】青森県 元湯♨猿倉温泉 青森県で唯一の日本秘湯を守る会の会員宿

この記事では、青森県、日本秘湯を守る会の宿、元湯 猿倉温泉について、お風呂、お部屋、食事の詳細を解説します。

猿倉温泉は、青森県十和田市にある温泉で、猿が湯に浸かっているのを猟師が発見したことから、この名がついたと言われています。

元湯猿倉温泉旅館は青森県では唯一の日本秘湯を守る会の会員宿で、猿倉温泉の自家源泉を利用する一軒宿となっています。

今回は猿倉温泉の専用露天風呂付き離れに宿泊しました。

この記事では、猿倉温泉がどんな宿なのか、お部屋、お風呂、夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

青森県 元湯猿倉温泉 専用露天風呂付き離れに宿泊してきましたので、館内の概要、お部屋、お風呂、夕食と朝食までブログでご紹介します

猿倉温泉 基本情報

猿倉温泉とは

猿倉温泉は、八甲田山麓、青森県十和田市側にある温泉地です。

八甲田周辺には、この谷地温泉の他にも、酸ヶ湯温泉、谷地温泉、蔦温泉などの秘湯が連なっており、まさに「秘湯ロード」となっています。いずれの温泉も宿泊記を記事にしていますのでぜひ御覧ください。

猿倉温泉旅館は、猿倉温泉を源泉とする一軒宿となっています。猿倉温泉には源泉が5本あり、うち2本は猿倉温泉旅館で、他の3本については、奥入瀬渓流温泉などに供給しているそうです。

猿倉温泉 基本情報

猿倉温泉 基本情報

猿倉温泉の公式ホームページはこちら

猿倉温泉旅館は、猿倉温泉の一軒宿で客室数は全8室となっています。

本館、新館、離れの3棟あり、本館はやや古めの宿といった雰囲気ですが、新館と離れは比較的新しい棟になっています。

以前は本館にもお部屋があったようですが、現在は新館洋室と専用露天風呂付き離れの2種類のみのお部屋となっていて、すべてのお部屋にトイレ・洗面がついています。

自家発電のため、貸出されるドライヤーのみ使用可能です。

プランは二食付きのプランのみとなっています。

山奥らしく、携帯電話の電波はほとんどつながりません(auのみなんとか繋がります)。

冬期間は休業しており、通常は4月末のゴールデンウィーク前から営業を開始しているようです。

クレジットカードが使用可能です(VISA, MASTER, AMEX)。

  • 客室数:全8室
  • 駐車場:無料
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:10:00

猿倉温泉 場所

住所:青森県 十和田市奥瀬猿倉1番地
TEL :080-5227-1296

【宿へのアクセス】

山奥の宿ですので、どのアクセス方法でも最終的に車で約1時間以上のアクセスとなります。

路線バス:JR青森駅よりJRバス約120分(猿倉温泉駅)

青森空港から車で60分

自家用車:東北道 黒石ICから約60分

猿倉温泉 客室

客室は【新館洋室】【専用露天風呂付き離れ】の2種類で、全室洗面所、ウォシュレット付トイレです。

【宿泊料金】

  • 新館洋室(3名まで):17,000円~
  • 専用露天風呂付き離れ(5名まで):21,000円~

となっています。素泊まり、湯治対応、自炊はできず、2食付きのプランのみとなっています。

今回宿泊したのは専用露天風呂付き離れです。

猿倉温泉 温泉

お部屋のお風呂以外では、新館に大浴場(まほろばの湯:内湯2+露天風呂+蒸し風呂)、本館に貸切風呂があります。

お湯は中性に近い硫黄泉で、乳白色で入りやすく、硫黄のいい香りがする抜群の泉質です。

お風呂にはシャワーはなく、カランによるかけ湯のみとなります。シャンプー類は用意されています。

  • 源泉名…猿倉温泉4号泉
  • 泉質…単純硫黄温泉(硫化水素型)
  • 泉温…約62℃
  • PH値…6.2
  • 源泉100%掛け流し

猿倉温泉は日帰り入浴も可能です。

  • 営業時間:10:00-15:00(土日祝のみ)
  • 入浴料:大人500円(子供300円)

お風呂については特別に撮影許可をいただいて、記事内で詳細に解説していますので是非御覧ください。

今回の宿泊プランの紹介

公式ページで予約

今回は公式ページから予約しました。電話にて予約後、メールで予約確認書を送っていただきました。

今回のお部屋は【専用露天風呂付き離れ】

宿泊費は1泊2日、2食付き大人2人で44,000円(22,000円x2)でした。

予約については、公式ページまたは日本秘湯を守る会のページからの予約となっています。楽天トラベルやじゃらんからの予約はできないようです。

青森県 猿倉温泉に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

ホテルの概要

十和田市から酸ヶ湯へと続く秘湯ロード、現在は猿倉温泉を目指して走っています。

今回は、青森県 元湯 猿倉温泉をご紹介します。

猿倉温泉は、猿が湯に浸かっているのを猟師が発見したことから、この名がついたと言われます。源泉は5本あり、十和田温泉郷の元湯となっています。

猿倉温泉旅館は、青森県では唯一の日本秘湯を守る会の会員宿で、猿倉温泉の自家源泉を利用する秘湯一軒宿となっています。

今回は猿倉温泉の専用露天風呂付き離れに宿泊しました。

この記事では、自慢の乳白色の硫黄温泉を中心に、館内の概要、夕食と朝食まで、猿倉温泉の魅力をフルレビューします。

見どころたっぷりの記事となっていますので、ぜひ最後までじっくりとご覧ください。


猿倉温泉に到着しました。


雨が降っているので、豪快に流れていますが、こちらは「蔦川」、奥入瀬渓流まで繋がっています。

猿倉温泉旅館は、猿倉温泉を元湯とする一軒宿で客室数は全8室、手前から本館、新館、離れの3棟あります。奥は南八甲田の登山口になっています。

以前は本館にもお部屋があったようですが、現在は新館洋室(2食付き19,000円/名〜)と専用露天風呂付き離れ(2食付き24,000円/名〜)の2種類のみのお部屋となっていて、すべてのお部屋にトイレ・洗面がついています。

猿倉温泉は冬期間(11月〜4月)は休業しており、通常は4月末のゴールデンウィーク前から営業を開始しているようです。


猿倉温泉は、青森県で唯一の「日本秘湯を守る会」の会員宿です。


日帰り入浴も可能です(大人500円)。


では新館から中に入ってみましょう。


フロントロビーです。右側がフロント、奥が客室、左がお食事処です。

チェックイン


フロント「帳場」です。こちらで手続きをして、


離れのお部屋には、一旦外に出る必要があるので、雨の中、案内をしてもらいました。


離れの室内で、お部屋や館内の説明をしていただきました。

猿倉温泉 専用露天風呂付き離れ お部屋レビュー


こちらが専用露天風呂付離れのお部屋です。2階建てのお部屋が左右にあり、左が301号室、右が302号室となっています。今回は301号室です。

ロッジ風の素敵なお部屋になっていますね^^


木彫りのおしゃれなキーホルダーです。


玄関にはスリッパやブーツが人数分ありました。


こちらは屋内用のスリッパです。


お部屋の特徴は、天井が吹き抜けになっていて、階段があることですね。

ベッドは下に2つありますが、上にもあります。


階段を登ったところです。


屋根裏が見えていて、天窓があり、山小屋風でいい雰囲気です^^


2階にはベッドが3つありました。5人まで対応可能なお部屋です。


部屋の隅にあるライトスタンドがおしゃ れですね^^


1階をあらためて見てみます。


テレビは40インチくらいです。山奥ですが、問題なく視聴可能です。


冷蔵庫は大きめですが、中は空でした。


館内着は作務衣が人数分用意されていました。サイズも合わせていただけましたよ。


お茶のセットがありました。


ポットとおしぼりです。


洗面です。シンプルな洗面になっています。


アメニティは歯ブラシのみありました。


お手拭きには刺繍がされていました^^


湯カゴもずらりと人数分用意されていました。


湯カゴには刺繍入りのフェイスタオルとバスタオルが入っていました。


羽織にも猿倉温泉の刺繍入りです。


トイレはウォッシュレット付きの一般的なトイレです。


こちらがお部屋のお露天風呂です。扉を開けると濃厚な硫黄の匂いが漂います。至福の時間ですね^^

少し青みがかった乳白色のお湯です。こちらの源泉はお部屋のお風呂と貸切風呂のみの源泉とのことです。


奥はこんな感じで、開放感も十分あります。5月というのに雪が積もっていますね^^


屋根はこんな感じです。


源泉はこちらから出ています。湯口では透明ですが、空気に触れて乳白色になるということです。


Ecology & Safetyのシャンプーがありました。


こちらは加水用の蛇口です。


ベンチやチェアも用意されています。ゆっくり寛げますね^^


洗い場やシャワーはなく、掛け湯で洗います。

猿倉温泉について解説


猿倉温泉について少し解説をします。

新館・本館・離れに分かれています。現在は新館4、離れ4の8部屋となっています。

貸切風呂は本館に、大浴場は本館側にあります。日帰り入浴は大浴場のみとなっています。


館内にWiFiはありません、電話回線はauのみつながります(auはほぼ普通につながります)。

自家発電のため、お部屋でドライヤーは使えず、フロントにて貸し出しとなっています。

お風呂のご紹介


大浴場は、本館側・新館側どちらからもいけますが、今回は新館側から行ってみます。


壁も廊下もピカピカです^^


自販機がありました。


こちらが大浴場です。


大浴場は「まほろばの湯」となっています。

まずは男湯からご紹介します。以下お風呂についてはいずれも撮影の許可をいただいています。

大浴場 男湯


男湯と女湯どちらも暖簾がかかっています。


男湯の脱衣スペースです。お部屋が8部屋ですので、日帰り入浴を考慮しても、十分な広さですね。


男湯 大浴場 内湯です。奥に大きめの5角形のお風呂があり、手前には水風呂があります。


シャワーや蛇口付きの特定の洗い場はなく、こちらで掛け湯をして洗います。


お部屋と同様、Ecology & Safetyのシャンプーが用意されていました。


手前側には「自然蒸し風呂」がありました。


おそらくサウナのようなスペースと思いますが、この時はまだ暖まっていませんでした。


太い柱、剥き出しの梁など、とても素敵な空間になっています♪


こちらが内湯のお風呂です。広さは5−6人分あり、十分な広さです。お湯はお部屋の源泉とは違うため、こちらは少し薄い色になっています。ただ、硫黄の匂いは十分に感じられます。


こちらから露天風呂に行くことができます。


露天風呂です。完全な野天風呂になっていて、景色が凄すぎです^^。手前には川が流れています。

季節にもよるとは思いますが、冬は木が枯れているため、先まで見通せますが、霧のため見えませんね。


お湯は内湯と同様の少し白濁りした硫黄泉です。広さも十分でとても贅沢感のある露天風呂ですね^^


お風呂からこの景色が見えます!本当にすごい^^


なんと露天風呂がもう一つありました。


こちらの方が正面に山の景色が豪快に見えますね。

大浴場 女湯


続いて女湯をご紹介します。


レイアウトは男湯とほぼ同様ですね。ただ、手前のお風呂は水風呂ではなく、「ぬる湯」になっています。


洗い場も同様、掛け湯になっています。


こちらはぬる湯。ぬるめの源泉になっています。


こちらは男湯と同様に五角形の湯船で、少し熱めのお湯です。


こちらが女湯の露天風呂。


男湯とほぼ同様の露天風呂で、十分な広さがありますね。ただ、景色は男湯に比べるとだいぶ狭くなっています。これはしょうがないでしょうかね^^

貸切風呂


貸切風呂は本館側から行ってみます。


本館はおそらく最も古い建物のようです。看板が立派ですね^^


本館の玄関を入ったところです。右側に靴入れ、左には売店のような感じで食器などが置かれています(当日は開いていませんでした)。


こちらが貸切風呂の入り口です。空いていれば入ることができます。


こちらの札を「入浴中」にしてから入場します。


入り口の扉の鍵を閉めます。


脱衣所の前には洗面がありました。


こちらが脱衣スペースです。貸切風呂ですので、狭めになっています。


猿倉温泉は源泉が5本あり、2本を旅館で利用しています。他の源泉は、十和田温泉郷(奥入瀬渓流グランドホテルなど)に送っているそうです。

とても湧出量が豊富なのがわかりますね^^


こちらは大浴場の分析表です。

猿倉温泉4号泉、pH6.6の単純硫黄温泉となっています。


こちらが貸切風呂です。まずなんといっても広い!そして開放感ある!


屋根はかかっていますが、奥の方は完全に解放されています。


手前には掛け湯がありました。やはりシャワー等はなく、こちらで掛け湯をして体を洗うことになります。


大浴場のような、とても大きな石造りの湯船です。とにかくお湯の色が素晴らしいですね♪


そして、湯量もすごい!ドバドバ流れてきます^^


もう一つの湯舟は屋根がほぼかかっておらず、正面が開けています。一番奥は水風呂です。


正面はこんな感じです。まだ雪が残っていますが、山の景色です。

会場で夕食会席


食事会場は新館の端にあるため、端から端まで少々移動が必要です。


こちらがお食事処です。


ドリンクメニューです。ビール、地酒、ワインなど。


地ビールの奥入瀬ビールをいただきました^^

食器はすべて有田焼の器を使用しているそうです。


【前菜】ローストビーフ


【前菜】かぼちゃのキッシュ


【前菜】ごぼうの鶏肉巻き


【先付】しどけのお浸し 山のものが豊富です^^


山クラゲの酢の物


岩魚の塩焼き 身がふわっふわです^^


【刺身】ブリ、ホタテ ホタテは青森の名産ですね^^


【鍋物】すいとん(ひっつみ)


【天ぷら】こごみとタラの芽、舞茸の天ぷらです。山菜は山から採ってきたそうです。


白クラゲと麩のお吸い物


いちごのムース。弘前の佐藤農園のいちごを使っているそうです。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
有田焼のこだわりの食器、山と川の食材での素敵な料理で大満足の夕食でした。

会場で朝食


朝食です。朝からとても豪華です^^


しじみのお味噌汁。お酒を飲んだ次の日は嬉しいですね^^


山クラゲの和えもの。梅と鰹節で和えています。

いんげんとナスの煮浸し。


鯖の焼き魚。油が乗ってます^^


とろろ芋とエノキの漬物です。


温泉玉子は硬めでした^^

チェックアウト

フロントでチェックアウトです。


最後に秘湯スタンプをいただきました^^

猿倉温泉、いかがでしたか。

山奥の不便さはありますが、豪快な野天のお風呂と、2種類の硫黄泉、まさに秘湯を堪能できる大満足の宿泊でした。

これからもいろいろな宿をご紹介してまいりますので、引き続きご覧ください。

青森県 猿倉温泉 まとめ

猿倉温泉 まとめ
  • 青森県で唯一の日本秘湯を守る会の宿、猿倉温泉に宿泊しました
  • 離れ露天風呂付きのお部屋はとても広く、快適でした
  • 特に大浴場の露天風呂は、豪快な野天のお風呂で最高でした
  • 山奥にも関わらず、素晴らしい食事もいただくことができました

素晴らしいお風呂と2種の源泉、充実した食事に大満足の宿泊でした^^

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

本記事が、猿倉温泉の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。

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