この記事では、青森県の秘湯、酸ヶ湯温泉旅館についてお風呂、お部屋、食事の詳細を解説します。
雲上の霊泉と称される酸ヶ湯温泉は八甲田山の麓、海抜約900mにあり、日本有数の豪雪地帯にある一軒宿の秘湯です。
酸ヶ湯温泉旅館はおよそ160畳の広さの「ヒバ千人風呂」と呼ばれる混浴の大浴場が有名な大型温泉旅館です。
今回は2019年にリニューアルした1号館のお部屋に宿泊してきました。
この記事では、酸ヶ湯温泉旅館がどんな宿なのか、お部屋、お風呂、夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
秘湯・酸ヶ湯を徹底解説!妻は混浴のヒバ千人風呂に入れた?【青森県♨️酸ヶ湯温泉】
青森県 酸ヶ湯温泉旅館 ベッド付き客室1号館に宿泊してきましたので、館内の概要、お部屋、お風呂、夕食と朝食までブログでご紹介します
酸ヶ湯温泉 基本情報
酸ヶ湯温泉とは
酸ヶ湯の開湯は三百年以上前の貞享年間(1684年ごろ)、狩人がしとめそこなった手負いの鹿が、温泉に浸かると3日で傷が癒えたという伝説から、「鹿湯」と名づけられたという言い伝えがあるそうです。
その後、酸性の強い硫黄泉であることから、「酢ケ湯」→「酸ヶ湯」と名前が変わったと言われています。
5つの源泉の泉質はすべて酸性・含硫黄泉であり、「療養に適した温泉」(療養泉)として効能が認められています。
八甲田周辺には、この酸ヶ湯温泉の他にも、谷地温泉、猿倉温泉、蔦温泉などの秘湯が連なっており、まさに「秘湯ロード」となっています。いずれの温泉も宿泊記を記事にしていますのでぜひ御覧ください。
酸ヶ湯温泉旅館 基本情報
酸ヶ湯温泉 基本情報
酸ヶ湯温泉旅館の公式ホームページはこちら。
酸ヶ湯温泉は、三百年の歴史を誇る由緒ある湯治場であり、自慢の総ヒバ造りの千人風呂は、広さ約160畳(260㎡)、天井までの高さは5mほどもあるというのに、視界をさえぎる柱は1本もありません。
浴室内は、独特の香りと古風な異空間が特徴的です。「熱の湯」、「四分六分の湯」、「鹿の湯」、「冷の湯」と4種類の浴槽があります。
酸ヶ湯温泉は、卓越した効能と豊富な温泉の湧出量、広大な収容施設、清純な環境、交通の便、低廉な料金等が認められ、昭和29年に「国民保養温泉地第1号」の指定を受けました。
世界的に有名な版画家「棟方 志功」画伯も酸ヶ湯が大好きで、湯治をしながら作品を彫られたそうです。館内に志功画伯の作となる版画・書を多数飾ってあるのはそういった縁からとなります。
酸ヶ湯温泉の建物は、増改築を繰り返した複雑な造りで、旅館棟と湯治棟に分かれています。2016年(3号館)と2019年(1号館)に大規模にリニューアルされて、新しいお部屋と昭和レトロなお部屋が混在しています。
客室にはトイレのあるお部屋と無いお部屋がありますので、トイレ付きの客室に泊まりたい方はお部屋をしっかりと選ぶ必要があります。またベッド付きのお部屋は1号館のみとなっています。
(詳細は客室の項をご参照ください)
- 客室数:全139室
- 駐車場:無料(150台 先着順)
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:10:00
酸ヶ湯温泉旅館 場所
住所:〒030-0197青森県青森市荒川字南荒川山国有林小字酸湯沢50
TEL :017-738-6400
【宿へのアクセス】
酸ヶ湯温泉は青森の山奥、八甲田の麓にありますので、どんな交通手段でも最終的には車で1時間程度の移動となります。
宿泊客に限り、青森駅前から無料送迎バスが運行されています
酸ヶ湯温泉旅館 客室
酸ヶ湯温泉旅館は、湯治棟、旅館棟あわせて139室の大型温泉旅館です。
湯治棟の大部分は2016年に、旅館棟の1号館は2019年にリニューアルされました。
旅館棟・・1号館(トイレ付)/イ棟/7号館
2019年にリニューアルした「1号館」はトイレ・ベッド付の洋室(ベッド付きは1号館のみです)。
木造2階建ての「イ棟(いむね)」「7号館」は縁側や床の間が付いた、6畳〜8畳の趣のある昔ながらの和室です(トイレは共同)。
夕食は「イ棟」はお部屋にて、「1号館」「7号館」食事処での提供です。
朝食はバイキング形式です。
湯治棟・・・2号館/3号館(トイレ付)/5号館/6号館
湯治場のひなびた温泉にふさわしい造りの落ち着いた和室です。長期滞在型の簡素なお部屋ですが、テレビ・冷蔵庫・浴衣・タオル等は備え付けです。洗面とお手洗いは共同(3号館を除く)。炊事場を利用して自炊も可能です。
ベッドとトイレ両方希望の方は旅館棟1号館、トイレ付きのお部屋に泊まりたい方は旅館棟1号館または湯治棟3号館を選びましょう。
今回宿泊したのは旅館棟、1号館のお部屋です。
酸ヶ湯 温泉
ヒバ千人風呂(混浴):熱(ねつ)の湯・四分六分の湯、打たせ湯、冷(ひや)の湯
24時間入浴可能(清掃時間は朝4:30-5:00)
8:00-9:00, 20:00-21:00は女性専用時間
バスタオル巻、湯あみ着は可、水着不可
玉の湯:男女別内湯
※露天風呂はありません。
5つの源泉の泉質はすべて酸性・含硫黄泉であり、「療養に適した温泉」(療養泉)として効能が認められています。
大浴場の熱の湯と四分六分の湯については、熱の湯のほうが源泉はぬるいのですが、長い時間ぬくもりが持続するお湯で、四分六分の湯は熱湯の四分から六分くらいの温まり具合になることから名付けられたとされます。
- 源泉名…酸ヶ湯温泉
- 泉質…含鉄・含硫黄・アルミニウム-塩化物・硫酸塩温泉(硫化水素型)
- PH値…熱の湯はpH1.7、四分六分の湯はpH1.5
- 泉温…熱の湯は48℃、四分六分の湯は63℃
- 源泉100%掛け流し
酸ヶ湯は日帰り入浴も可能です
- 受付時間:7:00-17:30(入浴~18:00まで)
- 料金:内湯・千人風呂共通券 大人1,000円 小人500円
- 休憩所利用:8:00-15:00
今回の宿泊プランの紹介
公式サイトで予約
今回は公式サイトで予約しました。
今回のプランは
【広間食】【御鷹ご膳】ベッドのお部屋とグレードアップ料理で贅沢に過ごす
宿泊費は1泊2日、2食付き、大人3人で72,600円(24,200円x3)でした。
青森県 酸ヶ湯温泉旅館に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します
酸ヶ湯までの道のり
現在、十和田市側から、八甲田山へ向かって奥入瀬渓流沿いに車を走らせています。
ここから先は、蔦温泉、谷地温泉、猿倉温泉そして酸ヶ湯と日本を代表する秘湯一軒宿が連なり、まさに秘湯ロードとなっています。
今回は、雲上の霊泉と称され、日本を代表する秘湯の一つである、酸ヶ湯温泉をご紹介します。
酸ヶ湯の開湯は三百年以上前の貞享年間(1684年ごろ)、狩人がしとめそこなった手負いの鹿が、温泉に浸かると3日で傷が癒えたという伝説から、「鹿湯」と名づけられたという言い伝えがあるそうです。
その後、酸性の強い硫黄泉であることから、「酢ケ湯」→「酸ヶ湯」と名前が変わったと言われています。
酸ヶ湯周辺は、日本有数の豪雪地帯として知られており、この時はGWだったにも関わらず、まだこんなに雪が残っていました。
酸ヶ湯温泉旅館は「ヒバ千人風呂」と呼ばれる混浴の大浴場が有名で、湯治部・旅館部を有する大型の温泉旅館です。
今回は2019年にリニューアルした1号館のお部屋に宿泊してきました。
この記事では、日帰り・宿泊共に非常に人気のある酸ヶ湯温泉旅館の魅力をフルレビューします。見どころたっぷりの動画となっていますので、ぜひじっくりとご覧ください。
酸ヶ湯温泉 宿の概要
酸ヶ湯温泉は青森の山奥、八甲田の麓、標高約900mにあります。
どんな交通手段でも最終的には車で1時間程度の移動となりますが、宿泊客に限り、青森駅前から無料送迎バスが運行されています。
向かって右側が旅館部
左側が湯治部となります。
酸ヶ湯温泉は江戸時代から湯治場として利用されていましたが、現在の酸ヶ湯温泉旅館の創業は約90年前、増改築を繰り返して、客室数は全139室。そのうち湯治部は90室を占めています。
卓越した効能と豊富な温泉の湧出量、低廉な料金等が認められ、昭和29年に「国民保養温泉地第1号」の指定を受けました。
敷地内には、立ち食いそばや岩魚・山菜料理をいただける「鬼面庵(おにめんあん)」、
軽食・喫茶の「ぶな林」、
青森のB級グルメ、生姜味噌おでんをいただけるお店などがあります。
歴史を感じさせる大きな一枚板の「酸ヶ湯」の看板の下から入館します。
入るとすぐに、「酸ヶ湯」の大きな提灯がお出迎え。
酸ヶ湯発祥「混浴を守る会」の看板とスタンプ。
酸ヶ湯は日帰りのお客さんもたくさん訪れます。こちらは券売機。
タオル付きの入浴券が大人1,000円、子供500円。ヒバ千人風呂は朝7時から利用できます。
なお、姉妹館である「八甲田ホテル」宿泊者は酸ヶ湯の温泉を無料で利用できます。
入り口には日帰り用のタオルがたくさんありました^^
こちらはフロント。
八甲田山のトレッキングツアーなどの受付です。
おみやげ処です。後で妻ときてみます。
こちらはJR東日本のポスター。いや〜インパクトありますね^^
「あと2人入れます」の顔出し看板。
昭和初期のスキー板が飾られています。
大きな館内図ですが、とても入り組んでいますね^^。たくさんあるお部屋についてはあとで解説をします。
なんと館内に郵便ポストがありました。
ロビーの奥にもいろいろ展示されています。
右奥には名物「千人風呂」の入り口があります。お風呂については後で解説します。
青森の夏祭りといえば「ねぶた」ですよね^^
酸ヶ湯の太鼓もありました。
八甲田山からの湧水「木霊清水」。
飲んでみましたが普通のお水でした(当たり前か)^^
世界的に有名な版画家「棟方 志功」画伯は酸ヶ湯が大好きで、湯治をしながら作品を作っていたそうです。
館内には棟方志功の作品が多数飾られており、酸ヶ湯の「仙人」と呼ばれる鹿内辰五郎氏との写真を展示したギャラリーもありました。
こちらは湯治棟への渡り廊下です。今回宿泊する旅館部の1号館もこちらにあります。
途中、自販機コーナーや、
マッサージルーム
これは珍しいと思いますが、「温泉療養相談所」なるものもありました。
チェックイン
館内に入り、まずはロッカーで靴を預けます。
フロントでチェックインです。
今回のプランは
【広間食】【御鷹ご膳】ベッドのお部屋とグレードアップ料理で贅沢に過ごす、1泊2食付き、夕食は広間またはお部屋食、朝食はバイキングで、宿泊費は19,800円〜のプランとなっています。
今回はゴールデンウィークの宿泊でしたので、宿泊費はやや割高になっていますが、最後に公開します。
途中、お風呂の位置などを教えていただきながら、お部屋まで案内をしていただきました。
2019年に新設された客室のため、廊下はピカピカです。
それぞれのお部屋には、野鳥の名前が付けられています。
今回のお部屋は、1号館108号室「クマタカ」です。
室内に入ったところです。ベッド3つの洋室となっていますが、ベッドが3つのお部屋は1号館でもこのクマタカのお部屋だけとのことです。
2019年にリニューアルされたため、とても新しいお部屋になっています。
入ってすぐ左には暖簾がありました。洗面とトイレがあります。
洗面は石鹸のみのシンプルな洗面です。真っ白で新しく清潔ですね^^
トイレも同様に新しく清潔です。ウォッシュレットももちろんついています。
お部屋の一角はこのようにリビングのようなスペースになっています。
奥には電話やポット、コーヒーバッグなど。
ぶな林オリジナルブレンドの「酸ヶ湯珈琲」。これは嬉しいですね^^
カップやお茶、おしぼりなど。
冷蔵庫にはグラスが冷やされていました^^
テーブルには、冷水のポットと
お茶菓子として、しょうが味噌まんじゅうがありました。
こちらはクローゼット
湯かごには、浴衣、バスタオル、フェイスタオル、アメニティなどが入っています。
下には金庫がありました。
壁には長細い一枚板のデスクがあり、上にテレビが置かれています。広いデスクで使い勝手は良さそうですね^^
反対側の角には、もう一つ、小さなデスクがありました。
こちらには鏡が置かれていて、鏡台のように利用することもできそうですね^^
ベッドはセミダブルベッド。とても寝心地よさそうです。
センターテーブルには、ステンドグラスがおしゃれなライトスタンドがあります。
こちらからの景色は、手前に湯治部が、奥には山が見えています。
もうひとつの窓からは、向かいの棟(湯治棟と思われます)の壁ビューとなっています(^^;)
アメニティは、酸ヶ湯ロゴ入りのフェイスタオルと、歯ブラシが入っていました。
なお、ブラシやシャワーキャップ、髭剃りなどのアメニティは、フロントで無料でいただくことができます。
こちらのパンフレットは、八甲田の自然を利用したアクティビティの案内です。
酸ヶ湯温泉について解説
では、酸ヶ湯温泉について解説をします。
酸ヶ湯温泉は全139室、湯治棟と旅館棟に別れていますが、こちらの館内図をみて分かるように、旅館は建て替えや建て増しで構造もやや複雑になっています。
左側に見える旅館棟には、1号館、イ棟、7号館があります。1号館は2019年にリニューアルされたお部屋で、イ棟と7号館についてはトイレは共同となります。
湯治棟には2,3,5,6号館があります。湯治棟は2016年に全体がリニューアルされていますが、特に3号館はお部屋も新しくなっています。湯治棟でトイレがついているのは3号館のみとなっています。
なお、湯治棟、旅館棟を通して、ベッド付きのお部屋は1号館のみとなっています。
WiFiの通信速度は20Mbpsとなっていますが、この山奥でWiFiが使えるだけでもありがたいですね^^
酸ヶ湯 お風呂について解説
酸ヶ湯には、有名な混浴風呂「千人風呂」と、男女別の「玉の湯」の2つの大浴場があります。
混浴大浴場 千人風呂
まずは千人風呂からご紹介します。千人風呂はエントランスを入って右奥にあり、日帰りでもアクセスしやすい位置にあります。
入り口にはお風呂でのエチケットなど注意事項が書かれています。
暖簾をくぐると、更衣室への入り口があり、右が女性の更衣室、左が男性の更衣室となります。
(公式ページからの引用)
中に入ると、畳160畳分で柱のない、湯船から天井まで全面ヒバ作りの浴室に圧倒されます。
お風呂は大きな湯船が「熱の湯(ねつのゆ)」と「四分六分の湯」があります。「冷の湯」はかけ湯で、男女用意されています。奥の方には「瀧湯(ゆたき)」という打たせ湯もあります。
そして、なんといってもこの千人風呂の特徴は混浴である点。
(画像は青森映像ライブラリーからの引用)
男性更衣室からは、熱の湯に直接行くことができますが、女性更衣室側には人の背丈程度の衝立があり、体を隠すことができます。
四分六分の湯には、衝立の裏で入浴した状態で入ってくることができますが、熱の湯には入浴した状態で入ってくることはできないため、女性が熱の湯に入るのはよりハードルが高いと思います。
ただ、千人風呂には、夜8時からと朝8時からの1時間、女性専用の時間が設定されていますので、混浴に抵抗がある場合には、そちらの時間を利用するのがいいと思います(日帰りの場合は朝のみとなります)。
どちらも
熱の湯はpH1.7、四分六分の湯はpH1.5の硫黄泉となっています。源泉の温度は熱の湯は48℃、四分六分の湯は63℃と、名前とは違って、熱の湯の方が低めの温度になっています。
男女別大浴場 玉の湯
混浴の千人風呂とは別に、男女別の大浴場「玉の湯」もあります。こちらは、男湯と女湯は全然別の場所にあります。
(公式ページからの引用)
こちらもお風呂と天井はヒバ作りのとてもいい雰囲気のお風呂になっています(床は石です)。千人風呂には洗い場はありませんが、玉の湯にはシャワー付きの洗い場がたくさん用意されていますので、体を洗う際はこちらを利用します。
泉質は同様の強酸性の硫黄泉となっています。
館内を散策
夕食まで時間があったので、妻と館内を散策してみました。
御鷹々々(おんたかたかたか)サロン
男湯の玉の湯の向かい側に、「御鷹々々サロン」というお休み処がありました。
こちらには棟方志功氏が1960年に描いた大きな鷹の絵が飾られています。
こちらのサロンの窓からは川が見えます。
畳の部分とフローリングの部分に分かれていて、チェアとテーブルが置かれています。
こちらの椅子はBC工房というブランドのものでした。
どれもおしゃれな椅子ですね♪
湯治棟
御鷹々々サロンの奥から湯治棟へ行くことができます。廊下はピカピカです。
途中、浴衣コーナーがありました。湯治棟の宿泊者はこちらから浴衣を借りることができます。
湯治棟の入り口に洗面がありました。
こちらは5号館の1階。
こちらは6号館の1階。どちらも昔のままの鄙びた佇まいです。
2号館から3号館への通路です。2号館はまだ古いですが、3号館からは新しくなっています。
途中、食器棚がありました。宿泊者はこちらから借りることができます。
2号館と3号館の間にはランドリーと
炊事場がありました。
コンロや電子レンジがあります。
ここからは2016年にリニューアル後のため、廊下もお部屋もピカピカです。
3号館の突き当たりには、神舞閣といわれるスペースがあり、ギャラリーになっています。
今回は台湾展が展示されていました。
2階もギャラリーのようになっています。
奥の窓からは駐車場が見えています。
旅館棟
湯治棟の見学が終わり、一旦千人風呂前のロビーに戻ってきました。
千人風呂の脇の通路を通って旅館棟へ行くことができます。
こちらもやはりレトロな雰囲気になっていますね♪
階段を登ると「案内所」がありました。
まずはイ棟(いむね)へ行ってみます。
イ棟のお部屋には樹木の名前が付けられています。
こちらがイ棟。廊下を歩くと、かなりミシミシと大きめの音がします。
イ棟の奥には階段がありましたが、こちらは従業員宿舎となっています。
廊下を挟んで反対側に7号館があります。
こちらも相当に古いお部屋になっています。おそらく7号館が最も古いのではないかと思われます。
お土産処でショッピング
妻と一緒にお土産を購入しましたのでご紹介します。
こちらは湯浴み着「湯美人:混浴を楽しむ女性の必需品」。これを着てお風呂に入ることができます(1,300円)。
売店はとても広く、さまざまなものが売られています。以下主なものを値段とともにご紹介します。
お部屋にもあったブナ林オリジナル「酸ヶ湯珈琲」(1,000円/5パック)。
雲丹しいたけ(1,080円)。こちらは朝食でいただくことができます。
しょうが味噌まんじゅう(800円/8個)。こちらもお茶菓子だったので、お試しできます。
日本酒「酸ヶ湯特別純米」(2,000円)。
クラフト酎ハイ青森りんご(380円)。
こぎんマスク(1,800円)
青森の伝統工芸「こぎん刺し」の小物もたくさんありました。
こちらも青森の伝統工芸品「津軽塗り」。
津軽のガラス工芸、「津軽びいどろ」。
酸ヶ湯温泉の素(1,200円/10回分、600円/3回分)。
酸ヶ湯石鹸(700円)
山の幸も豊富です。
津軽Tシャツ(2,800円)
酸ヶ湯オリジナルトレーナー(4,000円)
アウトドアブランド、モンベルの酸ヶ湯Tシャツもありました(3,100円)。
ドリンク類も豊富です。
酸ヶ湯ビール(800円)や奥入瀬ビール(550円)など。
青森といえばりんごですよね。りんご関連のお菓子はたくさんありました。
今回購入したお土産です^^
お楽しみの夕食
夕食は「イ棟(むね)」のお部屋の一つでいただきました。会食場もあるようですが、お客さんが多い場合には、昔のお部屋なども利用しているそうです。
6畳一間、昔からの和室です。
広縁もありました。
こちらはメニューです。
大きなお盆の上に、デザートまですべての食材が提供されています。
アサリ汁は、いただきたい時に熱々の汁でいただくことができます。
ご飯は青森県産つがるロマン。
ドリンクメニューです。
ビールや酎ハイ
青森の地酒
ウイスキーやソフトドリンクまで、豊富に用意されています。
単品料理のメニューです。
まずは青森エールを注文。
【焼物】鶏朴葉(ほうば)焼き
薄い味噌味です。芋もホクホク。
【前菜】タラの芽胡麻和え、玉子焼き、海苔巻き、生ハム胡瓜、塩鮭
【先付】蟹味噌豆腐 うす緑の豆腐に、蟹味噌が練り込まれていて、上にカニの身が乗っています。
【向付】マグロ、サワラたたき、ウニ
【鍋物】海鮮つみれ鍋 あっさり目のお出汁と、もちもちしたつみれが相性抜群!山から採ってきたばかりのような大きな、なめこも新鮮で美味^^
【煮物】鶏団子煮 大きめの鶏肉の団子、コリコリの筍、シャキシャキの小松菜(多分)、どれも味が染みていて美味しいです^^
【蒸し物】茶碗蒸し
【洋皿】ローストポークサラダ 豚肉でサラダを巻いて食べるとヘルシーで絶品♪
【汁物】アサリ汁
【フルーツ】りんごケーキ、りんご りんごケーキは、レアチーズケーキでした。
夜の景色
夜の景色です。昼はたくさん人がいましたが、夜は流石に静かになりますね^^
朝食バイキング
さて、朝のお楽しみ、朝食です。朝食はビュッフェバイキング形式で、6:45-8:30となっています。
5分前くらいに到着しましたが、すでにこの行列です。みなさん朝早い(^^;)
会場までの廊下には紅葉の写真などが飾られています。
まずは窓側の席を確保。
会場の中央に料理が並んでいます。
レストラン「鬼面庵」の2階も解放されていました。
テーブル席の和室もありました。以下、食材をすべてご紹介します。
味つきのりと納豆
ウインナー
ブリ?の煮付け(メニューがないので正確か分かりません)
春雨、ハム、レタスなど。
トマトとブロッコリー。ドレッシングはすりおろし野菜ドレッシングとごまドレッシング
玉子焼き
ハンバーグ
手前から、おろし、シラス、奥は切り干し大根と野菜のおひたし
売店にも売っていたウニ椎茸、高菜炒め
唐辛子味噌、味よし
お漬物です。
梅干しなど。
温泉の定番、温泉玉子もありました。やわらかめの茹で加減でした。
おかゆ
ご飯は青森県産「つがるロマン」
お味噌汁は具沢山でした^^
八甲田清水とお茶
豆腐は自家製です。
バターとストロベリージャム。
パンのコーナー。
トーストとパン焼き器もありました。
ドリンクにはもちろんりんごジュースがありました。
そのほか、りんご酢、アセロラ、牛乳など
コーヒーと紅茶もあります。
デザートコーナには、ヨーグルト
右からプリン、りんご、グレープフルーツ。プリンは手作りのようでした。
こんな感じで盛り付けてみました。
チェックアウト
フロントでチェックアウトです。
宿泊費は1泊2日、2食付き、大人3人で72,600円(24,200円x3)でした。
酸ヶ湯温泉、いかがでしたか?
歴史を感んじさせる館内、圧巻のひば千人風呂、田舎ならではの食事と、秘湯感を満喫できる素晴らしい宿泊でした。
これからもいろいろなお宿をご紹介してまいりますので、引き続きご覧ください。
青森県 酸ヶ湯温泉 まとめ
- 歴史ある秘湯宿、酸ヶ湯温泉に宿泊してきました!
- 2019年にリニューアル後の1号館(ベッド・トイレ付き)のお部屋に宿泊
- 圧巻の千人風呂は、広さ、泉質とも秘湯感十分の素晴らしいお風呂でした
- 個室での夕食、会場での朝食バイキングも十分満足できるものでした
古さと新しさが同居した館内、充実したお風呂、秘湯感十分の素晴らしい宿で、人気の理由がわかる宿泊でした。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
秘湯・酸ヶ湯を徹底解説!妻は混浴のヒバ千人風呂に入れた?【青森県♨️酸ヶ湯温泉】
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