新潟旅行記

【詳細解説ブログ】新潟県 鷹の巣温泉♨鷹の巣館 吊り橋のある離れの高級秘湯宿【日本秘湯を守る会】

この記事では、新潟県 鷹の巣温泉・鷹の巣館について、お風呂、お部屋、食事の詳細を解説します。

鷹ノ巣温泉は、新潟県の山奥、荒川上流の渓谷にある温泉で、発見は文化三年(1806年)とされています。

鷹の巣館は、吊り橋を渡った先にある、温泉付き離れのお部屋中心の高級旅館で、日本秘湯を守る会会員です。

この記事では、鷹の巣館がどんな宿なのか、今回宿泊したお部屋、お風呂、夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

新潟県 鷹の巣温泉 鷹の巣館に宿泊してきましたので、館内の概要、お部屋、お風呂、夕食と朝食までブログでご紹介します

鷹の巣館 基本情報

鷹の巣温泉とは

鷹ノ巣温泉の発見は文化三年(1806年)、荒川の川辺に湧く温泉で、鷹がいつも水浴びをしていたのを舟人が発見したことに由来するとされています。

鷹の巣温泉は、荒川に沿ってある温泉郷の中でも最も上流の渓谷の中に位置しており、あまり人に知られていない「秘湯」となっています。

現在は鷹の巣館と喜久屋の2軒が自家源泉として温泉を利用しています。

鷹の巣館 基本情報

鷹の巣館 基本情報

鷹の巣温泉 鷹の巣館の公式ホームページはこちら

鷹の巣館は磐梯朝日国立公園内、四季折々の美しさに恵まれた抜群の自然環境の中にあります。

最も特徴的なのは、駐車場から宿へのアクセスが、荒川に架かる吊り橋を渡ること。素晴らしい景色とともに、日常とかけ離れた時間が流れる宿となっています。

著名人の来館も多く、古くは最後の米沢藩主、上杉茂憲、山本五十六(連合艦隊司令長官)、若き日の佐藤栄作(元内閣総理大臣)などが訪れたそうです(敬称略)。

客室はすべて大きさと造りの違う一戸建の離れが主体(一部本館)で、大庭園に11棟点在しています。

離れのお部屋はすべてお風呂付き、本館には大浴場と露天風呂が用意されています。鷹の巣館は日本秘湯を守る会の会員となっており、公式ページからの予約で秘湯スタンプをいただけます。

食事はお部屋食となります。

クレジットカードは利用可能、WiFiは用意されています。また、ドコモはじめ携帯の電波は繋がります。

  • 客室数:全12室
  • 駐車場:50台 無料 予約不要(駐車場より玄関まで徒歩)
  • チェックイン:15:00
  • チェックアウト:10:00

鷹の巣館 場所

住所:〒959-3222新潟県岩船郡 湯沢1072
TEL :0254-64-1009

【宿へのアクセス】

自家用車:日本海東北自動車道・荒川胎内ICより国道113号利用で約30分

JR:JR越後下関駅より車で約7分(送迎有)

鷹の巣館 客室


鷹の巣館は離れの客室が中心の構成(離れ9室、本館3室)で、離れのお部屋にはいずれも温泉のお風呂がついています。


今回宿泊したのは「楓の荘」、客室に温泉の内湯と露天風呂がついています。

鷹の巣館 温泉

鷹の巣館は、鷹の巣温泉の自家源泉で、源泉かけ流しのお湯が楽しめます。

離れの各お部屋のお風呂の他に、本館には男女別に大浴場と露天風呂があります。

源泉名:鷹の巣温泉

  • pH7.3
  • ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉
  • 泉温54℃
  • 源泉100%かけ流し

鷹の巣館は日帰り入浴はできません。

お風呂については記事内で詳細に解説していますので是非御覧ください。

電話で予約

今回は電話で予約しました。

宿泊費は1泊2日、2食付き、家族3人(大人2人、子供1人)で79750円(大人31900×2、子供15950円)でした。

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
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新潟県 鷹の巣館に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します

吊り橋の宿 鷹の巣館 概要


みなさんこんにちは!

紅葉の山形から、新潟県に初上陸しました(^^/

今回は、新潟県 鷹の巣温泉 吊り橋と離れの宿 鷹の巣館をご紹介します。

鷹ノ巣温泉は、新潟県の山奥、荒川上流の渓谷にある温泉で、発見は文化三年(1806年)とされています。温泉名は、鷹がいつも水浴びをしていたのを舟人が発見したことに由来するとされています。

鷹の巣館は、「吊り橋と離れの宿」の名の通り、吊り橋を渡らないと辿り着けない秘湯で、全12室、プライベート感抜群の宿となっています。

今回は、温泉露天風呂付き離れのお部屋に宿泊しました。

この記事では、宿の概要、お部屋、お風呂、夕食と朝食まで、鷹の巣館の魅力をフルレビューします。

見どころたっぷりの記事となっていますので、最後までじっくりとご覧ください。


吊り橋の入り口にある駐車場に到着しました。


こちらから吊り橋に向かいます。


吊り橋、ワクワクですね〜(^^♪


宿泊時は吊り橋が工事中でした。そして吊り橋を渡り始めると・・


思わず声が出てしまう絶景が広がっています。荒川沿いの温泉郷では最も上流、荒川峡谷の真っただ中に位置しています。


吊り橋を渡り切ると、鷹の巣館の看板が見えてきました^^


現在、鷹の巣温泉は右の鷹の巣館と左の喜久屋旅館の2軒が自家源泉として利用しています。ここで鷹の巣館と喜久屋旅館の入り口が分かれています。


吊り橋と離れの宿 鷹の巣館に到着しました。宿の概要をご紹介します。

磐梯朝日国立公園内、、四季折々の美しさに恵まれた抜群の自然環境の中に鷹の巣館はあります。


鷹の巣温泉、鷹の巣館の歴史は古く、江戸時代の文化3年(1806年)、当地での鷹の巣温泉発見に遡ります。

明治22年(1889年)、「鷹の巣温泉」が開業、その後荒川の洪水で流失。

明治26年(1893年)、斎藤氏により「鷹の巣館」開業。

その後昭和2年(1927年)、小山家初代館主により鷹の巣館の経営が開始され、現在の館主は5代目。

当時から、離れの客室を中心とした客室構成で、著名人の来館も多く、山本五十六氏(連合艦隊司令長官)や若き日の佐藤栄作氏(元内閣総理大臣)なども訪れたことがあるそうです。


明治42年の新潟日報に、鷹の巣旅館として記事が掲載されています^^


その後、日本秘湯を守る会の会員となり、歴史と伝統を守り続けています。


客室は全12室。大きさと造りの違う温泉付き一戸建の離れが9部屋あり、日本秘湯を守る会では随一の高級プライベート宿となっています。


現代的でありながらも歴史を感じさせるエントランスから館内に入ってみましょう。


フロントからロビーは奥行きのある開放的なつくり


こちらはフロント。


地元の村上牛は食事でいただけます^^


釣り雛やテーブルの上の置物は米どころ新潟らしく、お米をテーマにしたもの。


ロビーラウンジです。


ドリンクコーナー


テーブルには・・


お茶や


紅茶


コーヒーバッグがあり、無料でいただけます。


こちらは小さめの売店コーナー


こちらの色浴衣は無料で借りられます。


地元の工芸品や


オリジナルのミストジェル


下にはお部屋のお茶菓子「栗よせ」がありました^^


絵葉書のコーナーです。

チェックイン

離れですので、一旦外に出てお部屋へ向かいます。

お部屋でチェックインです。お部屋やお風呂、食事の時間などを説明していただきました。食事はお部屋食となります。宿泊費は動画の最後に公開します。

鷹の巣館 楓 客室紹介


今回のお部屋です。離れで、一戸建てのようになっています。


今回のお部屋は「楓」。温泉の露天風呂と内湯付きのお部屋です。


鷹の巣館の立派なキーホルダーでした。

玄関は普通の家の玄関のような雰囲気です^^ 廊下は板の間ですが、お部屋は和室です。

お香がありました^^

冷蔵庫はお部屋の外にありました。

冷蔵庫の上にはグラスがあります。


上にはソフトドリンク、下にはビールの中瓶が3本ありましたが、これらは無料でいただけます(^^♪


右側が寝室、左がリビングとなります。


こちらが10畳程度のリビングです。まずは奥の景色を見てみます^^


広いウッドデッキがあり、開放的でリゾートのような雰囲気です。


目の前には奥行きのある荒川と紅葉の山の景色が広がっています(^^/


特にこちら側の景色が奥行きがあって素晴らしい(^^♪


先ほど渡ってきた吊り橋も見えています。


ハンモックが吊り下げられていました^^


デッキにはソファとテーブルがあります。


デッキは広いですが、しっかり屋根もついていますので、雨や雪でも利用可能ですね^^


窓側からお部屋を見てみます。手前が広縁で、リビング〜寝室まで20畳以上(79㎡)のとても広いお部屋になっています。


広縁まで畳敷きで完全に和室ですね^^。


広縁側にもドレッサーがありました。洗面とは別にドライヤーもあります。


こちらは寝室です。リビングと同じくらいの広さで、最初から布団が敷かれていました。


敷布団は2枚敷かれていて、ふかふかでしたよ^^


寝室のクローゼットです。

クローゼットの下の方には、羽織と作務衣、足袋などが用意されていました。


こちらはフェイスタオル、「鷹の巣館」の刺繍がされています。


タタミ柄のおしゃれな湯カゴは嬉しいですね^^


お茶菓子は売店にも売られていた「栗よせ」。


こちらには小さめのテレビがありました。


床の間はとても立派。和を感じます^^


ウォーターサーバーがありましたが、主にコーヒーなどを入れる際に利用しました。


こちらのネスプレッソは鷹の巣館オリジナルの容器でした^^


お茶のセットです。


トイレは一般的なウォッシュレット付きのトイレです。


洗面はシンク一つの広めのスペースです。


POLAのエステロワイエ、女性用のクレンジングや


男女の化粧品がありました。


こちらには、ドライヤーやアメニティ(歯ブラシ、髭剃り、クシ)などあります。


お風呂です。手前が内湯、奥に露天風呂、いずれも温泉です(^^♪


内湯は石造り、段差があり、2人でも入れそうです。上の段に座ると、外の景色がよく見えます^^


シャワー付きの洗い場があります。


シャワーはリーファというブランドのシャワーです👍


シャンプーはPOLAでした。


露天風呂です。内湯と同様に石造りで、少し変わった形です


湯舟の広さは十分で、3人くらい入れそうです。手前にはウッドデッキが広がっています。


お湯は無色透明、無臭で入りやすそう(^^♪

鷹の巣館について解説


鷹の巣館について解説します。

鷹の巣館は、国立公園内の秘湯宿で、日本秘湯を守る会の会員です。


なんといっても特徴は、吊り橋を渡らないと辿り着けない、まさに「吊り橋の宿」となっている点です。


客室は全12室、離れ9室、本館2階に3室あります。

離れのお部屋はすべて客室に温泉のお風呂付きとなっています。


今回のお部屋、楓の荘の間取り図です。


続いて宿泊費です。楽天トラベルで検索してみました。

まずは最もリーズナブルな基本プランで、本館のお部屋です。2名利用時の1名あたり宿泊費は18,700円(税込)となっています。


続いて離れのお部屋のスタンダードプランですが、最も安い「竹の荘」のお部屋が19,800円、そこからお部屋のグレードによって値段が上がっていき・・・


最も高額なお部屋、温泉露天風呂付きの「藤の荘」は税込33,000円/名となっています。

ちなみに、今回僕らが泊まったお部屋とプランは


こちらの一番人気、「のど黒会席プラン」で3名でしたので、税込31,900円/名のプランとなります。

のど黒会席は素晴らしかったので、ぜひ食事のところでご覧ください^^

なお、鷹の巣館では日帰り入浴はありません。


温泉の分析書です。源泉名は「鷹の巣温泉」、泉温54℃、pH7.3です。


ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉です。ほぼ中性で、わずかに硫黄臭のする温泉となっています。


お部屋でWiFiが利用できます。通信速度は370Mbpsと爆速です(^^♪

鷹の巣館 大浴場


大浴場をご紹介します。入り口は一見分かれているようですが、中で繋がっています。

大浴場 男湯


まずは男湯をご紹介します。


男湯の脱衣スペースです。部屋数が12で、日帰り入浴もありませんので、十分な広さですね。


洗面はシンプルです。


売店でも販売されている温泉のミストです。


ドライヤーもあります。


フェイスタオルが用意されていました。


大浴場 男湯 内湯です。全体が石造りになっていて、広さも十分ですね。


上の方は木造りの雰囲気になっています。


湯舟は広め、5-6人ゆったり入れそうです。手すりもあり、バリアフリーも考慮されています。


こちらの枕木に頭を乗せて寝そべることができそうです(^^♪


シャワー付きの洗い場は4つ、こちらも十分ですね。


シャンプー類はお部屋と同様、POLAでした。


大浴場 男湯 露天風呂

奥の方は庭園風になっていますね。


上には屋根がかかっていますが、周囲は空いており、開放感も十分ですね。周りは目隠しになっていますが、こちらも竹で雰囲気十分です^^


湯舟は2-3人程度でしょうか。周囲には岩があしらわれて雰囲気がありますね^^


お湯は無色透明で、わずかに硫黄臭がします。pHは中性に近く、入りやすいお湯になっています。

大浴場 女湯

つづいて女湯です。


脱衣スペースは男湯と対称になっていて、広さも同様です。


洗面もほぼ同様です。


大浴場 女湯 内湯です。


湯舟の広さ、レイアウトはほぼ同様です。


洗い場も4つ用意されています。


大浴場 女湯 露天風呂です。庭園は男湯より広いようです。


周囲も同様に高めの柵で囲われています。


湯舟も同様です。源泉は右の真ん中くらいの湯口から掛け流しになっています。

お部屋で夕食会席


鷹の巣館では、夕食も朝食もお部屋食です。先付と八寸が用意されました。


メニューです。今回はのど会席ですので、メインはのど黒塩焼きと和牛石焼でしょうか。


こちらは八寸。八つの前菜が見た目も鮮やかに配置されています。


左は無花果(いちじく)ワイン煮、酒盗、下には丸十含ませ、鴨


おけさ柿 ヨーグルト餡 ヨーグルトが袈裟のようになっているってことでしょうかね^^


めかぶ


菊のおひたしでしょうか


ズイキ、秋刀魚甘露煮


お皿の両側に紅葉と銀杏の葉がおしゃれです^^


こちらは子供のメニュー。ハンバーグ、オムライス、ソーセージ、エビフライなど。


ドリンクメニューです。米どころ新潟、日本酒のメニューが多いです^^


まずはお部屋の瓶ビールをいただきます。


食前酒 花梨酒で乾杯です(^^♪


【先付】 新潟名物のっぺい 里芋、たけのこ、椎茸、銀杏などが入った煮物です。

のっぺいは新潟県の代表的な家庭料理です。


【椀物】 清まし椀仕立て 紅葉真丈、焼き茄子、吸い口、平茸しめじ


【お造り】 マグロ、カンパチ、タイ とても素敵な器に入っています。

【焼物】のど黒塩焼き メイン料理の一つです。大きなのど黒が一匹、脂が乗っていて最高でしたよ!


妻の2杯目は白ワイン


【食事】関川村産コシヒカリ
【止め椀】越後味噌仕立て
【香の物】三種盛り


【揚げ物】関川産椎茸裏白揚げ、無花果と栗 いちじく、栗と珍しい天ぷらですね^^


【強肴】和牛石焼 和牛は地元の村上牛


村上牛は柔らかくてジューシー、最高でした^^


【水菓子】梨ゼリー ゼリーの上に、マンゴーとキウィが乗っています。

夜の景色


夜のエントランスは素敵にライトアップされていました^^

お部屋で朝食膳


朝食もお部屋でいただきます。とても豪華な朝食です(^^♪


厚焼き玉子


サラダです。


きんぴらごぼう


アジの塩焼き


ひじき


がんもどきの煮物です。

あおさの味噌汁、ご飯は関川村産のコシヒカリです。


湯豆腐の鍋。水餃子や豆腐などが入っています。スープには味がしっかりとついています。


朝食にもデザートがありました!アイスとチョコチップクッキーです^^

たびくる(ブログ管理人)
たびくる(ブログ管理人)
鷹の巣館、食事は夕食も朝食も素晴らしい物でした。特にのど黒が一匹丸ごとで大満足です。のど黒会席、オススメですよ!

チェックアウト

フロントでチェックアウトです。今回の宿泊費は、大人一人当たり31,900円(休前日)でした。


最後に秘湯スタンプをいただきましたよ^^

吊り橋の宿 鷹の巣館 いかがでしたか?

吊り橋のワクワク感と絶景、お部屋での食事やお風呂、プライベート感抜群の素晴らしい宿泊でした。

これからもいろいろな宿をご紹介してまいりますので、引き続きご覧ください。

新潟県 鷹の巣温泉 鷹の巣館 まとめ

鷹の巣館 まとめ
  • 新潟県に初上陸し、鷹の巣温泉、鷹の巣館に宿泊しました。
  • 吊り橋を渡って宿に到着、お部屋からも素晴らしい絶景を楽しめます。
  • お部屋は離れで、プライベート感は抜群、お部屋でのお風呂と食事を堪能できました。
  • 日本秘湯を守る会では随一の高級旅館となっています。

吊り橋のワクワク感と絶景、お部屋での食事やお風呂、プライベート感抜群の素晴らしい宿泊でした。

実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。

ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。

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