山形県天童市、天童温泉を代表する高級旅館である、「ほほえみの宿 滝の湯」へ行ってきました!
今回はGoToトラベルを利用して、贅沢に、家族3人で滝の湯の最も高級なお部屋である「季のはな 温泉露天風呂付プレミアムスイート」に宿泊してきました。
この記事では、温泉露天風呂付プレミアムスイートのお部屋と部屋付の露天風呂、豪華夕食と朝食、館内散策までフルレビューします。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【山形 滝の湯】将棋の街!天童温泉の高級宿の最高級プレミアムスイート温泉露天風呂付き客室フルレビュー
目次
天童温泉 ほほえみの宿 滝の湯 温泉露天風呂付きプレミアムスイートに宿泊してきましたので、檜の内風呂、客室露天風呂、豪華夕食と和食膳の朝食、館内の様子までご紹介します
天童温泉 ほほえみの宿 滝の湯 基本情報
天童温泉とは
天童市は山形のほぼ中央に位置し、江戸時代から続く高級将棋駒の生産地としても知られています。将棋ファンの間では、竜王戦の対局場「竜王の間」があることでも有名です。
天童温泉(てんどうおんせん)は、天童観光の中心的な役割を担っており、多数の温泉旅館んからなる天童温泉街を形成しています。
天童温泉 ほほえみの宿 滝の湯について
公式ホームページ
天童温泉 ほほえみの宿 滝の湯の公式ホームページはこちらです。
(滝の湯 公式ホームページより)
- 客室数:全89室
- 駐車場:300台(無料)
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:10:00
天童温泉 滝の湯 場所
住所:〒994-0025山形県天童市鎌田本町1-1-30
TEL :023-654-2211
【アクセス】
- JR山形新幹線 天童駅より車にて3分、徒歩にて15分(無料送迎あり)
- 山形北ICより20分
滝の湯 客室
客室は全部で89室あり、本館と別館に分かれています。
伝統的な和室を備える“本館”と和モダンな空間の“別館”
将棋のタイトル戦の対局場としても知られる四季亭和室特別室を含む数奇屋造りの“四季亭”
そして、端正な美しさに包まれた別空間、露天風呂付き客室と内風呂付き和洋室を備える“季のはな”
あなたの想いにお応えできるよう様々なタイプのお部屋をご用意しております。
(滝の湯公式ホームページより)
確認したところ、別館は新館に相当するそうです。
今回宿泊した「季のはな」は別館の最上階2フロア(6階と7階)にあります。
滝の湯 温泉
(滝の湯 公式ホームページより)
[種類] 大浴場 露天風呂 天然温泉
[泉質] 弱アルカリ泉 カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉 含石膏芒硝泉
[効能] 神経痛 美肌効果 美容
大浴場は女湯「紅の湯」、男湯「藍の湯」があり、それぞれ露天風呂があります。
貸切風呂はありません。
その他に、今回利用した客室内の露天風呂などすべて温泉です。
滝の湯 その他の設備
- レストラン
- コーヒーハウス
- 喫茶
- ティーラウンジ
- バーラウンジ
- 夜食コーナー
- 居酒屋コーナー
- カラオケルーム
- 多目的室
- 宴会場
- 会議室
- 結婚式場
- 売店
- 自動販売機
- エステサロン
- 茶室
- 送迎バス
- マッサージサービス
今回の宿泊プランの紹介
ホテル公式サイトから宿泊予約 GoToトラベルはSTAYNAVIで適用になりました
今回の予約はホテル公式サイトからの直接予約です。
プラン名は
〝Go To トラベルキャンペーン割引対象〟【夕食・朝食は個室!山形牛のすき焼き会席】特別な日に普段よりも贅沢したい方へ♪
です。
宿泊費は1泊2日、家族3人(大人2人、子供1人)で60,775円でした。GoToキャンペーンの適用で32,725円引きとなりました。
さらに地域共通クーポンが14,000円分付きました。
地域共通クーポンは宿泊当日15:00~翌日までの期間・地域限定ですので、使い方によっては余る可能性があります。
ホテルでの食事の際の飲み物代やお土産代、マッサージ代金などで利用して、できるだけホテル内で消化しておくことをオススメします。
天童温泉 ほほえみの宿 滝の湯別館 季のはな 源泉掛け流し露天風呂付プレミアムスイートに実際に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します
エントランス~チェックイン
天童市内の温泉街に入ると多数の温泉ホテルがあります。
こちらはホテル「王将」の駐車場にある巨大な看板。ホテルの名前もそうですが、天童を象徴するような看板ですよね^^。
この看板みると天童に来た~って感じます^^
滝の湯のエントランスです。
温泉旅館というよりはシティホテルのようなエントランスですね。
今では当然となった検温です。
チェックインの際に、公式ページからの予約特典として広重美術館のチケットと、館内利用券2,000円分(500円x4)をいただきました。
これは思いがけずラッキーでした^^
チェックインの後、ロビーの説明がありました。
奥には売店と、左側にはラウンジがあり、ウェルカムドリンクとしてコーヒーが無料とのことでした。
客室まで案内していただきました。
露天風呂付客室「季のはな」プレミアムスイート605号室のご紹介
季のはな 客室までの道
別館のエレベーターを6階で降りたところです。
生花を飾っていて、「季のはな」の雰囲気がありますね^^。
このフロアには601~608号室があります。
通路は昔のお屋敷のような雰囲気です^^
今回泊まるのはこちらの605号室です。
鍵はこんな感じの普通の鍵です。
玄関です。入った印象としては少し古めの感じです。
板の間ですが、和風の雰囲気ですね。
入ってすぐの引き戸を開けるとトイレがあります。
トイレは広めで、ウォッシュレットもついています。
部屋に入る前に、ミニバーのカウンターがあります。
お茶器やコーヒーカップ、下にはポットや冷水が置かれています。
コーヒーバッグや紅茶のティーバッグもあります。
冷蔵庫にはビール2本とウーロン茶2本が入っています。
こちらは無料ということでした。
ほほえみの宿 滝の湯 温泉露天風呂付プレミアムスイート お部屋紹介
ではお部屋をご紹介します。
和室2部屋(寝室、リビング)、洋室、お風呂となっています。
お風呂は露天風呂だけで、内風呂はありません。
こちらが寝室です。
かなり厚く敷布団を敷いて、ベッドみたいになった布団が2つ敷いてあります。
照明も間接照明主体で、かなり雰囲気はいいですね。
もう一つの和室との間にはおしゃれな小窓がついています。
この窓は障子になっていて、閉めることもできます。
クローゼットです。
大浴場などに行くときに使えるかごが置いてあります。これ、結構使えるんですよね^^
その下には金庫があります。
クローゼットの下には浴衣や陣羽織が置いてありました。サイズもいろいろそろっています。
バスタオルやフェイスタオルも置いてあります。
大浴場にはタオルがないので持ってきてくださいと書いてあります。
こちらがリビングに相当する和室です。10畳程度あります。
こちらのリビングからは天童の夜景が一望できます。
田舎なので明かりはまばらですが、なかなかいい眺めです。
このフロアには街側と中庭側のお部屋がありますが、おそらくこちらの街側のほうが景色が良いと思いますのでオススメです。
テレビです。
こちらはテーブルの上にあったお茶菓子です。
王将まんじゅうと、ご当地オランダせんべいでした。
こちらが洋室?になっています。
赤いソファと、奥には開放的な洗面と、お風呂への入り口があります。
障子があったりして、和と洋が混じった少し不思議な空間です^^
左側には露天風呂が見えていますね。
こちら側にも小さめのテレビが置かれています。
下にはタオルがありますので、着替えもこちらですることになりますが、少々開放的すぎるような気も・・・
その隣には洗面があります。
アメニティは髭剃りやボディスポンジ、クシなど少しだけ用意されています。
歯ブラシなどはフェイスタオルと一緒の袋に入れられていました。
化粧水などはボトルに入っていて、なかなか充実していました。
客室付の露天風呂
では、いよいよ露天風呂へ行ってみます。
画面左側についたてがありますので、着替えはこのスペースでするのでしょうかね?
洗い場です。シャンプー等ももちろん用意されています。
こちらのパネルで、かけ流しのお湯の温度を調整します。
そして、こちらが露天風呂です。
木製ですが、無垢材ではなく、色が塗られています。
周囲のベランダ側や天井側にも木材が使われていていい雰囲気です。
お風呂の頭側はこのように枕になっていて、さらに背中にも支える木が配置されています。
足側にも足乗せの台がありますので、寝そべったようにお風呂に入ることができます。これがとても良かったです^^
お風呂側からリビングをみるとこんな感じです。
こちらからもあちらからも丸見えです。小さなお子さんが遊ぶときなどは見えると安心ですよね^^
もちろん、ブラインドで仕切ることが可能です。
ベランダには網が張っていますが、露天になっていて、天童の夜景が一望できます。
お風呂のスペースはこのように曇りガラスで仕切られていて、周囲からは見えないようになっています。
洋室側からブラインドを半分閉じたところです。
両側を閉じても、少し隙間は見えるので、完全にはブラインドにはできないと思います。
夜お風呂にはいってみました。
かけ流しの勢いが強くて、体にお湯があたって気持ち良かったです^^
頭側の枕と、足乗せの台がとてもいい感じのレイアウトで、非常にリラックスできます。
ほほえみの宿 滝の湯 大浴場
大浴場にも行ってみました。
大浴場はとても広く、石風呂でしたが、ところどころにオブジェのような石の飾りや、砂利敷のスペースがあったりしてなかなかおしゃれでした。
お風呂は一部浅くなっていて、「寝湯」のような感じでゆっくりつかれるスペースもありましたよ。
大浴場の露天風呂は、スペースが狭く、景色もあまり見えなくて今ひとつでしたね。ちなみにコロナ対策で同時入浴できるのは3人までになっていました(見ただけで入っていませんん)。
大浴場の前には「湯上がり処」というスペースが有り、風呂上がりに休むことができます。
時間限定で生ビールを提供してくれていました。冷えていてめちゃうまかったです。
ほほえみの宿 滝の湯 夕食会場「蔵膳」での夕食
では、お楽しみの夕食です。
今回は夕食会場でいただきます。
夕食会場はいくつかあるようですが、こちらの1階にある「蔵膳」という会場でした。
こちらが夕食会場の蔵膳です。
のれんがあって、いかにも和風と行った雰囲気ですね^^
中も畳敷きで、和室だけのお部屋になっています。
入り口でサンダルを脱ぐのですが、自分のサンダルに目印を付けられないのが気になりました。殺菌灯で消毒してくれるとは言っていましたが、できれば宿泊中は同じサンダルを使いたいですよね。
こちらがお部屋です。
畳のお部屋で、掘りごたつ風になっています。
こちらがメニューです。
今回のプランは「夕食・朝食は個室!山形牛のすき焼き会席」です。
メインは山形牛すき焼きです。他に、芋煮汁、つや姫ごはん、天童ワインゼリーなど地元のものが並んでいます。
オプションでアワビバター焼きもお願いしてあります。
大人用の食事です。左側にメインのひとつであるすき焼きが隠れています。
中心に前菜、右側にさしみがあります。
こちらがメインのすき焼き用の山形牛。
その場でお鍋で焼いていただきます。
こちらは子供用です。新幹線のマットが微笑ましいですね^^。
うどん鍋焼きと刺し身、ジュースが見えます。
【前菜】 石狩漬酒粕入、塩漬けわらび炒め、ニシン燻製焼き、鶏松風、栗寄せ、子持ち昆布、蕪梅肉ピクルス
前菜の一つ、山形特産だだちゃ豆とうふ
【刺し身】海の幸盛り合わせ(マグロ、鯛、エビなど)
【凌ぎ】うなぎむき蕎麦蒸し
下のご飯っはもち米のおこわのような感じでした。
【焼物】鯛のマスタード敷
これは焼いた鯛の下に濃厚なマスタードがたっぷりとあって、鯛と絡めて食べると絶品でした^^
【煮物】アワビのやわらか煮
【メイン】山形牛すき焼き
肉の厚さもちょうどよく、焼き立てをたべられて絶品でした~^^
オプションで頼んだあわびバター焼き(3,000円)。
その場で焼いて食べられて絶品でした~^^。地域共通クーポンがあるとこういったプチ贅沢がしやすいですよね^^
こちらはドリンクメニューの一部です。ドリンクはかなりたくさんの種類が用意されていました。
こちらは天童ワイン。赤ワインです。
いつも地場のワインを頂くようにしていますが、こちらのワインは辛口で美味しかったです^^
【酢の物】 あん肝寄せ
【椀物】山形名物 芋煮汁
山形風芋には、しょうゆベースで牛肉が入っているのが特徴です(仙台風芋煮は味噌ベースで豚肉です)。
やっぱり山形に来たら一度はいただきたいですよね。
【デザート】天童ワインゼリー
おおきな(シャイン?)マスカットがはいっていました^^
こちらは子供のデザートです。
本格的なパフェでした^^
ただ、食事会場なのでしょうがないのですが、隣の部屋の音がかなり大きく聞こえてきたのは気になりましたね(できれば別プランで部屋食も選べるようにしておいて欲しかったですね)
ほほえみの宿 滝の湯 館内散策と温泉たまご作り
滝の湯は大型のホテルですので、中庭を含めて、広い館内を散策してみました。
フロント~ロビーです。
売店やラウンジもある広いフロアになっています。
こちらは入り口脇にある売店です。
売れている商品のランキングが書いてありました。
上の2つは帰りに地域共通クーポンで買ってきました^^
こちらはラウンジです。実際にはもっと広いスペースになっています。
昔はここに大きな将棋盤をおいて、好きなように触ったり、実際に将棋をしたりできたのですが、今は感染対策のせいか、しまっているようです。
こちらはカラオケバーや居酒屋があるフロアですが、流石に今はどれも閉まっていたようです。
卓球をするスペースもありました。
その奥には将棋にちなんだものが展示されていました。
館内にはところどころでこのポスターが貼られていました。
将棋の七大タイトルのひとつ、竜王戦は、滝の湯の「竜王の間」で行われるのが恒例になっていて、今期の竜王戦も12月に行われるようです。
大浴場の隣には展示スペースが有り、このときは「奥の細道句紗絵」として小野竹喬の画と書が展示されていました。
きれいに展示されていますね^^
こちらは中庭です。
右側がラウンジ側で、左側に見える建物は本館の客室です。
こちら側が別館です。
中庭には、椅子やテーブルも用意されていて、晴れていたら外でゆっくりできそうな感じでした。
温泉卵を作ってみました
滝の湯の名物にもなっている、実際の温泉を使った温泉卵づくりをしてみます。
ラウンジのカウンター脇に、温泉卵用の生卵が用意されています(この日は19:00まででした)。こちらを頂いて、作るところまで持っていきます。
客室に行く途中に温泉卵を作るためのお湯が入ったところがありますので、そこで作ります。
温泉卵の作り方はわかりやすく掲示されています。
その上にある時計とあわせて、時間を測って作ります。
できあがった温泉卵を早速お部屋でいただきます。
写真は約4分でしたが、少しやわらかすぎました^^;(宿の方には時間は6-7分と言われたのですが、7分くらいで作ったらかなり硬かったので、短くしてみましたが、今度は短すぎました^^;)
ほほえみの宿 滝の湯 朝食
朝食は夕食と同じ蔵膳での会場食でした。朝風呂に入ってから行ってみました^^
こちらが朝食膳です。
左上の味噌汁をコンロで温めるのと、左下にある塩麹納豆、右下の甘酒がなかなか変わっていてGoodでした。
デザートも柿とヨーグルトというちょっと珍しい組み合わせで良かったですよ^^
ちなみに子供用のメニューはほぼ同様で、一部スクランブルエッグになっている程度でした。
ただ、食後のコーヒー(500円)が有料というのが少々残念でしたかね・・・
実際宿泊して良かった点、気になった点や予約の際に気をつけたい点
今回、天童温泉、ほほえみの宿 滝の湯に宿泊しましたが、今回ご紹介した温泉露天風呂付プレミアムスイートについて良かった点や気になった点など上げてみたいと思います。
宿泊してよかった点
温泉露天風呂がいいお風呂でした
浴槽から周囲まで木でできたお風呂は、枕と足置きの台があり、源泉の水流もいい感じでとても気持ちのいいお風呂でした。
お部屋の広さも十分でした
プレミアムスイートの名に恥じないような十分な広さのお部屋と和洋室、贅沢感があり、とても良かったです。
街側のビューもいい感じでした
気になった点
「スイート」の割にはサービスは今一つかも・・・
お部屋やお風呂は良かったのですが、プレミアムスイートという名前がつく割には、チェックイン前後のサービスは今ひとつかな~
お風呂はちょっとベランダっぽい雰囲気
上層階に露天風呂付き客室を作るとしょうがないのかも知れませんが、着替えスペースもありませんし、ちょっとベランダに露天風呂を後付けしたっぽい雰囲気がありました(あくまで個人的な推測ですので間違っていたらごめんなさい)
天童温泉 ほほえみの宿 滝の湯 温泉露天風呂付きプレミアムスイート 宿泊まとめ
- ほほえみの宿 滝の湯は将棋の街、天童を代表する高級ホテルです
- 今回は温泉露天風呂付プレミアムスイートに宿泊してきました
- 露天風呂は、上層階という少々厳しい環境でしたが、リラックスできるとてもいいお風呂でした
- 食事は朝夕会場食でしたが、とても満足できましたよ
いつでもお部屋の温泉に入れるというのはとても贅沢で満足できる時間でした。お風呂の雰囲気もとても満足感が高かったです。
感染の気になる昨今ですが、温泉卵作りやお風呂のビールサービスなど、滝の湯らしさが体験できて、良かったです。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【山形 滝の湯】将棋の街!天童温泉の高級宿の最高級プレミアムスイート温泉露天風呂付き客室フルレビュー
本記事が、天童温泉 滝の湯の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!
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