日本三景の一つ、宮城県松島にあるホテル海風土(うぶど)へ行ってきました!
松島というと、昔から温泉のイメージは無かったのですが、なんと2008年に掘削して温泉開発に成功し、今は「松島温泉」として複数のホテルで温泉を楽しめます。
今回の海風土は「松島温泉1号泉」という最初に掘り当てられた元湯を利用しており、そして松島では珍しい「源泉かけ流し」となっています
この記事では、温泉露天風呂付の和室、豪華夕食と朝食、館内散策までフルレビューします。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【宮城県 松島温泉 ホテル海風土(うぶど)】日本三景の絶景を檜温泉露天風呂から楽しむ!アジアンテイストの館内もご紹介
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目次
松島温泉元湯 ホテル海風土 温泉露天風呂付き和室に宿泊してきましたので、客室の露天風呂、豪華夕食と朝食、館内の様子までご紹介します
松島温泉 ホテル海風土 基本情報
日本三景 松島について
宮城県、松島は、京都の天橋立、広島の宮島とともに、「日本三景」といわれる名勝地で、2018年は年間600万人がおとずれた日本有数の観光地です。
松島湾は仙台湾の中央部に位置する湾で、リアス式海岸がさらに進んだ沈降地形とされており、溺れ谷に海水が入り込み山頂が島として残っているとされています。
松島の島々はしばしば「八百八島」と言われますが、実際には260余りの島々から構成されているとされており、それぞれの島は岩の上に松が生い茂る独特の景観を呈しています。
松島の観光と言えば遊覧船が有名ですが、ほかにも伊達政宗ゆかりの「瑞巌寺」「五大堂」などの名所や博物館、名産のカキが堪能できるかき小屋、つい最近誕生した「松島離宮」など、様々な観光スポットがあり、1日楽しめます。
なお、以前存在したマリンピア松島水族館は2015年から仙台うみの杜水族館として松島から移転しています。
松島温泉とは
松島温泉は、つい最近掘削に成功した新しい温泉街です。
松島温泉は、地下1500mから湧き出した数億年前の天水が浸透し、地熱により温められ長い年月をかけて湯として貯留されていたものとされています。
現在4本の源泉があり松島温泉組合の加盟施設は7館あります。海風土が利用している温泉は2007年に掘削された松島では最初の温泉「松島温泉1号泉」で、これが松島としては初めての天然温泉となります。
松島温泉 ホテル海風土について
公式ホームページ
松島温泉ホテル海風土の公式ホームページはこちらです。
「海風土」はバリ島の人気観光地ウブド(Ubud)にちなんでおり、バリ島をイメージしたアジアンテイスト漂う館内となっています
ホームページには
「海風土」は「海」という自然が運んでくる未知の文化と、新しい時代の「風」の融合から、その土地の豊かな恵を生み出す母なる大地の「土」を意味します
“和”の枠の中にも新たなアジアンテイストの香り漂うおもてなしをテーマにしております
(ホテル海風土ホームページより)
となっています。
- 客室数:全26室
- 駐車場:あり(無料)
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:11:00
松島温泉 ホテル海風土 場所
住所:〒981-0213宮城県宮城郡松島町松島東浜5-3
TEL :022-355-0022
【アクセス】
- 仙台よりJR仙石線で松島海岸駅下車
- 三陸自動車道 松島海岸ICより(約10分)
ホテル海風土 客室
客室は全部で26室あり、以下の種類があります。
- 客室露天風呂付き和室
- 客室展望風呂付和室
- 客室展望風呂付洋室
- 和室
「海風土」は全てのお部屋から松島の島々をご覧いただけます。
全客室、26部屋のうち16部屋は、露天風呂、展望風呂付きのお部屋。
普段よりちょっぴり特別なひと時を。
ぜひ海風土で、くつろぎの時間をお楽しみください。
(海風土公式ホームページより)
今回宿泊したのは最も広い露天風呂付き和室(ローベッド、二間)です
ホテル海風土 温泉
数億年前から地熱であたためられた地球太古の天水が、2008年の掘削で天泉となり地上に沸き出しました。
時が磨き上げた、まさに天からの恵の湯、松島の天然温泉の誕生です。
(ホテル海風土 公式ホームページより)
[種類] 温泉 大浴場 サウナ
[泉質] アルカリ単純泉 (pH8.6) 無色透明無味無臭
加水加温循環消毒あり(客室露天は循環なしのかけ流し)
[効能] 関節痛 筋肉痛 神経痛
大浴場は屋上展望風呂「みはらしの湯」と大浴場があります。
※屋上展望風呂は時間で男女入れ替えとなります
客室内の露天風呂を含めすべて温泉です。
今回の宿泊プランの紹介
ホテル公式サイトから宿泊予約
今回の予約はホテル公式サイトからの直接予約です。
プラン名は
【宮城・三陸 海の幸を食べつくす!【あわび・牛タン炭火焼きプラン】
檜露天風呂付ゆったり二間和室
です。
宿泊費は1泊2日、家族3人(大人2人、子供1人)で112,050円でした。
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松島温泉 ホテル海風土 檜露天風呂付き和室に実際に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します
ホテル海風土 館内のご紹介
松島の街並みを見ながらホテル海風土へ
東北随一の観光地、日本三景の松島です。
コロナのせいで観光客は減っているという話でしたが、見たところ遊覧船などには結構お客さんが並んでいて一安心。(写真は雨だったため歩いている人はほとんどいません)
ホテル海風土 館内のご紹介
ウブドの外観です。4階建てのようです。
エントランスです。海風土のロゴがイイ感じですね。
そして、このあたりから雰囲気がアジアンテイストに変わってきます。
ここだけ見るとバリ島のホテルと言われても信じてしまいそうです。
エントランスを入ったところです。
エントランスだけではなくて、一階のロビー全体がバリ島のホテルに入ったかのような雰囲気で圧倒されます。
ロビーはとても広く、南国のリゾートホテルの雰囲気です。
こんな感じのバリ島風の置物がいたるところに置かれています。
ギャラリーのようなスペースです。
バリ島の木彫りの猫の人形です。
中庭もアジアンリゾートを思わせますね。
ラウンジですが、このときはコーヒーの提供のみでした。
フロント脇のショップです。
主にバリから輸入した雑貨などが中心ですが、ドリンクなども売っています。
ロビーの奥には大浴場とそのわきにはエステルームがあります。
チェックイン
チェックインはロビーで座って行いました。
チェックインの際に、好みの浴衣を選ぶことができます。
特に女性、子供用はきれいな浴衣が多かったのでオススメです。作務衣のようなリラックスできるものもありました。
チェックイン時にウェルカムドリンクを選ぶことができます。
なんと生ビールもありましたので、こちらをチョイス。
その後、お部屋に案内していただいてビールをいただきました~
では、お部屋をご紹介します。
ホテル海風土 温泉露天風呂付客室のご紹介
エントランス
今回宿泊する温泉露天風呂付客室は3階の角部屋でした。
お部屋は301号室「風雅」です。
こちらが玄関となります。
広い玄関ですが、隅の方に冷蔵庫とグラスなどが置かれています。
冷蔵庫です。ミネラルウォーターが人数分入っていますが、これは無料です。
コーヒーカップやグラス、ティーバッグなどがありました。
玄関のふすまを開けると畳の2畳ほどの小部屋があり、左右にはリビングとベッドルームが見えます。
どの部屋も畳とふすまで純和風です。
リビング
こちらが和室のリビングルームです。
8畳+α程度の広さです。
お茶菓子は「松島こうれん」でした。
リビングから庭園とともに松島の景色が見えます。そして、この庭に出てみると・・・
こちらの絶景です。日本三景といわれる松島湾を一望できます。
お部屋の奥側から見るとこんな感じです。広さは十分ですね^^
クローゼットのところには浴衣、陣羽織、足袋、フェイスタオル(海風土ロゴ入り)がおいてありました。
お部屋でwifiが利用できました。これはうれしいですよね^^
今回泊ったお部屋は角部屋の301号室「風雅」です。
ベランダの広いお部屋はおそらく露天風呂付の客室だと思います。
小さ目のテレビと、お茶のセットがあります。
空気清浄機も今どきは必ずありますね。
寝室
こちらが寝室です。奥にベッド、手前側にはソファが2つあります。
畳の上にマットレスがありベッド風になっています。
和風の室内ですが、ベッドの上のクッションや壁にかかった布はアジアンテイストでしょうかね?
そして和室から見えるのが・・・
客室温泉露天風呂
お楽しみの露天風呂です。
かなり広いスペースがとられていて、本格的な露天風呂になっています。
こちらがシャワースペースです。シャンプーなども置いてあって、こちらの露天風呂で完結するようになっています。
お風呂からの景色です。
松島を一望できる素晴らしい景観です。立っているとよく見えますが、お風呂に入っていても、フェンスの隙間からある程度みることができます。
この日は雨だったのと寒い時期ため、奥のテラスには出ませんでしたが、夏はお風呂上りにテラスにでてビールもよさそうです。
最初はお湯が入っていませんでしたので、お湯を張ってみました。
アメニティその他
こちらが洗面です。
女性用のアメニティはクラシエのZIRAというブランドでした。
男性用は資生堂でした。
髭剃りや歯ブラシなど一般的なアメニティです。
こちらはトイレです。
内風呂も一応あります。一般的なユニットバスでした。
こちらは温泉ではありません。
大浴場
大浴場については、ホームページから写真を引用してご紹介します。
大浴場(見晴らしの湯)
(海風土 公式ホームページより)
大浴場の一つ、見晴らしの湯に入ってきました。
屋上にあるお風呂で、洗い場はやや狭めでしたが、お風呂はまずまずの広さで、松島湾に向かってお湯につかることができます。
小さな庭のようなスペース越しに松島の絶景を眺めながら入るのはとても満足度が高いです。
お湯はお部屋の温泉と同様で、無色透明無臭でした。
大浴場と言っても、宿泊客が少ないせいか、入っている人もほとんどおらず、貸切状態で入ることができましたよ~^^
大浴場(月の湯、星の湯)
(海風土 公式ホームページ「星の舟」より)
1階の大浴場も入ってみました。男性が月の湯、女性が星の湯です。
とてもきれいなお風呂で、ごく普通の大浴場といった感じです。
こちらは洗い場は上で紹介した見晴らしの湯よりも広いのですが、湯舟はやや狭めで、4-5人はいると一杯になりそうな大きさでした。
お湯はやはり同様に無色透明無臭のお風呂でした。
やはりこちらも入っている人はおらず、貸切気分で入ることができました^^
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松島温泉 ホテル海風土 会場での夕食
では、お楽しみの夕食です。
今回のプランは[宮城・三陸 海の幸を食べつくす!【あわび・牛タン炭火焼きプラン】]というもので、豊富な海の幸を誇る松島の海鮮料理をとても楽しみにしていました。
実際素晴らしい料理でしたので以下ご紹介します。
お食事はこちらの食事処「七海(ななみ)」でいただきます。
こちらの奥のテーブルでした。
夜は松島は見えませんが、ライトアップされています。
大きな窓がありますので、朝の景色が期待できますね(朝食も夕食と同じ席でした)。
テーブルに用意されていたお膳です。
夕食メニュー「海風土会席御献立」です。
ドリンクメニューです。
こちらはお子様膳です。
お刺身はマグロとカンパチ、巻きずし、シューマイ、スパゲティ、フライドポテト、かにグラタン、味噌汁など
【先付】新蕗(フキ)の白和え 蟹身と糸海胆
【前菜】春慶塗玉手箱 旬の肴盛り合わせ
海老黄身寿司、ウドてんぷら、小鯛笹寿司、テナガエビ甘露煮、マグロウニ和え、子持ち鮎
【中皿】ホタテとマグロのみそ焼き、宮城山麓ポーク、うぐいす豆腐
【造り】鮮魚大鉢盛り 宮城近海の魚介類のお刺身です
本マグロ、ボタンエビ、ホッキ貝、カンパチ、ウニ
【煮物】洋風茶碗焼
タケノコやカニの身、タラの芽などが入っています。
【合肴】牛タンアワビ炭火焼
メイン料理です!生きたアワビを炭火で焼き、その周りには牛タンを炭火で焼いています。
アワビが焼けてきました。お店の方にカットしてもらっていただきました。
【食事】タケノコご飯、香の物、仙台味噌汁
【水菓子】抹茶のムースと黒豆、桜餅、イチゴ
松島温泉 ホテル海風土 会場での朝食
朝食の会場は夕食と同じ七海(ななみ)でした。座席も同じです。
夜はわかりませんでしたが、朝は松島を一望できる素晴らしい眺望のレストランです。
生搾りオレンジジュースです。
朝食らしいメニューです。仙台名物笹かまもありますね。
こちらは子供用のメニューです。ベーコン、ソーセージ、サラダ(キウィ、リンゴ、オレンジ)、卵焼き、焼き鮭など。
大人用の焼き魚はサバの塩焼きとサンマのみりん漬けから選ぶことができました。私はサバの塩焼きを、妻はサンマを選択しました。
餅きんちゃくです。
主食の米は通常の白米と五穀米のおかゆから選択できました。
私は白米、妻はおかゆを選択。
火をかけた豆乳豆腐です。熱々でとても美味しかったです。
食後のコーヒーもアイスとホットから選択。
実際宿泊して良かった点、気になった点
今回、宮城県 松島温泉 ホテル海風土、温泉露天風呂付客室に宿泊しましたが、良かった点や気になった点など上げてみたいと思います。
宿泊してよかった点
温泉につかりながら松島が見えるのは最高!
今回は温泉露天風呂付のお部屋でしたので、お部屋のお風呂からも松島の絶景が望めました。
大浴場見晴らしの湯からの景色はさらに素晴らしく、温泉に入りながらこの景色が見られるのは海風土ならではといったところでしょうか。
松島らしい海の幸の海鮮料理は大満足でした
一品一品説明していただきながらの食事は素晴らしく、特に夕食のアワビの炭火焼は最高でした!
気になった点
少しお部屋は古めで和風でした
お部屋はやや古めで、多少アジアンテイストを感じる部分もあったものの、エントランス~1階の雰囲気とはだいぶ違って完全に和風のお部屋でした。
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宮城県 松島温泉 ホテル海風土 温泉露天風呂付き客室 宿泊まとめ
- 最近湧き出した温泉である松島温泉の露天風呂付客室に宿泊しました
- お部屋の露天風呂、屋上の見晴らしの湯ともに松島の絶景が見えて素晴らしかったです
- 食事は夕食は海鮮中心の食事で特にアワビと牛タンの炭火焼は最高でした
- ロビーはアジアンテイスト満々でしたが、お部屋はやや古めの和室でした
お部屋の温泉から松島の絶景がいつでも見られるというのは、とても贅沢で満足できる時間でした。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【宮城県 松島温泉 ホテル海風土(うぶど)】日本三景の絶景を檜温泉露天風呂から楽しむ!アジアンテイストの館内もご紹介
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