秋田県 奥角館温泉 角館山荘 侘桜(わびざくら)へ行ってきました。
奥角館温泉は武家屋敷が連なる街並みで知られる角館から車で10分ほどの地に湧く温泉で、一軒宿 侘桜のみが利用する温泉です。
角館山荘 侘桜は、茅葺き古民家を移築した母屋が特徴の全10室半露天風呂付きの贅沢宿です。
今回はダイニング付き和洋室、曙山に宿泊してきました。
この記事では、奥角館温泉 角館山荘 侘桜がどんな宿なのか、曙山のお部屋とお風呂、貸切風呂、豪華な夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
桜と武家屋敷のまち角館にあった素敵すぎる宿!【秋田県 奥角館温泉♨侘桜】
秋田県 奥角館温泉 角館山荘 侘桜 ダイニング・半露天風呂付き客室「曙山」に宿泊してきましたので、客室、お風呂、豪華夕食と朝食、館内の様子までブログでご紹介します
奥角館温泉 角館山荘 侘桜 基本情報
角館について
角館は、田沢湖を含めた秋田県仙北市にあり、「みちのくの小京都」とも呼ばれる、風情ある町です。
角館の街並みは、江戸時代のはじめ1620年頃、芦名(あしな)氏がつくったとされており、その後は佐竹北家の城下町として栄えました。
昔ながらの武家屋敷が残る、趣ある街並みは、春には桜が美しい観光名所となっています(角館の武家屋敷については記事の最後でご紹介します)。
奥角館温泉とは
西木町門屋は、角館武家屋敷から約10分、800年前の承久二年、雫石から来た戦国大名の戸澤氏が最初に城を築き安住の地とした場所とされています。奥角館温泉は、この地に湧く源泉で、一軒宿侘桜のみが利用する自家源泉となっています。
奥角館温泉 角館山荘 侘桜 基本情報
公式ホームページ
奥角館温泉 侘桜の公式ホームページはこちらです。
侘桜のコンセプトは「心の故郷への誘い」・・・
小京都角館の奥座敷といわれるこの地「門屋」で日本の原風景を感じながら、ゆっくりとしてもらいたいという思いが込められているようです。
侘桜の名前は、侘び寂びを持って接客したいという宿の思いと、桜の街、角館からとったそうです。
2008年に自家源泉を得て、雫石から築200年の茅葺古民家を移築し、2011年に開業した全10室全室源泉かけ流しのプライベート宿となっており、館内には武家・青柳家に伝わる調度品や角館文化の粋が集められています。
食事は、東京南麻布・分とく山の総料理長の野﨑洋光氏が企画した旬の料理が味わえるとされています。
- 客室数:全10室
- 駐車場:無料
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:11:00
奥角館温泉 角館山荘 侘桜 場所
住所:〒014-0515 秋田県仙北市西木町門屋字笹山2-8
TEL :0187-47-3511
【宿へのアクセス】
自家用車:東北自動車道盛岡ICより約90分
JR:秋田新幹線 角館駅より車で約15分
飛行機:秋田空港から車で約50分(専用タクシーを特別料金にてご用意;要予約)
奥角館温泉 角館山荘 侘桜 客室
客室は全10室、いずれも半露天風呂付きの贅沢仕様。和室・和洋室・ダイニング付き和洋室があります。なお、小学生以下の子供はダイニング付き和洋室のみで宿泊可となります。
- 和室・・・茜雲、朝霧、黎明
- 和洋室・・・八雲、景雲、遠雷、春霞、東雲
- ダイニング付き和洋室・・・曙山、直武
今回はダイニング付き和洋室「曙山」に宿泊してきました。秋田蘭画の創始者、佐竹曙山、小田野直武が約250年前に夢見た西洋を内装に取り入れたお部屋とのことです。
曙山は和室・ベッドルーム・ダイニング付きのスイートルーム仕様で、97平米の広々としたお部屋となります。
角館山荘 侘桜 温泉について
侘桜の源泉名は秋田角館美人温泉。源泉は敷地内にありますが、38.7度と低温なので加温しています。
循環濾過、消毒なしの源泉100%掛け流しとなっています。衛生管理のため60度くらいまで加温したものをかけ流しているそうです。
[泉質]:アルカリ性単純温泉、無味無臭、無色透明
[効能]:神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、慢性消化器病、痔疾、冷え症、疲労回復
今回の宿泊プランの紹介
公式ホームページから予約
いつもの楽天トラベルには乗っていなかったので、宿の公式ホームページから予約しました。
今回のプランは
1泊2日のスタンダードプラン 朝食も夕食もお部屋のダイニングで
宿泊費は1泊2日、2食付き、家族3人(大人2人、子供1人)で139,000円(大人 ¥57,000円、子供 ¥25,000でした(休前日))。
秋田県 奥角館温泉 角館山荘 侘桜「曙山」に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します
ホテルの概要
秋田県角館市はみちのくの小京都ともよばれ、昔ながらの武家屋敷が残る風情ある街並みで、桜の名所となっています。
角館山荘 侘桜は、武家屋敷から約10分の地に湧く奥角館温泉を自家源泉として利用する一軒宿で、全10室半露天風呂付きの贅沢宿です。
この記事では、とても贅沢な作りとなっている侘桜のお部屋とお風呂を中心に、見た目も素晴らしいお部屋での豪華な食事までご紹介します。
最後に桜の残る角館武家屋敷も少しだけご紹介しますので、是非最後まで御覧ください。
角館山荘侘桜のある西木町門屋は、角館武家屋敷から約10分、約800年前の承久二年、雫石から来た戦国大名の戸澤氏が最初に城を築き安住の地とした場所とされています。
奥角館温泉は、この地に湧く2008年に掘削した源泉で、一軒宿 侘桜のみが利用する自家源泉となっています。
侘桜の開業は2011年。全10室源泉かけ流しの半露天風呂付きのプライベート感抜群の宿となっています。
4月の終わりでしたが、宿の前にはまだ少し桜が残っていました^^
侘桜のコンセプトは「心の故郷への誘い」・・・
角館の奥座敷といわれるこの地で日本の原風景を感じながら、ゆっくりとしてもらいたいという思いが込められているようです。
侘桜の名前の由来は、藤原知家が読んだ「ふる山の岩根にふせるわびざくら 霞のうちをえこそたてね」という歌に由来しているようです。
なお、宿のスタッフの方によると、「侘び寂びを持って接客したいという宿の思いと、桜の街、角館からとった」ということでした。そういった思いが込められているということでしょうか。
こちらは母屋。雫石から築200年の茅葺古民家を移築したとのことです。
食事は、東京南麻布・分とく山の総料理長の野﨑洋光氏が企画した旬の料理が味わえるとされています。
母屋の奥には侘桜ご縁結び神社がありました。
左側に見える棟が客室となっています。
エントランスには侘桜の提灯と傘がありました。
入って右には売店とラウンジのようなスペースがあります。左はフロントとロビーに相当します。
右側は奥にラウンジ、左右には売り物が飾られています。
こちらはラウンジに相当するスペースですが、チェックインをこちらで行なっているお客さんもいました。
ちょっと変わったお面ですね^^ 韓国のお面とも似ていますがちょっと違うようです。
こちらには絵葉書や桜樺細工の小物が売られていました。
向かい側にはギャラリーのように樺細工や曲げわっぱなどの伝統工芸品などが並んでいますが、これらは売り物なので購入可能です。
樺細工の茶筒。
侘桜オリジナルのコーヒーやお菓子など。
こちらはフロント前のロビーです。中央には囲炉裏があります。こちらでチェックインを行いました。
ロビーの奥には小上がりのような広い和室がありました。お客さんが多い時はこちらで座ってウェルカムフードをいただくこともできるようです。
こちらはフロント。上には神棚がありました。
ウェルカムフード〜チェックイン
チェックイン前にロビーでウェルカムフードをいただきました。桜の柄がついたおしぼりがおしゃれです♪
ウェルカムフードは料理長お手製の桜ようかんと琵琶の葉茶
朝夕の食事は、東京南麻布・分とく山の総料理長の野﨑洋光氏が企画した旬の料理が味わえるとされています
桜ようかんの上には桜の花びらが♪
夕食(18:00)と朝食(8:00)の時間の決定、貸切風呂(30分)の時間予約などを行いました。
お部屋まではほぼ段差はありませんが、少し距離がありますので、案内していただきました。
侘桜 半露天風呂・ダイニング付き客室 曙山 お部屋レビュー
今回宿泊するのは、最も高級なお部屋の一つ、曙山(しょざん)です。
和洋室で、2部屋のみのダイニング付きのお部屋となっています。子供が宿泊できるのはこちらの2部屋のみとなっています。
お部屋の前にもお皿とスタンドライトの飾りがありました。
ドアには桜樺細工のパネルが貼られており、高級感がありますね♪
キーホルダーはまさに桜の枝でできています。
玄関です。こちらにあるサンダルもやはり桜樺細工です。
入ってすぐ、上着を掛けられるクローゼットがありました。
廊下の右手前はダイニング、奥はリビング、左手前はトイレとなっています。
トイレです。かなり広いスペースになっていて、手前にはお手洗いもあります。トイレにはウォッシュレット付きです。
こちらがリビングの和室です。畳8帖+床の間となっています。
和室の上です。
さらに奥はフローリングとなっていて、ソファとテーブル、その奥にはダイニングがあります。全体で97㎡と、とても広いお部屋になっています。
畳と板の間の部分には床暖房が入っているそうです。
まずはベランダに出てみます。
こちらがベランダです。広いウッドデッキでチェアとテーブルが置かれています。
いわゆる絶景というわけではありませんが、低木が奥の方まで見渡せてなかなかの景色になっています。春でしたので、ウグイスの鳴き声がひっきりなしに聞こえていました。
とても癒やされる景色と音になっています。
奥の方のガラス越しに半露天風呂が見えています。
こちらの柱も樺細工で覆われていてとても素敵です♪
床の間には絵が飾られていました。
テレビは40インチくらいだと思います。
下にはDVDのデッキがありました。映画DVDを借りることもできます。
こちらがダイニングです。ダイニングのお部屋があるのはこの「曙山」と「直武」の2部屋のみとなっており、どちらもお部屋食となっています。
こちらはミニバーです。
上の方にはグラスのセットが飾りのようにとてもきれいに置かれていました。
右から冷水、ミネラルウォーター(白神山水)、ケトルです。ミネラルウォーターは無料でいただけます
こちらの桜樺細工の立派な箱に入っているのは・・・
コーヒーバッグ、ティーバッグとお茶菓子でした。コーヒーバッグは侘桜WABIZAKURAのロゴ入りの袋です。
こちらは秋田名物のもろこし。少し硬めの甘いお菓子です。
下には冷蔵庫がありました。
冷蔵庫内にはビールとお茶がありますが、こちらは無料です。さらに奥に見えるのは・・・
こちらは「生もろこし」柔らかいもろこしです。冷やしてくれていたので、美味しくいただきました♪
こちらはお茶のカップ。
その下にはコーヒーカップがありました。ブランドはNIKKOです。
寝室にはセミダブル程度のベッドが2つ。
間接照明と灯籠のような照明でとてもいい雰囲気になっています。
マットレスはシモンズ製です。
天井の格子模様も間接照明でいい感じです^^
寝室にもクローゼットがありました。至れり尽くせりです。
桜樺細工の小物入れがありました。
こちらは浴室側です。洗面は銅でできたシンクがおしゃれです。
女性用のオムニセンスの小ボトルの化粧品がありました。
こちらの立派な箱には・・・
アメニティが入っていました。
歯ブラシ、ヘアブラシ、シャワーキャップなどのアメニティに加えて、シェービングフォームまで入っていました。
下にはバスタオル、フェイスタオルがありました。
ドライヤーはダイソンです。
ホットハンガーもありました。寒い地方でこれはありがたいですね^^
洗面にもクローゼットがありました。陣羽織や・・
ガウン
下には浴衣がありました。
さらになんとパジャマまで。本当に至れり尽くせりです。
スリッパと湯かごもありましたよ。
そしてこちらにお風呂への入り口がありました。
こちらがお部屋の半露天風呂です。窓はしまっていますが、開けることもできますので、全開にするとかなりの開放感があります。
お風呂の形はお部屋によって多少異なるようですが、大きさや半露天である点などはほぼ同様のようです。
窓を開けるとこれだけの開放感があります。
湯舟は石造りで、上に木が縁取られています。大人2人くらいはゆったり入れそうです。
湯舟の周りは石でできていて、石を彫った白い飾りもあり、高級感十分です。
洗い場が用意されてます。
こちらがシャンプー類です。
お風呂に入るとこんな景色です。屋根はありますが、景色に奥行きがあり、ほぼ露天風呂と言っていいような開放感です^^
侘桜について解説
入り口を入ってすぐのところにある母屋は、築200年の茅葺屋根の建物を雫石から移築したものだそうです。
侘桜自体は2011年の創業ですので、比較的新しい宿となります。
今回のお部屋はこちらの曙山。隣の直武と曙山はダイニングルームがあり、この2部屋のみ夕食、朝食ともにお部屋食となっています。
他の8室は和洋室と和室がありますが、いずれも温泉の半露天風呂付きである点は同様です。
貸切風呂についてはチェックイン後の先着で予約となります。貸切風呂については後でお見せします。
お部屋でwifiが使えます。通信速度は41Mbpsありますので十分ですね。
DVDの貸出リストがありました。
有料ですが、ルームサービスでドリンク類をいただくことができます。
温泉の成分表です。
源泉名は秋田角館美人温泉、pH9.5のアルカリ性単純泉です。源泉の泉温が38.7℃と低めですので、
加温はされていますが、加水・濾過・消毒なしの源泉100%かけ流しとなっています。
侘桜 貸切風呂
貸切風呂をご紹介します。
貸切風呂はウッドデッキの渡り廊下を渡った端にあります。自然の中で期待できます(^^♪
貸切風呂ですので脱衣スペースは狭めですが、新しくてとても清潔な印象です。
こちらが侘桜 貸切風呂です。あとで全体お見せしますがすごい解放感です♪
湯舟は全体が石づくり、1-2人であればゆったり入れますね。高級感も十分です♪
奥の方はデッキになっていて、チェアとテーブルでくつろぐこともできそう(^^♪
お風呂の上には屋根はありません。完全に野天です~すごい!
お風呂にはいった視点です。大自然の中で高級なお風呂に入っているようでとても不思議な感じです^^。
お湯もツルツルでまさに美人の湯でした♪
チェックイン後の予約制となっていますが、30分単位で、全10室ですので、借りられないということはないと思います。
お楽しみの夕食
夕食はお部屋のダイニングでいただきました。
最初はプレートとメニューのみです。何が出てくるのか、ワクワクしますね~(^^♪
食事のメニューです。見た目もかなり凝った料理が多いので、ぜひご注目ください。
メイン料理は桜鯛しゃぶしゃぶでしょうかね。
ドリンクメニューです。
ワイン、日本酒など定番のメニューが並びます。
ドンペリをはじめとしたかなり高額なワインも用意されていました。
こちらはお子様膳です。エビフライ、スパゲッティ、サラダ、ハンバーグ、フルーツヨーグルト、茶碗蒸し、ご飯と味噌汁など。カゴに入って見た目も素晴らしいですね。
【座附】若葉豆腐 まずはこちらから、こちら見た目以上に凝った料理です。
「うすい豆」をかけた豆腐、上には巻海老の葛叩き、秋田名物とんぶり、桂生姜が添えられています。花びらは百合根の花弁切りで作られています。とても凝った料理で、正直食べるのが勿体無いくらい^^
【前菜】左から蓬麩鍬焼き、本マス木の芽焼き、蟹身もずく酢、若鮎微塵粉揚げ、ちまき麩ゆず味噌入り、タラの芽・コシアブラの天ぷら、あいこエゴマ味噌掛け、煮蛸新玉ねぎバジルソース掛け
【御造り】ヒラメ、シマアジ焼霜、湯葉こんにゃく 土佐醤油
【焼物】秋田牛味噌幽庵焼き 新じゃが、こごみ、新玉ねぎ、春キャベツ、蕪、長芋、二十日大根、行者大蒜 柚子胡椒、豆乳胡麻だれ
メインの一つ目、秋田牛ヒレステーキです。ミディアムレアの焼き加減がちょうどよく、柔らかいお肉で絶品でした♪
もう一つのメインはこんな素敵な容器に入っていました。上に本物の桜がのっています。
【強肴】桜鯛しゃぶしゃぶ シャキシャキ春野菜(春菊、水菜、長葱、エノキダケ、茗荷、フキ、タケノコ、山独活、人参、新生姜、葛切り)
こちらのユズおろしと七味でいただきます。タレはポン酢と割下でした。
しゃぶしゃぶすると、綺麗なピンクだった鯛の身が白く変わってきます。真っ白になる前くらいが食べごろです。淡白ですが柔らかい身が最高でした~♪
【御食事】桜エビ、三つ葉の蒸籠ご飯、 留め椀、香の物
蒸籠ご飯は桜エビの香りが絶品。赤だしの味噌汁はシジミ汁でした。
【水菓子】季節の果物、豆乳プリン
夜の侘桜
夜のお部屋のお風呂からの景色です。外が少しライトアップされています。
虫が入ってくるそうなので、夜は窓を閉めています。半露天風呂はこういった使い方ができるからいいですね。
夜の侘桜の門です。ライトアップというほどではありませんが、素敵な雰囲気になっています。
お部屋で朝食膳
朝食もお部屋でいただきました。とても豪華で見た目も素晴らしいです。
真ん中の陶器には、氷の中にトマトと、ジュースが入っていました。
グラスの方が黒酢、陶器の方がリンゴのジュースで、どちらも豆乳で割っているため白くなっているそうです。
こちらは子供用のお膳です。大人のお膳より少し品数が少ないのと、食器が違う感じですね。
こちらは大人のお膳です。左下からほうじ茶の雑炊、サラダ、和え物、巾着入りのあんかけ、右上には厚焼き玉子、小鉢、中央には焼鮭、右にはお新香、右下にはなめこのお味噌汁です。
ご飯は大館曲げわっぱのおひつにはいっていました。
デザートは、秋田名物の「あさづけ」という、米を煮て、野菜や果物を砂糖と酢で味付けしたものでした。ブルーベリーやオレンジなどが入っていて、酢の風味があり、あっさりした味のスイーツでしたよ^^。
チェックアウト
チェックアウトはお部屋で行いました。
角館武家屋敷へ行ってきました
侘桜をチェックアウト後、車で約10分、こちらも桜で有名な角館武家屋敷へ行ってきました。
侘桜の宿泊者は、最もギフトショップの「さとくガーデン」の駐車場や、利用券をいただけるため、そちらに車を停めてぶらりと歩いてみました。
ご覧いただいている角館・武家屋敷通りは、約400年前にこの地方を支配していた芦名義勝により造られ、その後佐竹一門の城下町となったと言われています。
当時は武家屋敷が250件ほどあったそうですが、現在見学できるのは10件程度で、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
武家屋敷通りと言えば、シダレザクラが有名で、例年「桜まつり」が行われています。今回の訪問時はすでにゴールデンウィークだったので、桜の時期を少しだけ過ぎていました。ただ、最後に少しだけ桜を見ることができましたのでご期待ください^^
こちらは河原田家。
こちらは岩橋家。こんな形でいくつかの武家屋敷を見学することができます。
そしてこちらが現在の武家屋敷では最も有名な青柳家。
入場料は大人500円、中高300円、小学生200円です。侘桜の宿泊者はこちらの入場も無料となっています。
こちらが案内図です。約3000坪の敷地に、母屋のほか6つの資料館があります。
母屋の前には古井戸がありました。
こちらは母屋、約200年前に建築されたとされています。
母屋の内部には土間や座敷、台所などがあり、昔の武家の生活を垣間見ることができます。
刀に触ったりできるアトラクション的なところもあります。
武家屋敷ですので、武具が多数飾られていました。
これは知らなかったのですが、角館の画家小田野直武氏は解体新書の画を描いたようです。
侘桜で私たちが宿泊した隣のお部屋も「直武」でしたね。
小田野直武氏が描いたと思われる画が多数展示されています。
秋田郷土館 こちらでは昔のお屋敷とともに、写真やレコードなど様々な展示がされていました。
こちらは真ん中に囲炉裏のあるお部屋です。
もう一つの見どころ、樺細工伝承館です。角館の伝統工芸品、樺細工の振興のため、また観光の拠点として、1978年(昭和53年)に開館した資料館です。
門はかなり立派ですが、武家屋敷をイメージしているようです。
なんと敷地内にある桜はまだ咲いていました!
似合いますね~♪
入場料は伝承館のみであれば大人300円、小中学生150円です。
樺細工の製作実演や体験コーナーもありました。
樺細工は、山桜の樹皮を用いて作られる角館の伝統工芸品で防湿、抗菌性などに優れており、茶筒や小箪笥、お盆などに使われています。
著名な樺細工作家作品も飾られていました。
ドラマ「水戸黄門」の舞台にもなったそうで、当時の「胴乱」が展示されていました。
館内は広く、樺細工だけでなく、こちらの武家資料館では、この地を治めた佐竹氏ゆかりの武具が多数展示されていました。
武家屋敷通りにはショップやグルメなお店もたくさんあります。こちらは侘桜の宿泊者が駐車場や割引で利用できる「さとくガーデン」。
樺細工を中心に、秋田の伝統工芸品が多数販売されています。
名物犬「武家丸」がいましたが、この日は機嫌が悪かったらしく、吠えまくっていました(^^;)
こちらは桜皮細工のお店。
秋田銘菓「生もろこし」の専門店です。侘桜の冷蔵庫にあったお菓子です。
こちらはスイーツのお店。街並みの雰囲気は武家屋敷と統一されていますね。
こちらは稲庭うどんのお店「古泉洞」。
スイーツのお店「桜の里」。お店によってはたくさんの人が並んでいました。
今回はこちらの「佐藤養助」いなにわうどんのお店でお昼をいただくことにしました。
こちらが稲庭うどん。細麺のうどんで、ツルツルでのど越し抜群です^^
秋田県 奥角館温泉 侘桜 まとめ
- 秋田の山奥にありながら、侘桜はびっくりするような素敵なお宿でした
- お部屋の半露天風呂、貸切風呂を堪能しました
- お部屋での食事も、工夫された料理が多く大満足でした
- 最後に角館武家屋敷通りで観光・グルメ・ショッピングも楽しめました
秋田の山奥にあった驚きの一軒宿でした。館内設備、客室、お風呂、食事、すべてにクオリティの高い宿でした。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
桜と武家屋敷のまち角館にあった素敵すぎる宿!【秋田県 奥角館温泉♨侘桜】
本記事が、奥角館温泉 侘桜の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!
ためになった、他の人に紹介したい、と思われた方は、ぜひ下のリンクからSNSで紹介してください^^。