福島県、母畑温泉の八幡屋へ行ってきました。母畑温泉は東北一のラジウム含有量を誇る温泉です。
そして八幡屋は2021年のプロが選ぶ日本のホテル・旅館100選の全国第二位(2016年には36年連続の加賀屋を破って第一位!)となったホテルです。
今回は、そんな八幡屋の和洋室に泊まってきました。全国1位の理由がわかるような素晴らしい宿泊でした。
この記事では、八幡屋がどんなホテルなのか、どの辺がプロに選ばれたのか、お部屋とお風呂の詳細、豪華夕食と朝食まで、ブログでフルレビューします。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【福島県 母畑温泉♨️八幡屋】プロが選ぶ日本一の宿を詳細解説
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目次
福島県石川町 母畑温泉 八幡屋 和洋室に宿泊してきましたので、ホテル館内の様子、客室、貸切風呂を含めたお風呂、豪華夕食と朝食まで宿泊記をブログでご紹介します
母畑温泉 八幡屋 基本情報
母畑温泉とは
母畑(ぼばた)温泉は、阿武隈山系の中にあり、東北きってのラジウム泉として知られている古湯です。
開湯は平安時代にさかのぼり、奥州を訪れた八幡太郎義家(源義家)が、戦いの中で負った馬の傷を、当地の谷川の水で洗ったところ、傷が数日で治ったと言い伝えられています。
母畑温泉街は母畑湖から流れ出る北須川流域に点在し、6軒の旅館からなっています。
母畑温泉 八幡屋 基本情報
公式ホームページ
母畑温泉 八幡屋の公式ホームページはこちらです。
八幡屋は八幡太郎義家の愛馬の傷が治った霊泉の上に建てられた宿というところから、「八幡屋(やはたや)」と名付けられました。
八幡屋は全145室で、母畑温泉では最も大型のホテルとなります。
本館の東月館・西月館、別館(食事と貸切風呂)の帰郷亭からなり、8階建てです。
- 客室数:全145室
- 駐車場:350台(無料)
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:10:00
母畑温泉 八幡屋 場所
住所:〒963-7831福島県石川郡石川町母畑樋田75-1
TEL :0247-26-3131
【アクセス】
自家用車:東北自動車道 矢吹IC→あぶくま高原道路、福島空港ICから約10分
JR:水郡線 磐城石川駅からバスで20分(送迎あり・要予約)
八幡屋 客室
- 和室(東館、西館)
- 特別室
- 和洋室(東館、西館)
となります。
今回宿泊したのは東館の和洋室です。
八幡屋 温泉について
八幡屋の温泉は「さくら源泉」、ラジウム含有泉のアルカリ性単純泉(pH9.8)です。
本館大浴場、露天風呂とともに、ラドン温泉サウナ、麦飯石サウナがあるのが特徴です。
露天風呂に使われている巨石は邸、中国東南部、福建省にあるアモイの岩壁から採掘された自然石が使われており、石を切り出しくりぬいた湯船が置かれています。
大浴場のほかに、帰郷邸には4つの貸切風呂(花の音、森の音、川の音、山の音)があります。どのお風呂も景色は基本的に同じです。今回は貸切風呂を1日借りることにしました。
- [泉質] アルカリ単純泉 ・ラジウム含有泉
- [効能] 関節痛 筋肉痛 リウマチ・神経病
今回の宿泊プランの紹介
今回は楽天トラベルで予約しました。
今回のプランは【1泊2食付】夏の東月館・和洋室 料理チョイス(夏の涼風コース)です。
宿泊費は1泊2日、2食付き、大人2人子供1人で62,370円(大人1名23,100円)[消費税・サービス料込]でした。
なお、ふるさと納税で大人2名分の宿泊券(寄付額140,000円)をいただきましたので、今回はだいぶお安く済みました^^。
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福島県 母畑温泉 八幡屋 東月館 和洋室に宿泊してきましたのでブログにてご紹介します
お出迎え~館内のご紹介
ちょっとびっくりしたお出迎え
車で八幡屋に到着。そして、到着して待っていたのが・・・
見えにくくて申し訳ないのですが、エントランスの前で待ち構えている和服のお出迎えのみなさん。
私もいろいろな温泉に泊まっていますが、ここまでのお出迎えは初めてです^^。
ちなみに、来客する全員にこのようにお出迎えをしているわけではなく、たまたまタイミングがあっていたみたいです(^^)/。
母畑温泉 八幡屋 館内のご紹介
こちらが八幡屋全景です。閑静な里山の近代的なホテルで、客室数は母畑温泉では最も多い145室を誇ります。
エントランス前では、2体のかわいらしい石像が出迎えてくれます。ここは最高の写真スポットとなっています。
エントランス正面です。和を感じさせるエントランスですね。
こちらはエントランスからフロントを見たところです。それほど広くはありませんが、カウンターは4つくらいあり、チェックアウトの時はフル稼働していました。
館内案内図です。客室は4階以上となっています。
フロントのある階は2階となっており、売店やラウンジ、帰郷邸との連絡通路があります。
2階 売店 月うさぎ
売店「月うさぎ」です。主にお土産を扱うメインの売店です。
店内です。
八幡屋オリジナルのお菓子もありました。
一般の飲料やスナック菓子なども売られています。
2階 売店 月ふくさ
ラウンジを挟んで向かい側には、月ふくさという売店があります。
こちらが月ふくさです。食料品は売られていないようです。
衣類や工芸品のような小物が売られています。
2階 ラウンジ 月の樹
ラウンジ「月の樹」です。コーヒーやビールなどのメニューと、桃のスムージーなどが売っています。全品お部屋まで持ち帰り可能です。
ラウンジからは、琴の生演奏を聴きながら飲み物をいただくことが出来ます。
2階フロアは中央が吹き抜けになっていて、ラウンジはフロアの半分くらいを占めています。
奥にはナイトラウンジがあります。
さらに奥にはブライダルサロンのようなところがありました。
八幡屋 1階フロア
こちらが1階フロアです。8階までの広い吹き抜けが豪華で素晴らしいですね。
そして中央では、琴の生演奏が行われていて、チェックイン~夕方、朝~チェックアウトまで演奏を聴くことが出来ます。中央の舞台は電動で上下するようになっています。
後ろから見るとこんな感じです。奥の2階にはラウンジが見えます。
エレベーターもシースルーになっており、エレベーター内から中央の吹き抜けを見ることが出来ます。
1階にはラーメン屋さんやゲームコーナーもあります。
温水プールもありました。プールがあるとは知らなかったので、水着を持って行っておらず、残念ながら入ることが出来ませんでした。
チェックイン
チェックインです。
ふるさと納税のチケットはこの時に渡しました。また、貸切風呂を予約していたので、チェックインの際に鍵をいただきました。
夕食の時間は18:00にしてもらいました。
チェックインの後、荷物をもってお部屋まで案内してくれます。担当の方はチェックインから夕食、朝食まで通して担当してくださいました。
八幡屋 和洋室 お部屋のご紹介
お部屋は最上階の8階でした。
鍵はこんな感じでキーホルダー付きの一般的なものです。
入り口を入ったところです。右側には洗面、バストイレがあり、左奥に客室があります。
和洋室 洗面、バストイレ
こちらが右側の扉を開けたところです。奥に内風呂、右側にトイレがあります。
トイレです。ウォッシュレットのついた一般的なトイレです。
内風呂はユニットバスになっています。こちらは温泉は出ません。
シャンプー類はPOLAです。
洗面です。シンクはひとつで、とてもシンプルな洗面になっています。
アメニティも歯ブラシのみです。
大浴場や貸切風呂にはタオルがありますので、お部屋のタオルを持っていく必要はありません。
八幡屋 和洋室 客室
こちらが今回のお部屋824号室の和洋室です。
畳8帖程度と、同じくらいのフローリングのベッドスペースがあります。
こちらの和洋室は2017年にリニューアルされて和室から和洋室になったお部屋です。全体に新しく、とてもきれいになっています。
窓から見える絶景です。山を切り開いて作った景色ですが、滝が3本あり、素晴らしい景観になっています。
右側には鳥居が見えますが、こちらは後ほど稲荷神社へ行くところをお見せします。
また左奥には帰郷邸といわれる新設された棟があり、こちらには貸切風呂、夕食と朝食、露天大浴場がありますので、こちらも後ほどご紹介します。
窓からの景観はお部屋によって結構違うみたいですので、山側の景色がみえるお部屋を希望する場合には、あらかじめリクエストしておくといいと思います。
ベッドです。セミダブルベッドが2つ。とてもシンプルなイメージです。
センターテーブルにはパンフレット、ティッシュ、コンセントのみあります。
ミニバーです。お茶のセットとポット、氷水があります。
お部屋まで案内してもらった際、仲居さんからお茶を作ってもらいました。
ミニバーの下に冷蔵庫がありました。引き出すと料金がかかるシステムで、冷蔵庫は新しめですが、システム自体は昔ながらですね。
こちらはテーブルと椅子が3脚用意されています。これはおそらく3人の予約のためかと思います。
お茶菓子は2種類。どちらも売店で売っています。
お部屋でwifiが使えるのは嬉しいですね。ただ、通信速度は遅めです。
クローゼット内には浴衣と陣羽織、足袋がありました。
テレビは40インチくらいでした。
テレビの下にはセーフティボックスがあります。
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八幡屋 館外を散策
八幡屋は周囲の日本庭園も見どころです。大きな石やきれいに整備された緑に癒されます。
稲荷神社
こちらが稲荷神社への入り口です。かわいい絵が描かれた灯篭が下にあり、夜はライトアップされます。
約700段あるといわれる階段をひたすら上ります(^^;)
こちらが頂上にある稲荷神社です。結構息が上がってしまいました(^^;)。
何をお祈りしたか忘れましたが、一応手を合わせてきました^^。
途中、八幡屋を見下ろすとこれくらい小さく見えます。かなり上まで登っているのがわかりますね^^
八幡屋 お風呂のご紹介
八幡屋には、本館大浴場(内風呂、露天風呂、サウナ)、貸切風呂、別館帰郷邸大浴場(露天風呂)の3つのお風呂があります。
以下、大浴場の写真は公式ホームページからの引用です。
本館大浴場 月待ちの湯
本館の大浴場はエレベータを降りてすぐのところに入り口があります。
大浴場「月待ちの湯」です。男女の入り口は中にあります。
中は畳とマッサージのためのベッドが置かれています。
大浴場の内湯はとても広く、熱めの湯とぬるめの湯に分かれています。湯舟は浅めでゆったり入ることが出来ます。洗い場もとても広くなっています。
泉質はアルカリ性の単純泉で、pH9.8とアルカリ性が強いせいか、入った瞬間につるつるするようなお湯です。なんとなく肌に良さそうな、温泉らしいお湯でした。
露天風呂は帰郷邸の方が今の八幡屋の売りになっていますが、本館の露天風呂も十分に素晴らしいです。
そして、さらに大浴場の奥に通路があり・・・奥には大きなサウナが2つあります。
こちらはラドン温泉サウナ「せせらぎ」です。
枕とゴザが砂利の上に敷かれていて、岩盤浴のようになっており、周囲にはラドン温泉が流れています。
内モンゴル麦飯石サウナ「陽だまり」。広い空間の真ん中に麦飯石を使用したサウナがあります。
こちらもとてもいい雰囲気のサウナです。
貸切風呂 山の音
貸切風呂を借りて利用しましたので、ご紹介します。
貸切風呂は帰郷邸に4つあり、それぞれ山の音、川の音、華の音、森の音という名前が付いています。
今回お借りしたのは山の音です。事前に聞いたところでは、景色はどのお風呂も同様と伺っていましたが、実際に入浴した感じでは山の音が最も良さそうに見えました。
こちらが帰郷邸への連絡通路です。エレベーターをおりて左側、すぐのところにあります。
帰郷邸は2017年に建てられた建物で非常に新しく、この連絡通路もソファと反対側に石が飾られており、とてもいい雰囲気です。
貸切風呂はエレベーターで4階に上がったところにあります。なお、下に見える客室「彩里」は現在は使っていないようです(おそらく宿泊客が少ないためだと思います)。
貸切風呂は45分で2,750円、1泊いつでも利用可で11,000円となっています。今回は1泊利用で夜も朝も利用しました。
こちらが貸切風呂「山の音」入り口です。
中には洗面、トイレが用意されており、新しく比較的広めになっています。
洗面はシンクが2つあり、アメニティもお部屋よりかなり充実しています。
トイレです。バリアフリーに対応した広いトイレになっています。
着替えのスペースです。最大5-6人程度を想定しているようです。
こちらが貸切風呂「山の音」です。御影石で出来たとても広くて高級感のある湯舟になっており、壁も下側が石、上側が木となっています。
窓から見える景色も素晴らしいです。角度的にはこの山の音からの景色が最も良さそうです。
窓は少しだけ開きますが、大きくは開きません。
洗い場も2人分用意されており、シャンプーは「馬油さくら」とコーセーのものが用意されていました。
お湯は源泉かけ流しで、無色透明無臭ですが、ほかのお風呂と同様の肌触りのいいつるつるしたお湯になっています。
帰郷邸 大露天風呂
帰郷邸の大露天風呂にも行ってみました。
帰郷邸の露天風呂は帰郷邸の一番奥にあり、結構な距離があります。
露天風呂までは3回も外に出る必要があります。
歩くこと数分、ようやく展望大露天風呂、稲荷山「谷の湯」にたどり着きました。(女湯は稲荷山「丘の湯」です)。
着替えスペース、屋根のある洗い場スペースを通り抜けると、露天風呂は屋外に大きなお風呂が3つあります。
写真のお風呂は半分くらい屋根のかかった露天風呂で、石でできたとても広い湯舟になっています。
屋根のある廊下を渡って少し奥に行くと、名物の巨石をくりぬいた湯舟があります。
この石は、縦8m、横3m、重さ60トンもあるそうです。どうやって運んだんでしょうかね^^。
さらに奥にはこちらも半分屋根のかかった石のお風呂があります。
山の斜面には滝が流れ、木が植えられ、とてもいい景色が広がっています。
お湯はいずれもほかのお風呂と同様のアルカリ単純泉です。
八幡屋 個室会場での夕食
夕食は別館「帰郷邸」のお食事処「里山の栞」が会場です。
里山の栞の前には大きな石がありました。
廊下から滝が見えます。
里山の栞には半個室のようなお部屋が複数あるのですが、今回のお部屋は「天(あま)」で、滝が目の前に見えるお部屋です(宿の方は最も景色のいいお部屋と言っていました)。
こちらがテーブル側からの景色です。確かに滝がバッチリ見えて素晴らしいですね。
窓から見ると、滝の全景と、上の方には稲荷神社も見えます。人工的に作られたものとはいえ、素晴らしい景観になっています。
こちらが夕食のお品書きです。メイン料理は和牛ステーキ石焼、アワビと魚介カニ味噌蒸し焼きです。
子供用の料理です。エビフライ、から揚げ、サラダ他となっています。
こちらが前菜に相当する【美味旬菜】です。器の彩りがとてもきれいです。
【前菜 美味旬菜】(左から)白身魚のマンゴーエスカベッシュ、フルーツトマトのキウィジュレかけ、チーズ豆腐
【前菜 美味旬菜つづき】(上から)エビのハニーマスタード、エンガワの山椒和え、イソガイのずんだ和え
【酢の物】山海湯葉春巻 カニやサーモンを湯葉で巻いたものです。右側のゴマダレでいただきます。
【台の物】和牛ステーキ 石焼 メイン料理の一つです。みそだれでいただきます。
お肉は厚めですが、柔らかくて美味しかったです^^。
【鍋物変り】アワビと魚介、カニ味噌蒸し焼き こちらもメイン料理の一つです。
アワビは切ってくれます。
カニに蟹味噌をたっぷりつけていただきました。これは絶品でした^^。
【造里】料理長特選 旬のお刺身 マグロ、ボタンエビ、タイ、ホタテ
【冷菜】パンプキン冷製スープ
【煮物】季節の煮物 湯葉料理中心の煮物でした。
【食事】白ご飯、昆布ちりめん 【香の物】八幡屋名物包心菜 【留椀】二色そうめん
【デザート】カクテルマンゴーパフェ 本格的なパフェでした^^。
夕食後はお部屋の畳のスペースに布団を敷いておいてくれました。マットレスはかなり厚手でしっかりしたものでしたので、ほとんどベッドと変わらない寝心地でした^^。
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八幡屋 個室会場での朝食
本来は朝食はビュッフェバイキングだったのですが、ちょうどコロナの感染者数が増加している時期だったので、今回は有料でしたが、個室での朝食をお願いしました。
朝食の時間にはすでに琴の演奏が始まっていました^^
朝食会場は夕食と同様、帰郷邸 里山の栞の天(あま)というお部屋でした。
担当してくださる仲居さんも同じです。
朝食です。左から寄せ豆腐、納豆、おから、明太子、昆布、きんぴら、焼き鮭、卵焼き、ベーコン、サラダ、マグロとイカの山かけ、アサリの味噌汁。
デザートはヨーグルト、オレンジゼリー、パイナップル
朝から滝を見ながら優雅な朝食をいただきました^^
ホテルの朝市
ホテルのエントランス脇で朝市が開かれていました。
地元産の食材や果物などが売られていました。福島と言えば桃ですよね!
高いのか安いのかわかりません(^^;)。
チェックアウト
チェックアウトは10時ころにしましたが、さすがに少し混んでいました。
ただ、カウンターも4つくらい開けてスムーズに流れていましたよ^^
福島県田村市 あぶくま洞
帰りがけに、車で30分程度で行ける観光地、あぶくま洞へ行ってみました。
あぶくま洞は福島県、田村氏にある鍾乳洞で、鍾乳石の種類と数の多さでは東洋一ともいわれています。
入場料は大人800円、子供(小学生)600円です。
入り口です。ここからすぐに鍾乳洞ではなく、歩道をしばらく下に降りていきます。
約500m程度の歩道を降りていくと・・・
こちらがあぶくま洞の入り口です。全長は約600m、途中見どころもあるため、時間は約30-40分程度かかります。
入り口上部に、洞内の温度が表示されています。夏も冬も常に13℃前後のほぼ定温になっているそうです。
夏の薄着の際はかなり寒く感じますので注意が必要です(実際には歩くため、それほど寒さは感じません)。
こちらは公式ホームページのコース案内図です。入り口は右側、メインのスポットは左端にある滝根御殿です。
内部はこんな感じで薄暗い感じになっていますが、足元は整地されていて、歩きやすくなっています。
ただ、ところどころ狭くなっているところがあるため、場所によってはかがんだり、すり抜けるような体勢で進む必要があります。
途中、ところどころで質問や解説の看板があり、飽きない工夫がされています。
ところどころでスポット的に変わった形の鍾乳石が紹介されています。
現在地案内図がありました。目的地は左端に見える滝根御殿です。
途中で一般コースと探検コースに分かれます。探検コースは狭い所をかがんで進んだり、丸太のはしごや飛び石を渡ったりする少し冒険的なコースとのことです。
こちらで一般コースと探検コースが分かれます。探検コースは一般コースプラス200円で行くことが出来ます。
今回は家族なので一般コースにしました^^。
一般コースの脇には長い長い(200段くらい?)結構急な階段があって、そこを登りきると・・・
とても広い空間と壁一面の鍾乳洞の世界が広がります。こちらが滝根御殿と呼ばれる、あぶくま洞のメインの鍾乳洞です。
滝根御殿は高さ29m、幅30mのあぶくま洞では最大のホールとなっています。
数十万年といわれる、想像を絶する時を経て形作られた、自然の造形による幻想美に感動です^^。
なんと鍾乳洞内でwifiが利用できます^^。これはちょっとびっくり。
滝根御殿の後は、いったん階段を上ってそこからは下りです。結構アップダウン激しいです(^^;)。
この先にはもう一つのメインである「竜宮殿」があります。
「クリスマスツリー」や「樹氷」などの鍾乳石もあり、楽しめます。
最期には日本の鍾乳洞で初めて舞台演出用の調光システムが導入された「月の世界」が展示されていました。
帰る途中でワインセラーがあり、そこで貯蔵されたワインを帰りの売店で購入することが出来ます。
こちらで貯蔵ワインが売っていましたので購入してきましたよ^^。
実際宿泊して良かった点、気になった点
今回、母畑温泉 八幡屋に宿泊しましたが、良かった点や気になった点など上げてみたいと思います。
宿泊してよかった点
大浴場、貸切風呂が素晴らしい
比較的大型のホテルなのに、とても素晴らしいお風呂が用意されている点は素晴らしいと思います。
貸切風呂を利用しなくとも、大浴場が本館、帰郷邸と十分な大きさで、また泉質も温泉らしい泉質で用意されており、お風呂に関しては大満足でした。
おそらく100選に選ばれた一番大きい理由はこのお風呂ではないかと思われます。
全国一のおもてなし
車での到着時の写真をご覧いただければわかるように、素晴らしいおもてなしをしていただきました。
大型のホテルにもかかわらず、担当の仲居さんにチェックインから最後まで担当いただけたのも良かったです。
お部屋からの絶景
これは部屋によって異なるので一概には言えませんが、今回泊った和洋室からの景色は素晴らしかったです。
人工的に作られたものとはいえ、山を切り開いて滝を作り、樹木を植えて作った景色はなかなかのものでした。
景色については部屋によって異なりますから、予約時にホテルに希望をお伝えするといいかもしれません。
気になった点
帰郷邸の露天風呂はちょっと遠すぎるかな・・・
大きな露天風呂と景色を作るためとはいえ、3度も外に出なくてはいけない帰郷邸の露天風呂は気軽にお風呂というわけにもいかず、少し遠すぎるかなと思います。
福島県 母畑温泉 八幡屋 まとめ
- 八幡屋の和洋室に宿泊しました
- リニューアルしたお部屋は新しく、絶景を見ることが出来ました
- 貸切風呂も良かったですが、大浴場も素晴らしかったです
- おもてなしもとてもよく、満足度の高い宿泊でした
八幡屋の魅力は、大型旅館でリーズナブルな宿泊ができるのに、お風呂が充実していて、温泉の泉質が良く、料理やサービスもしっかりとしている点でしょう。
まさにプロが選ぶ日本の旅館・ホテル100選の選出理由もそこにあると思われます。納得のいく素晴らしい宿泊でした。
実際に宿泊したときの様子は動画にもしていますので、見やすい方で御覧ください。
【福島県 母畑温泉♨️八幡屋】プロが選ぶ日本一の宿を詳細解説
本記事が、母畑温泉 萬国屋の情報を知りたい方や、これから行こうと検討している方々の参考になれば幸いです^^。ご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせからどうぞ!
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